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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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同日ですが投稿時間は20時間くらいズレてます
これは連投と言うべきか?
投稿時間が出ないので見た目は連投ですが











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   【SIDE LEVI】
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迷子のボクと動けない少女の出会いは
偶然   そう、ほんの偶然だった。
きっと目に見えない力が働いたとかいうことはないはずだ。




(??)「すんません 送ってもらっちゃって。
     あの、重うないですか?」
(レビ)「大丈夫 ボク最強だから」
(??)「そ、そうですか・・・」


背中に女の子 右手に壊れた車椅子
左手に女の子の買い物をもってボクは飛ぶ。
出会ったところがいいいカンジに人目も無かったし
タイヤが曲がった車椅子を押していくよりは
こっちのほうがラクだったんだよね。



あ、うん この子には ”魔法” のことは話したんだ。
よく見るテレビでカッコイイ自己紹介の仕方があってさ クセで

「ボク? レヴィ・ラッセル 魔導師さ♪」

って言っちゃったんだ てへぺろ☆
どうせこの子には遠からず踏み込む世界のはずだから いいよね。







ビルの合間を見つかりにくいコースで飛んで
住宅地の屋根を駆けていく。
ナノハもだけど ボクも飛ぶの大好きだ。
すごく自由って気がしない? するよね? するね。 よし、今決めた。





道(?)案内のとおり とあるおうちの前に舞い降りる。
ここが海鳴に飛ばされてきたあの日
探しても見つからなかった秘境【八神家】
年末に起こるはずの事件の発端が これから起こるはずの場所。


(??)「すんませんえらい助かりました。
     お礼といってはなんですが お茶でもどうですか?」
(レビ)「あ、うん でも家のみんなに何も言わずに出てきたし」
(??)「電話でよければウチのを使えば・・・」
(レビ)「だがしかし (ナノハの)電話番号が分からない!!
     うぅっ 今の時間はみんなお仕事してるだろうしなぁ・・・」
(??)「思ったんやけど レヴィちゃんの魔法には
    テレパシーとかそういうのはないん?」
(レビ)「・・・ あぁ~」


その発想はあった。
というかなんで気づかなかったんだボク







塾帰りのナノハに念話で怒られながら了解をもらって
秘境八神家の探索に入ったボク。


(??)「そういえばわたしのほうの自己紹介はまだやったな。
     八神はやていいます」
(レビ)「ハヤテ・・・  あぁそんな名前だったっけ」
(はや)「そんな名前って・・・  まぁええわ。
     こんな足やから他人と接するの馴れてへんのやけど よろしゅうな」
(レビ)「足? あぁ 闇の書の影響出てるんだ。
     生まれてずっとだっけ?」
(はや)「さっきからなんで知ってるんか気になることが多いんけど・・・
     あと闇の書って何なん?」



ヤッチマッタ(2回目のテヘペロ☆




もうそこまで言っちゃったら自重しなくてもいいよね。
ハヤテのうちに ハヤテが生まれた頃からある古い魔導書、
ハヤテが見せてくれた本は まだ鎖が巻かれたままの起動していない姿。




(はや)「これが魔法の本かぁ 
     鎖巻きやし えらいけったいな本やとは思うとったけど」
(レビ)「ボク自身その本から出てきたんだよ」
(はや)「そうなん? 召還の書なんやろか」
(レビ)「ううん違う 元々は本に搭載されたプログラム 今は違うけど。
     ボクのほかにまだ何人もいて 時期が来ればボクみたいに実体を得る」
(はや)「プログラムって なんやパソコンみたいやな。
     えらい科学的なんやな魔法って。
     さっき実際空飛んだし否定はせぇへんけど
     もっと不思議な力でドーンとかパーンとかするもんやないん」
(レビ)「フィクションとは違うのだよ フィクションとは」



そのうち出てくる守護騎士は ハヤテのいい家族になってくれるはずだ。
見たところひとり暮らししてるみたいだけど
今はきっと寂しいだろうし 喜んでくれるんじゃないかな。

今はひとり か・・・   ボクみたいだ。
王様やシュテルんは居ない。
ナノハや高町のみんながいるけど それでもボクはひとりだ」



(はや)「ひとりやないで」
(レビ)「あれ、もしかして言葉に出てた?
     でもボクは・・・」
(はや)「レヴィちゃん自分で言うとったやん
     自分もコレから出てきたって。
     せやたら他のコも ここにおるんちゃう?
     ほれ確かめてみぃ」


半ば無理やり渡された闇の書。
これが ボクの生まれ故郷(?)かぁ
書が無くなってからマテリアルが起動したから 実物は初めて触る。

物理封印された鎖越しだけど 中が見れないこともなかった。
さっそく書のシステム内を検索してみる。
最低限のシステムしか動いてない。 管制人格すら起きてない。
防衛プログラムが一瞬反応したけど 何事もなく通過できた。



(はや)「どや?」
(レビ)「・・・いる すっごく奥のほうだけど【理】も【王】も存在してる
     そっか 二人ともちゃんといたんだ」
(はや)「よかったやん ひとりやないで。
     あーでも わたしもそのうちひとりやなくなるんか 楽しみやわ」


【こっち】の【力】もいたけど 気にしちゃいけないよね?
まだこのときはヒトの姿すらしてないし。
とにかく ボクもひとりじゃないことは分かった。
すっごく ほっとした。



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  (あと)

超科学的原理で成り立ってるこの世界の魔法ですが
ドーンパーンパーン くらいはいうかもしれないですね
主になのはさんとか

わりと急すぎる気がしないでもない展開速度
後先考えないのが彼女らしいと思って 後悔はしてない
そしてまたフラグが・・・

実家だけに防衛システムには引っかからないらしい



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