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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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うちの小説ではデフォルトになりつつある
初期なのはさんは基本的によく転ぶ設定
イノセントなのはさんで無い限り









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  【SIDE NACHT】
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厄はひとつ 無事に祓った。
浄化された後に残ったエネルギー結晶体が本体のようだ。



ここで残念なお知らせなのだが
最後の一撃を放つ前に小動物がまた気絶してな。
着弾前に結界がなくなった。
で、その結果が目の前の惨状だ。



(なの)「あ、あの ごめんなさい・・・」
(ナハ)「それは私ではなくこの辺のご近所さんに言うのが適当だが
    生憎コネもなければ時間も悪い 行くぞ、なのは」
(なの)「えっ どこへ?」
(ナハ)「遠いところへ な。
    こんな場所にこんな時間 私たちがいたら何がおこると思う?」
(なの)「あっ!?」


分かったら走れ。 頼むから転ぶなよ。




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しばらく走って 適当な公園に逃げ込んだ。
とおりから見えずらいベンチに腰掛ける。
結局なのはは3度も転びおった。
どうなっておるのだ こいつの筋力
うちの主のほうが丈夫かもしれん。



(ナハ)「ほら 適当に見繕ったものだが 飲むがいい」
(なの)「あ、ありがとう ございます」


これが そう遠くない将来
私を超える魔導師になるというのだから驚きだ。
だが その一歩は確実に先ほど踏み出した。
首にかかるデバイスが 今後熱心に指導してくれるだろう。
スパルタというやつだ 初戦から実戦だったしな。




(??)「すみ、ません・・・」
(なの)「あ、起こしちゃった? ごめんね」
(ナハ)「ケガをしているようだな 痛むか?」
(??)「そちらは平気です。
    助けてくれたおかげで 残りの魔力を回復にまわせました」


包帯を巻いているが その下は綺麗な毛並みだ。
ふむ もふっていいいか?
だが断られた。



(??)「自己紹介がまだでしたね。
    僕はユーノ  ユーノ・スクライアです」
(なの)「ユーノ君かぁ。
    わたしは高町なのは みんなは『なのは』って呼ぶよ」
(ナハ)「『ナハト』で構わん。
    スクライアとは発掘集団のスクライア一族のことか」
(ユノ)「知ってるんですか!!」


あの一族の歴史はわりと古くからあるからな。
私も過去数回だが 一族の一端を見たことがある。
全てこの手で無に還してしまったが・・・





あらかたスクライア、いやユーノの経緯を聞き終えた。
結晶体【ジュエルシード】 あの災厄の名だが
私が感じたとおり 21個この街に落ちたらしい。
1つは自力でなんとかしたそうだが
あとはこれから探さねばならんということだ。


(なの)「ユーノ君が遠い世界から来たってのはわかったの。
    ところでナハトさんがユーノ君のこと知ってたのは
    ナハトさんも他の世界の人なんですか?」
(ユノ)「僕も気になってたんですが
    管理外世界にどうして管理世界の知識を持つ人が・・・
    それにあなたからも資質を感じます」
(なの)「そういえばユーノ君を助けに行くときも
    ししつがなんとかって言ってましたよね」
(ナハ)「あぁいや 私も話に聞いたことがあるだけでな。
    自分に魔法資質があるのは知ってるが 生憎使う機会がなくて
    自分でもどれだけの技量があるかは知らん。
    デバイスも持ってない」


ウソはいってないぞ 使う機会なんぞこちらに来て 全く無かったのだ。
自分にどれだけの技量があるかなんぞ 測ることも無かったし
私が私として認識してから その必要も無かった。
デバイスは まぁ私自身デバイスみたいなもんだったしな。



[??]「ナハト氏の魔力量は彼女よりもずっと多いです」
(ナハ)「うん? あぁデバイスか インテリジェントだったな」
[??]「I'm『レイジングハート』」

不屈の心か よい名だ。
確かに相当無理をしても平然としておったよ 以前のお前は。
あの収束砲撃は痛かった。



(なの)「ユーノ君はもうデバイス持ってないの?」
(ユノ)「さすがに・・・
    僕自身はデバイスもって無くても使える魔法ばかり使ってるし
    レイジングハートも 以前の発掘でお礼にもらったものなんだ。
    だからしばらく なのは、君が使ってあげて」
(なの)「そ、それじゃ お言葉に甘えて・・・
    そうだ ユーノ君今日からうち住まいね。
    家族の了解は取ってあるから 心配いらないの」
(ユノ)「えっ・・・  えぇっ!?」


ほう 良かったな 流浪の身にならなくて。
このニホンという国はな 籍を持たぬとなにかと不便だぞ。
なぜか籍がある私がいうのもなんだが。



(ナハ)「なのはよ その家族だが
    今頃心配してるのではないか?」
(なの)「あっ!? そうだった 何も言わないで出てきちゃったんだ」
(ナハ)「・・・やれやれ 先も考えないからだ。
    一緒に謝ってやるから できるだけ早く帰れ」


頼むから もう転ばないでくれよ。
自信が無ければ言え 背負ってやるから。
イヤならお嬢様だっこな。 はやてで慣れてる。 心配するな。



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  (あと)

なんかナハトさん 親切すぎる人っぽくなってきた
このパターンだとお願いを断れないorおせっかい属性がつきそうな・・・



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