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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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【不定期更新期間中】

プチフラグ回
事情説明されて納得できるはやての器量はいつものこと








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  【SIDE NACHT】
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海と山に囲まれた街 海鳴、
そこに今 密かに危機が忍び寄ってる事を
知る人はほんの数名しかいない。



【厄】を祓うため 毎夜暗躍する私たち。
今夜 通産5つ目の厄が浄化された。

だが夜更かしは子供には良くない。
なのはの疲れが目に見えてきた。
今日も終わった後は私の背中の上だ。



(ナハ)「これは 長くは持たんな」
(ユノ)「ごめんなのは 僕がふがいないばかりに」
[レイ]「全くです」


このデバイスは容赦ない。
最初は警戒でもしていたのか 砕けた口調で会話に割り込んでくる。
これの人工知能は既に相当な経験を積んでるようだ。


それはさておき 問題はなのは。
やる気は強くても 元々貧弱な肉体にムチ打った結果がこれだからな。
一度リフレッシュしてやらなければならん。



(ナハ)「明日はオフにしないか?」
(ユノ)「回収は急務だけど 僕も賛成です」


あぁ バインド使ってでも休まないとな。








今夜も帰りは遅くなってしまった。
保護責任の意味で 高町家に送り返す。
私がつれて帰るせいか 両親はあまり心配していない。
いいのか? 愛娘が夜な夜な出歩いているのに。


(士郎)「そうそう 明日うちのサッカーチームが試合するんだが
    見にこないか?」
(ナハ)「主人、サッカーチーム持ってたのか」
(士郎)「知人が始めたチームの監督をしててね。
    うちのなのはや 友人たちも応援に来てくれるらしいんだが」
(ナハ)「ふむ うちにも近い年代の子がいる 相談してみよう」


近い年代の子こと はやてなら喜んで応援に来るだろうからな。
なのはのリフレッシュにもよかろう。




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神社で一戦まじえたあの日
はやてにしっかり見られた我々に 当然だが質問攻めを受けた。
話が長くなるからと なのはとユーノを我が家に招いてだ。

一方的マシンガントークに負けたユーノが
知る事全てを搾り出された。
はやても 魔法の存在を知ったわけだ。

ついでにはやてにも資質を感じ取ったユーノがクチをこぼしたせいで
今後の戦いに関わろうとしてきたが
そこは車椅子がいる身体でどうするのかと引き止めた
はやては残念がっていたが 今はまだこちら側に関わる身ではないからな。
いずれイヤというほど関わるから 今は我慢してくれ。

あぁ、聖夜の話やら 私の話やらは
なんとか回避したぞ。 私えらい。



そのまま友人関係を築いたはやてとなのは。
病院がある日を除いて なのはがヒマな昼間はよく会っている。
なのはは夜は厄払いと魔法練習で忙しいからな。








その魔法練習も 今日は完全カット。
一日休養日ということで 強制的にオフにした。
もちろんなのはは嫌がってた 魔法を扱うのが楽しいらしくてな。
だが身体のことも考えろよ 若いときに無理すると 後が大変だぞ。



(なの)「あ、ふたりとも こっちこっち」


サッカーの試合があるという河川敷には
なのはのほか 友人らしき2名が既に場所を確保していた。
相手の応援もちらほら見える。


(??)「なのはの言ってた新しい友達?」
(??)「あっ、あの子 図書館で見たことあるかも」
(はや)「そういや見たことあるかもしれへんな
    八神はやてです よろしゅう」
(ナハ)「・・・ナハトだ」


同世代の女子が集まると会話が弾むのは
どの年代でもだいたい同じでな。
はやてもすぐ打ち解けて なのよりだ。


この二人は月村すずか、アリサ・バニングス
二人とも名のある名家のご令嬢。
なのはの時に一緒に調査済みだ。 だから私は知ってる。
名乗ってきたから 今後は隠さんでもいいが。



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サッカーの試合は割愛させてもらおう。
翠屋の主人のチームが勝ったらしい。

新しい友人と楽しい時間を過ごしたとだけ記させてもらう。
もとより ルールが分からんし あまり興味はないからな。
主人のチームにエールをおくってはおいたが。



で、翠屋は勝利の祝杯で一杯でな。
元々そう大きい店ではないゆえ 我々応援組みも入れないほど。
貸切というやつだ。 我々は外のテラスの一角を借りている。

会話の中で ユーノが変わった『ふぇれっと』?だかいう話になったが
ま、変わってるだろうよ なにせこの世のものではないのだ。
そういえばあいつ 魔導師のはずだが ずっとあの姿だな。
以前、聖夜に見た姿は人間だった気がするのだが 気のせいか?








このご令嬢たちは この後用事があるようで
チームの祝賀解散とともに 適当な時間で我々と別れた。
次の週末、『お茶会』とやらに誘われた。
はやては喜んでいたが 確か月村財閥の屋敷は小丘の上だぞ。
車椅子を押す身にもなってほしい。

ん、今一瞬【厄】の気配を感じたが
気のせいか? なのはもユーノも何も言わなかったし。




そのなのはたちは特にやることが無い。
しかしオフと決めた以上 魔法練習なんぞさせん。
ここはひとつ 高町家にお邪魔することになった。


(ナハ)「なのはよ」
(なの)「えっ?」
(ナハ)「少し休め お前、朝から眠気を堪えていただろう」
(なの)「うにゃ!?」


図星か。


(はや)「なんやまた昨日もオシゴトしとったんかいな」
(ユノ)「言ってくれればよかったのに。
    いいんだよなのは 今はお風呂の士郎さん以外 みんなも居ないし」
(なの)「そ、そんなことないよ。
    それにはやてちゃんたちがせっかく来てくれたのに・・・」
(はや)「そんなんまた今度ゆっくりお話できるよ。
    でも無理してまでオモテナシはアカンと わたしは思うけどなー」
(ナハ)「我慢はよくないといつも言ってるだろう。
    イヤなら私がお姫様ダッコしてでも寝かせるぞ 部屋は何処だ?」
(なの)「あーその ひとりでいける いけるよぉ・・・」


というわけだ 我々も早々に帰ろうか。
さて 結局さっきの気配は気のせいだったか。
話題にも上らなかったし。




そう思ってた頃が数十分前にあったわけだ。
今は後悔してる。




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  (あと)


相変わらず終始ナハトさんモノローグ
今回の目的はお嬢様ズと引き合わせること


なのはさんがわりといじりやすいキャラだって気付いた



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