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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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用意してあるストックから更新してるんですが
あらためて見るといろんな影響を受けてますね
今回は文章に僅かにGuP・WoTの影が・・・




身も心も協調しようとした結果がこれだよ









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   【SIDEOUT】
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時の庭園
プレシア・テスタロッサ女史が居を構える移動要塞


アースラスタッフは アースラ本艦への攻撃の罪で
プレシア女史を逮捕 そのままジュエルシードの件も追及する方針だった。
が、執行前に事態は動く


女史の娘 現在アースラで保護中のはずのフェイト・テスタロッサと
協力者であるはずの高町なのは達 総勢5名が
局員の突入前に 庭園に入っていったのである。
指揮を務めるクロノ執務官は焦ったが
当の5人は静止も無視して進んでいく。






(なの)「また出たよ 前方2機」
(フェ)「後方にも1機 こっちは任せて」
(アル)「足止めは任せな おもいっきりやっちゃえ」
(なの)「それじゃおもいっきりやっちゃうの」


5人はフェイトの自宅で フェイトが見たことのない魔導機械に行く手を阻まれていた。
ユーノとアルフで拘束し なのはの砲撃やフェイト・レヴィの斬撃で叩いて進んでゆく。
少し進むと また邪魔者が出てくる その繰り返し。


(ユノ)「さすが名だたる女史 自宅の警備も凄いや」
(フェ)「ううん わたしはこんなもの知らない。
    管理局が来るのを予期して作っておいたのかな?」
(レビ)「それでも 会いに行くんでしょ?」
(フェ)「うん そのために来たんだもの」
(アル)「フェイトの為なら あたしはどこにだって行くよ」
(フェ)「ありがとうアルフ。 なのは、次の階段を下りて」
(なの)「了解なの」




魔導師としては磨きかけの原石である彼女たちだけで進めるのには理由があった。


5人は知らない
魔導機械は研究所に向かう通路にだけ 道を塞ぐように置かれていることを。


5人は知らない
進んできた道に 大量の魔導機械が配置しなおされ
後続の局員たちの足を阻んでいることを。


5人は知らない
彼女たちが対峙しているものが 彼女たちにとって脅威となるほど
攻撃力を持ったものではないものだけであったことを。


5人は知らない
それが フェイトに対するプレシア女史の内心を示していたことを。
フェイトに会いに来て欲しくない 彼女の真意を。
それが 憎悪からきているものではないことを。


5人は知らない
彼女たちが近づいてくるほど プレシア女史の心は焦っていたことを。




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   【SIDE LEVI】
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へいとのおうちのはずなのに
おうちの警備システムに追われてるへいと。
でも ボクらはそれを押しのけて進んでいく。




やがて地面に穴が開いている通路が見えた。
この穴には落ちちゃいけない。


虚数空間 っていうんだって。
この中では魔法は一切使えない。
飛ぶこともできず ずっと落ちていくだけ。
なにそれこわい。


先に進むにつれて 穴が大きくなってる気がするけど
大丈夫かなぁ?








やがて 大きな扉が見えてきた。


(フェ)「あの扉から先が 母さんの研究区画
    母さんも お姉ちゃんも あの先にいる」
(アル)「あたしはあのクソババァには会いたくないんだけど
    これもフェイトのため」
(ユノ)「!? ちょっと待って 扉の前に何かいる」


通路の影から のそっと出てきたこれまでより大きい魔導機械。
扉より大きな体が道を塞いでる。
ここまでのがザコだったら あれは中ボスかな?
大ボスはへいとのおかあさんね。


(なの)「マトが大きいって事は当たりやすいってことなの。
    一気に倒すよ  ディバインバスター!!」
(フェ)「ここでとまるわけにはいかないんだ。
    ごめんね  サンダーレイジ!!」


ダブル攻撃がマトを襲う。
だけど あれ、効いてない!?


(ユノ)「そうか アイツ 対電処理されてるんだ。
    電気系の攻撃が全部無効化されてるよ」
(アル)「それに大きくて丸い装甲 射砲撃は反らされる。
    なのはの砲撃だけじゃ抜けそうに無い。
    防御術式だったらあたしがなんとかできるのに・・・」
(なの)「そんなぁ どうしよう」
(フェ)「圧倒的に攻撃力が足りない・・・
    そうだ レヴィのそれ わたしにもできないの?
    今のバルディッシュは レヴィのデバイスと同じ構造なんだよね?」


そんなボクは最終決戦用の【ソード・ブレイバーフォーム】。
力でねじ伏せるボクに相応しい大剣。



(レビ)「無理 今のへいとの魔力だけじゃこれは起動できない」
(フェ)「わたしの魔力だけ?」
(レビ)「心配しなくてもそのうちできるようになるよ。
    でも今は無理」


バルディッシュには これに対応する【ザンバーフォーム】は実装していない。
あれはカートリッジの補助が無いと 今のへいとじゃ魔力不足なんだ。
ボクのこれは ボクのパワーで無理やり形成してる。
へいとにはスピードはあるけど ボクほどパワーは無いからね。


(フェ)「それじゃ あれはどうすることもできないのかな?
    もう目的地は目のまえなのに」
(なの)「他のルートはないの?」
(フェ)「あの扉が唯一の入り口なんだ」


でっかいマトをなんとかしないと先には進めない。
でもボクらの攻撃は通じない。
電気がダメだったらボクの攻撃も無効化されちゃうだろうし。




あ、でも 電気が かぁ・・・




(レビ)「ユーノ、アイツ電気はダメなんだよね」
(ユノ)「うん プレシアさんが対自分に作るとは思えないから
    あれはきっと対フェイトの切り札なんじゃないかな。
    すごく厳重に対電コーティングされてるみたいなんだ」
(レビ)「それじゃさ 他の属性は?
    たとえば 熱とか」
(ユノ)「あの手のコーティングは熱には弱いと思うよ。
    コーティングさえ剥がせば打撃か斬撃は通ると思うけど・・・
    そんな属性攻撃 僕もなのはも持ってないよ」




あるんだよ 炎熱属性の攻撃



(レビ)「ボクに試したいヤツがあるんだ。
    なのはとへいとは 追撃の用意をしておいて」
(なの)「よく分からないけど分かった 最高のイッパツを用意するの」
(フェ)「レヴィ、なにを・・・」
(なの)「大丈夫、レヴィちゃんは絶対約束守るの。
     だからフェイトちゃん 言うとおりにしよう」
(フェ)「・・・分かった そういうことなら
    なのは手伝って 考えがある」




【ルシフェリオン】リンク開始  シュテルん、力を貸りるね。
バルニフィカスに流れる魔力が 蒼から赤に変わっていく。
刀に電撃を載せる要領で魔力を流していく。
バルニフィカスの刀身に いつものプラズマと一緒に 熱いものが流れるのが分かる。




(レビ)「ジャマするヤツに地獄の一撃!!
    喰らって燃え尽きろ 『炎獄極光斬』



ブレイバーが中ボスの脳天ド真ん中を襲う。
当たった場所から業火が広がり 中ボスが燃え上がった。
やっぱり こいつ熱に弱いんだ。
燃えた場所は電気も通る。 一緒に乗せてた電撃が内部に回って
中ボスの駆動回路をも焼いていく。

すぐにボクは横に反れる。
これで後ろの二人の射線をあけるんだ。



(なの)「準備完了 追撃いきまーす」
(フェ)「二人で同時攻撃 今ならできるはず いくよ」


『ライトニング スマッシャー』『ディバイン スパーク』



おぉぅ何ソレ 合体攻撃?
ボク聞いてないよ。 ボクも混ぜてよ。
って そんな場合じゃないか。

合体攻撃が中ボスに当たって
大きな風穴が開いた中ボスが前に倒れた。
ちょっと涼しくなったね。



(フェ)「や、やった 思いつきだったけど できた」
(なの)「トーゼンなの わたしとフェイトちゃんの仲だもの」


さ、やっと入り口が通れるよ。
はやく行って 終わらせようよ。
うるさいクロノが来る前にさ。




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   (あと)

出すしかなくなった レヴィの秘密公開
これでなのはさん達にも説明せねばならなくなった
折れる気がしない不屈のオハナシフラグ

レヴィが使用した技はオリジナルですが
なのフェの魔法はなのセントの引用
それぞれ 相方と組み合わせると得られる色違いユニゾンのもの
打つ前に射砲撃は通らなくても電撃は通るようになってますし
それだったらフェイトも ということになった次第



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