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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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【不定期更新期間中】

なんだかんだで面倒を見てくれるナハトさん







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  【SIDE NACHT】
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なのはの家まで一緒に怒られにいってやった。
私も何故そこまでしてやったのか分からん なりゆきだ。
一応 青年程度の体型ゆえ 保護責任というやつだ。


だが 収穫はあった。
数少ないコネに『翠屋』が追加された。
はやてが食べたがってたシュークリームが手に入るではないか。
ん、いやいかんいかん 甘やかしては今後に障る。
摘むべき芽を育ててどうするというのだ。



いつの間にか手には化粧箱、
どうしてこうなった?




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翌日


はやてには 未明に少女が事件に巻き込まれてたのを
助けた礼の品と説明した。
間違ってはおるまい。


朝飯の後は図書館へ いつものスケジュールだ。
今頃 なのはは学校だ。 聖祥のタイムテーブルは調査済みだ。
それを知らんユーノが 授業中も構わず思念通話を飛ばす。
なのはの教育に悪いのではないか?
マルチタスクなんぞ造作も無い私は構わんが。




昨晩聞けなかった詳しい話が思念通話で流れる。
全街放送状態だったが 他に魔法使いなんぞいないだろうからお構いなしだ。


(なの)『だいたい話はわかったの』
(ナハ)『ぬ、なのは お前も思念通話できたのか』
(なの)『朝出るとき教わったの。 念話じゃなかったっけ?』
(ユノ)『ミッドではね そう解釈するナハトさんはもしかしてベルカ使い?』
(ナハ)『さあな 昨晩のとおり使う機会が無かったのでね』


別にミッド式が使えないわけではない。



(ナハ)『で、今後どうする気だ ユーノ』
(ユノ)『とりあえず傷がいえるまでは
    ご迷惑かけるけど高町家の好意に甘えようかと思ってるけど
    いえたらその後は・・・』
(なの)『ひとりでやるって言う気だったらお断りするの。
    わたしもお手伝いできるはずだよ 昨日みたいに』
(ナハ)『これ以上ご近所迷惑になるのも癪だしな』
(ユノ)『いやその あれはほんとゴメンナサイ・・・』



ユーノに気絶されたら街が壊れる。
それすなわち 我が家に影響が出かねんということだからな。
決してユーノやなのはの為に手を貸すわけではないぞ。
あくまで私自身の損失を減らすためだ。


(なの)『ナハトさんって優しいんですね』
(ナハ)『そ、そんなことはない 決してそうではないぞ』
(ユノ)『あの、ありがとう ございます・・・』


ええいもうなんとでも言え 私は知らん。
それからその口調をなんとかしろ 目上行儀なんぞ使うな。
まるで私が尊敬されているようではないか。
なのはもだぞ。  平時の口調のほうが おまえらしい。


(なの)『あ、それ私からもお願いなの。
    ユーノ君とは同い年だったよね。
    だから敬語なんていらないの』
(ユノ)『は、はい じゃなかった うん』



うむ 子供は素直なのが一番だ。




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昼も過ぎ うちの狸もとい子猫はやてはうたた寝してしまった。
家にほったらかしても問題ないので
私は私がほしかったものを買いに外に出る。

店の前はなのはの帰宅ルートにもなっている。
友人と別れてほどなくの位置だ。 調査済み。



(なの)「あっ・・・」
(ナハ)「やぁ」


待ち伏せてたわけじゃないぞ 時間が合っただけだ。


なのはは今日はそのまま家に戻るそうだ。
少しだが 魔法の練習をするらしい。
どれ 少しみてやろうか。 あくまで調査の一環だぞ。






その調査もできぬまま
なのははまた 実戦に身を投じなければならんのだがな。


身震いを感じる。 これは昨晩と同じ感じ。
また【厄】か やれやれ。


(なの)「これって!?」
(ユノ)『なのは、ジュエルシードだ』
(ナハ)「近いな あの階段の先か 何があるか知ってるか?」
(なの)「あそこは神社があるの。
    知り合いが巫女さんしてたんだけど 今は誰もいないはずだよ」
(ナハ)「ほう 魔法行使にはもってこいだな」
(なの)「うんっ」



なのはもやる気でけっこう。
では 昨晩に続き第二ラウンドといこうか。



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  (あと)


久遠はまた今度な


プチフラグ回
高町家と顔見知りになるのが今回の目的ですが
今回ナハトさんがひとつだけ見当違いをしてます




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