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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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序章の話ですが 三角はともかく
五角形のカップなら実際に見たことがあります
受験シーズンに見かけることがあります












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  【SIDE NACHT】
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春とは


辞書では「四季のひとつ 夏の前」 だそうだ。

そのままじゃないか・・・




ヒトにとっての春とは
新しい事の始まり 新しい出会いを象徴するらしい。

そんな春を目前に控え この街に来て2ヶ月あまり
私、ナハトヴァールもまた 新しい生活に戸惑いつつも
一日一日を大事に過ごしていた。




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あれから分かった事を記そう。


ここは私が引導を渡された(あえて消されたとは言うまい)あの世界とは
全く別の 平行世界ということは確実だ。
あれから何度も確認したが 闇の書(あえて真名は言うまい)の中に
この世界にいるべき私と管制人格が存在していないらしい。

守護騎士、ヴォルケンリッター
あの娘らは存在しているが まだ起動していない。

即ち 初期起動はこれからであり
その主 なぜか私と血縁があるらしい八神はやては
まだ【魔法】に目覚めてはいない。
あえて私から触れて 自らの首を絞めることもないしな。

そのはやては 車椅子を愛用するいち少女、
ゆえに 学校とやらには通っていない。



血縁関係がある と言ったが
なぜかは知らん 私の戸籍はしっかり存在した。
苗字が八神なのはもうこの際どうでもいい 仕方ないとして。
名前が『名鳩』なのはどういう運命のいたずらなのか?
ヒトにつける名としてそれはアリなのか疑いたい。
それとも 私が歪んだ存在だからなのか。



そうそう 私の行くアテもなかったゆえ
私は結局はやての家にそのまま寝泊りする事になった。
曰く わたしがはやての家にいるのはごく普通のことらしい。
今までどんな生活をしていたのだ こちらの私・・・





引導を渡してきたほかの魔法少女はどうか?


高町なのは、と記憶する少女は この街に存在した。
こちらもやはり魔法には目覚めてはいない。

と、いうよりも同じ存在なのか疑いたいほどだ。
私と対峙した高町なのはは それはもう記憶に残るほど
保有魔力が高い 闇の書にとっては格好の餌だったはずだ。

この街の高町なのはには 保有魔力そのものが感じ取れない。
いや、目覚めてから伸びるというのは過去にも例がある
うちの夜天の主もその類なのだろうが
あれだけの保有量がこれから伸びると考えると末恐ろしい。

調査の際 尾行するのだが
全く気付く気配も無く 時折転ぶ。
相当運動オンチのようだ。
あるいはそれが 魔導運用間違いによる障害なのか?



もう一人 フェイト・テスタロッサに関しては
今のところ情報を得られていない。
この街に住んでいるわけではないのか はて?




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八神はやての朝は意外にも早い。
早くに起き 朝ごはんを作り 食べた後は図書館に行く。
それがいつものスケジュールである。

適当な時間に昼を取り 必要があれば買い物を済ませ
夕飯と風呂の後就寝。
稀に病院とやらに行く場合を除けばだいたいこの通り。

図書館とやらにある書の多くは私には不要なものなので
私は数日であらかた興味をそそるものを読みつくしてしまった。
その後、主が図書館にいる時間を諜報調査にあてていたわけだが。



(はや)「さすがに3月にもなるとだいぶ暖かくなってきたし
    きょうは晩ご飯なににしようかなぁ。
    なー ナハトはなにがええ?」
(ナハ)「何でも構わん。 たいがい美味い」
(はや)「評価してくれるのは嬉しいけど
    何でもいい言われると困るわー」


のほほんと話すはやてだが
この車椅子の娘がごく普通に買い物ができ
普通に接してくる人々のなんと素晴らしい事か・・・
いやいや、情が移ってはいけない。
いずれ私が全てを無にせねばならないかもしれないのだ。



・・・本当に そうなるのか?
私自身 疑問に思えてくる事が最近よくあるのだ。
本当にあの聖夜のような事が この街で起こるのか と。



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  (あと)


原作1ヶ月前です モノローグがわり 次回から本番
プチフラグはいつものこと

ナハトさんの表記が当たってるか不安ではありますが
とりあえずググール先生であさって見つけた『NACHTWAL』でいこうと思います
NACHT(夜)はともかく しかしなぜWAL(鯨)?
読みはちゃんとヴァールですけど
どちらにせよ戸籍名で名乗る事はたぶん今後ないと思いますが

原作の平行世界 ってのは今までの作品と同じ
なのセント世界ではありません フェイトはまだ居ません
いずれそっちの世界でも書いてみたいですけどね



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