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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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月が変わる直前に間期ラスト 次回から2期入ります
この調子だと終わるが次の盆になりそうです
何かしらの対策考えておきます
とりあえず10月はうp間隔を縮めます



説明・調整回
雪が降る前に 宵が舞い降りる










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  【SIDE LEVI】
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11月末 すっかり寒くなったけど
いつも元気なボクには寒さなんて関係ないのだ。
蒼い子は風ひかないんだって 誰かが言ってた。



(はや)「ええなぁレヴィちゃんは元気で」


翠屋にきたハヤテは元気なさそうだ。
というのも 最近みんな揃って家にいることが少なくなったから。


戦うことのない騎士のみんなは 自分たちの世界を見つけ出し
八神家から留守になりがちになっていた。
それはそれでいいことなんだけど
ハヤテとしては みんな一緒にいる時間がいちばん楽しいらしくて・・・



(はや)「いやまぁ わたしはもともと一人暮らしやったし
    こうやって友達に会える楽しみもできたから
    前よりはぜんぜん良くなってはいるんやけどな」
(レビ)「ハヤテがそう思うならいいんだけど
    みんなに相談すれば喜んで一緒にいてくれると思うよ?」
(はや)「せやけど今の生活に不満があるわけでもないし
    みんなの【日常】を変えてしまったのも わたしやしなぁ」




守護騎士とは 文字通り主を護るべく
時に最前線で戦い 時に敵を迎撃するためのもの。
4人は今まで 戦いがすべてだった。

ハヤテは騎士から『戦うこと』を奪ったと思ってるんだ。



(レビ)「傷ついて、傷つけられる世界が全部じゃないって
    ハヤテは教えてくれた  ってみんなは思ってると思うなぁボクは」
(はや)「そうだとええんやけど。
    ・・・をっ、これウマイな メニューにないけど新製品?」
(レビ)「ボクの創作ケーキ
(はや)「なん・・・ やと・・・」


王様のメモに 翠屋エッセンスを加えた自信作なのだ。
ボクだって数ヶ月なにもしなかったわけじゃない。
せっかく有名喫茶店の主が同じ屋根の下にいるんだもん
活用しなきゃもったいないじゃん?


(はや)「これは プロの域やで・・・
    わたしも料理好きやけど これほどの味は出せへん」
(レビ)「ホント? やったー。
    これ来週プレゼントにするんだ」
(はや)「待て、わたしは毒見か?
    せやけどええもん頂いたわ ごちそうさま」




来週 おねーちゃんとへいとが海鳴に帰ってくる。
アースラが整備休みなんだって ちょうどいいからって
クロノやリンディさんの提案で 2,3日こっちにも来てくれるんだよ。
みんなの都合がいい日にお茶会するんだ。 そこでお披露目するの。



(はや)「今度はヴィータもハラ壊さんように見張っとくからな。
    まぁ冬やし 大丈夫だと思うけど」
(レビ)「あれ、ハヤテは来ないの?」
(はや)「残念 その日は病院。 ちょう長い検査があるねん。
    最近調子がいつになく悪うてな・・・」


足が動かないのは生まれつきだけど
麻痺の場所が広がってるんだって。
だいたいこのあたりって指すのは 確かに前は大丈夫だったところ。
こんなに急に進行するのは初めてなんだとか。


どれどれ とボクが触ってみる。
触って分かることじゃないけど ただの興味だ。
ううん ただの興味だった。




麻痺してるらしい場所に
不自然に圧縮した魔力が渦巻いてるのが分かった。
そしてその理由も 久しぶりに【記録】が教えてくれた。


"侵食" "未熟な資質" そして "防御プログラム"
そこから導き出された "蒐集" と、その "結果"


理解した。
ハヤテの足が動かない理由。
麻痺が進行してる理由。
ついでに 最近騎士が不在がちな理由。
でもこれは 今ハヤテには話せない。
シグりんたちが秘密にしてるのを やすやすとは話せない。

【闇の書事件】の公式記録は【向こう】のへいとは知ってるし
だからバルニフィカスにも記録がある。
クロノは知ってるはずだ。 だから【先手】を打った。
もしかして それを見越しての海鳴訪問だったんだろうか?





ズキッ



また 胸に違和感を感じた。






(はや)「ちゅわけでわたしの分もフェイトちゃんたちにヨロシクな」
(レビ)「あ、うん・・・」
(はや)「なんや急に元気なくなったけど大丈夫か?」
(レビ)「たぶん 大丈夫」


問題だと思うんだ・・・




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  (あと)


最近イーノックネタ聞きませんね 時代遅れなのか?

おそらく今作最後の近状説明回
2期に入れば現在進行形まっしぐらですからですからね
創作ケーキには特に意味はありません
お茶会シーンを本編でやる予定もありません
会話にはやての足の状況を絡めたかった




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