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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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連投その2
1期最終話になります
ので、EXがさらに続きます




全部終わって 事後処理のお話
いいえ まだまだ 終わらせないよ?










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   【SIDE LEVI】
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おかーさん もとい プレシアを助けることは
ボクも手を尽くしたけれど ダメだった。
最後には自ら振り切り 虚数空間に落ちていった。
助けられたと思ったのに・・・




その おかーさんがボクに託したアリシア。
暴れたら危険なことを知ってくれて おとなしくしてくれてる。

そのかわり 質問のマシンガンがボクを襲う。
どうして私と同じ顔なのーとか
ママはどこいっちゃったのーとか (※母の最期をアリシアは見てない)

アリシアは いちおうボクやへいとのおねーちゃん的存在なんだけど
本人は5歳のまんまなんだなーとよくわかった。
だからボクはできるだけ わかりやすく 悲しくならないように答えた。
自分がおねーちゃんだと知ってハグしてきたときは
もうボク おねーちゃんっ子でもいいかなーとか一瞬・・・

いけないいけない 一応ボクのほうが体は大きいんだよ。
それにせけんではそーいうの『しすこん』っていうんだよ ボク知ってるぞ。


・・・それでもいっかなー うん。



(レビ)「あ、あの さ・・・」
(アシ)「なーに?」
(レビ)「『おねーちゃん』って よんでいい?」
(アシ)「お姉ちゃん・・・  うん、いいよ。
    私がお姉ちゃん 欲しかった妹できた」


そっか 妹欲しがってたんだ。
もうひとり居るって知ったら 喜ぶかな?












途中から引っ張り上げる速度が上がった。
たぶん アースラの人たちが着いたんだろう。
局のお兄さんたちなら ボクら二人引き上げるのに苦労はしないもんね。




うん 分かってた。
ボクがおねーちゃん(しかも生存)を抱えてるのを見たら
びっくりするよね そりゃ。
今まで死んでる扱いだったもんね。

ただ、いちばんびっくりしてるのがナノハなのはどうしてさ?
なんでそこで 「レヴィちゃんが分裂したの!?」 って発想になるの。
どこのゲル状生物さ。 ゲームのやりすぎだよ。



(フェ)「・・・アリシア」
(アシ)「はい 初めまして アリシアです。
    お姉ちゃんって呼んでもいいよ」
(フェ)「お姉ちゃん」


あ、同時にハグした。
姉妹って似てるんだなぁやっぱ。
ボク? ボクはほら いろいろ不純物混じってるからさ。
どっちかというと シュテルんや王様のほうが姉妹って感じかなぁ。
・・・羨ましくなんかないぞ ほんとだぞ。


でもアリシアはおねーちゃんだよ。
あれ、だったらもしかして へいともおねーちゃんになるのかな?


(レビ)「ねーねーへいとー」
(フェ)「え、何?」
(レビ)「へいとも おねーちゃんて呼んだほうがいい?」


あ、へいとが顔が真っ赤にしてて倒れちゃった。




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(クロ)「ま、とにかく状況は分かった」


アースラに戻ってきたボクたち。
今回はおかーさんが虚数空間に投げ身しちゃったから
予定通り おかーさんが罪全部かぶるんだって。


(なの)「どうなっちゃうの?」
(クロ)「フェイトに関しては予定通り 罪には問われないさ。
    実行犯ではあるから裁判の証言台には何度か立ってもらうけど
    これまでの捜査と物証で無罪は間違いない。
    問題は あっちだな」



アリシアおねーちゃんは ずっと前の事故で死んだことになってる。
おかーさんも含めて 誰も本当に死んだか確認してなかったわけだけど
事故の規模がニュースになるくらいすごく大きかったのと
猫のリニスさんが死んじゃってたことでそうなったらしい。
使い魔って死ぬ前か 死んだ直後じゃないと作れないんだって。


だから へいと(おねーちゃんっていうと倒れるから今までどおり)と戯れる
あのアリシアおねーちゃんは 扱いが難しいんだって。

たとえばおかーさんが死んだように見せかけてずっと隠してたんだったら?
実は生きてたんだったら体は成長するだろうから
今のおねーちゃんの5歳児ぼでぃの説明がつかない。
おかーさんどうやって維持してたんだろう? 答えは虚数空間の中。

たとえばおねーちゃんも実はへいとみたいに後から作られた存在だったら?
おねーちゃんの ”でぃえぬえー” には人工的に弄られた跡がないんだって。
それに記憶が鮮明すぎて説明がつかない。
へいとだって昔の記憶は曖昧なんだよ。




(クロ)「結局『プレシアの願いをジュエルシードが正しく叶えた』というのが
    空想でしかないが一番現実的なんだろうな」
(ユノ)「ジュエルシードには 実際にはそんなに便利なものじゃないんだけど」
(クロ)「仕方ないだろう 他に説明しようが無いんだ。
    調べようにも 大半が虚数空間に飲まれてしまったし」


時の庭園は あのあと急速に広がった虚数空間に
ほとんどが吸い込まれちゃったんだよね。
研究所と そこにあったはずの資料もろとも。
ジュエルシードで無理に呼び寄せたのが原因じゃないかって。

ジュエルシード自体は回収できたらしいんだけど
へいととおねーちゃんは 帰る家を無くしちゃった状態で・・・



(クロ)「事後処理が終わるまではアースラで保護もできる。
    その後は追々考えることにするさ。
    本局の被害者向けプログラムもあるし 大丈夫だろう。
    いずれにしても報告や裁判のために 本局に向かわなきゃいけないし」


事後処理が終わったら アースラは地球を離れる。
保護扱いのへいとやアルフ、おねーちゃんも一緒に。
しばらく 離れ離れになっちゃうんだよね。


(なの)「大丈夫だよね 裁判終わったら会いにきてもいいって
    リンディさんも言ってたし」
(ユノ)「ごめんなのは 僕も一緒にいいかな。
    ジュエルシードを 今度こそちゃんと安全な場所に送りたいんだ」
(レビ)「ユーノも? せっかく友達になったのに・・・」
(ユノ)「だ、大丈夫 僕は終わったらこっちに帰ってくるから。
    なのはとレヴィには もっといろいろ教えてあげたいし」
(クロ)「できればユーノにも 2,3証言をお願いしたいところだが・・・
    あ、そうそうレヴィ」
(レビ)「うん?」





今回の件とは別に
  君にはいろいろ聴きたいことがあるから 覚悟しておいてくれよ





執務官の目で睨むクロノに
このときボクは 初めて恐怖を覚えた。




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  (あと)


レヴィの「おねーちゃん」は
ヴィヴィオのママ的なそんな意味合いです きっと

最後のリボン交換イベントは今回やりません
今回フェイトが犯罪者ではなく要保護の被害者扱いで
会いたいときにいつでも会える身分(保護官つきorなのはが局に赴けば)ですので
やる意味がないと判断しました
裁判短そうだし

そして最終回でもフラグは立つ
とはいえ今回は必然ですね そうなること前提の行動ですし



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