小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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毎度見ていただきありがとうございます
8月はおなじみのお盆が絡みます
盆正月がピークの職業柄 8月は不定期更新とさせていただきます
間隔空いたり連投したりになると思いますが ご了承ください
レヴィ、大いなる決断のお話
アリサはアルフ手に入れたらそう簡単に手放そうとしないと思うんだ
8月はおなじみのお盆が絡みます
盆正月がピークの職業柄 8月は不定期更新とさせていただきます
間隔空いたり連投したりになると思いますが ご了承ください
レヴィ、大いなる決断のお話
アリサはアルフ手に入れたらそう簡単に手放そうとしないと思うんだ
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『ジュエルシード』捜索任務中間報告 および
管理局巡航艦『アースラ』に対する魔法攻撃の中間捜査報告
現在アースラが追っている事件の
実行犯として捜索していた二人が 傷だらけで保護されるという
想定外の事態に アースラクルーは翻弄されていた。
黒衣の魔導師 フェイト・テスタロッサは意識不明。
傷が元と思われ 回復を待って事情聴取する方針。
当事件の黒幕が割れており 彼女は命を受けていただけと思われるが
どうして傷だらけで放置されていたのか。
その使い魔 アルフ
同じく傷を負っているものの意識は回復 現在現地住民宅で保護。
管理局側に協力を申し出ており 捜査進展の要。
黒幕 プレシア・テスタロッサ
現在地・当件の目的ともに不明。
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【SIDE LEVI】
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へいとが目を覚ますのに1,2日はかかる
アースラのお医者さんは そう言ってた。
アリサの家で療養中(犬好きのアリサが離してくれない)のアルフの話だと
ジュエルシードが全部封印された報告に行って
その場でプレシアに アリシアの件を聞きだそうとしたんだ。
あの日記に書かれてることは 日記以外に証明できてないから。
論より証拠ってやつだね。
うん そう。
【アリシア】見せてもらったらしい。
よくわかんない入れ物に入って ぷかぷかしてたらしい。
へいとは 呆然としてたって。
あとは『知られたからには云々』ってやつ?
プレシアは へいとを切り捨てたんだ。
プレシアにぼこぼこにされて アルフがそれを庇って一緒にぼこぼこにされて
隙を見て脱出したんだって。
(クロ)「フェイトはこれで名実共に被害者ということになるな」
(アル)『当たり前だよ フェイトは、フェイトは悪くない。
悪いのは全部あのクソババァさ』
(クロ)「だからといって報復なんかに走るなよ。
プレシア女史には 法による裁きを受けてもらう。
君のおかげで本拠地の場所は分かった 感謝する」
通信越しにアルフと話すクロノ。
プレシアの逮捕準備に時間がかかってるのは
現行犯じゃない以上 めんどうな手続きが必要だからだって。
アースラ襲撃で逮捕状が出るのは間違いないらしいけど
もうちょっと早くならないのかなぁ?
(レビ)「ねぇクロノー へいと、大丈夫なの?」
(クロ)「身の安全は保障する。
外傷も治癒が始まってるそうだ。
ただ精神的な部分は時間をかけて
ゆっくり治していかなきゃならないだろうな」
(レビ)「そっか」
ボクができることはないのかな。
へいと ずっとお母さんを頼りにしてたみたいだし
”お姉さん” の存在を知っても それは変わらなかったのに・・・
(クロ)「あと問題なのは デバイスとジャケットだ」
(レビ)「へいとのデバイス? バルディッシュだったよね」
(クロ)「あぁ プレシアの攻撃から主を守るべく働いたようなんだが
相手はSランク魔導師だ それに構造が元々守備面で疎い。
君も同型のデバイスを持っていれば分かるだろう。
それが祟って こちらで預かる時には大破状態だった。
ジャケットにいたっては目のやりどころに困るくらいに」
(レビ)「修理は? アースラにだって メンテできる人はいるんでしょ」
(クロ)「通常のデバイスならな。
あの機体はワンオーナーのオリジナルインテリジェントデバイスだ。
フェイトにあわせて設計されてるらしくて構造も特殊
うちの技術スタッフでも修理に手間取ってる。
本局に応援を頼んでも かなりの時間がかかるだろう」
・・・あるじゃないか ボクにできること。
本当はそうしないほうがボクにはいいんだけど
他ならぬ へいとのため。 うん、そうだ。
そっちのほうがカッコイイ。
(レビ)「クロノ」
(クロ)「今度はなん・・・ おい、これ!!」
うん バルニフィカス。
元々バルディッシュから複製されてるから 基礎フレームの設計は同じだよ。
あちこち機能追加してたり 軽量化改造してたり
ちょっとばかり未来の装備もついてるけどさ。
(レビ)「これで構造と設計 わかるでしょ。
バルディッシュ治してあげて」
(クロ)「・・・いいのか?」
(レビ)「クロノがボクのこと調べてるくらい気づいてたさ。
だから そのへんはあまりつっこまないでくれると
ボクとしては嬉しいかなーって」
言ったものの たぶん無理だ。
クロノは【執務官】のお仕事をする。 そういう人だ。
分かることは全部調べようとするはず。
だから ボクの秘密なんてすぐ見つけちゃう。
それでもさ ボクはへいとに笑ってほしいから。
へいとの苦労に比べたら ボクの秘密なんてなんてことはないよ。
どうせ いつかはバレちゃうんだしさ。
(クロ)「・・・分かった 得た情報は僕のほうで厳重管理する。
修理に携わるスタッフにも徹底しよう。 それでいいか?」
(レビ)「うん だから早く ボクの気が変わらないうちに」
(クロ)「あぁ 預からせてもらう。
プレシアの逮捕執行までには返そう」
ごめん、王様 シュテルん。
でも ボクは後悔しないよ。
やりたいことをしたんだ 後悔しなくても いいよね。
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(あと)
自らを犠牲にしても 大切な人は助けたい
アルフとレヴィ バルディッシュも似たもの同士
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