迷子の蒼猫 11章-４

リリカルなのは10周年おめでとうございます
気付けばガチでStSできるくらい年月経ったんですね
しかもVividアニメ化ですって　４期正式受注とは
まだまだ衰えを感じませんな


情報処理回
逆輸入って便利ですね

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　　【SIDE LEVI】
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守護騎士は　やっぱり動いていた



ハヤテの足の麻痺は上に進行してた。
あれを放置していれば　遅からず内臓にも届く。
そうなればハヤテの命はない。　死のカウントダウンは始まってたんだ。


同時期に外出が増えた騎士の行き先は　言うまでもない。
闇の【記録】でも　【向こう】のへいとの【記憶】でも
この時期に海鳴で行動を起こすとなっていた。
ナノハが被害にあって　へいとが関与したことで　管理局の捜査が本格的に始まり
正式に【闇の書事件】となった。　　と、【向こう】ではなってる。


襲われるのがへいとになった以外は
こっちでも同じように進展してるわけだ。
こうなることを把握してたボクとナノハがすぐに動けた。
クロノも把握してるはずだから　アースラも動いてるはず。
事件が起こってからじゃないと動けないってのは辛いね。




（アシ）「だからってこんなこと　ダメだよ。
　　　　なんでこんなことをしてるの」
（ヴィ）「あたしは　騎士だ。
　　　　主を護るためなら自分の手が汚れたって構わない。
　　　　今までも　そうしてきたんだ」
（アシ）「本当にそれでいいの？
　　　　主って　はやてだよね　前に一緒に花火したよ。
　　　　そんなこと望むような子じゃなかったよ」
（ヴィ）「分かってる　はやてはきっと喜ばない。
　　　　それでも　何もしないではやてが死んじゃうのはイヤだ」



ハヤテはそもそも　騎士が動いてることすら知らない。
今夜も今頃いい夢の中だ。
ハヤテは他人に迷惑をかけるくらいなら自分を犠牲にしようとする。



（アシ）「それじゃせめて　レヴィやなのはに相談しても・・・」
（ヴィ）「それも考えたけど　できなかった。
　　　　あたしたちがやってることは犯罪行為ってことくらい自覚はある。
　　　　それに加担させることは　あたしにはできない。
　　　　魔力提供も　やすやすと受け入れてくれるなんて思えなかった。
　　　　今夜だって　今まで感知してない魔力を見つけたから決行したんだ」


お茶会は明日だったから　今日じゅうに来てると思ってなかったんだろうね。
そういえば　へいとと会ったことは無かったっけ。



（レビ）「今からでも遅くないからさ　考え直さない？
　　　　ハヤテにはボクも一緒に弁解するし
　　　　クロノだって話せば分かってくれるかもしれないよ」
（ヴィ）「そういうわけにはいかねぇんだ　もう引き返せない」
（アシ）「まさか　最近の魔導師襲撃事件も・・・」
（ヴィ）「そういうこった　だから　ここは引かせて貰う」



ヴィータのグラーフアイゼンがカートリッジを消費する。
形状が変わったアイゼンは　片側に噴射口を持つ突撃形状。



（ヴィ）「悪ぃがここで止めるわけにはいかねぇんだ」
[アイ]「『ラケーテン ハンマー』」


ロケット噴射つきのスパイクハンマー攻撃!!
あんなの一点集中でこられたら　ボクのバリアなんて持たない・・・






と思ったら　ボクにあたる直前でヴィータは止まった。



[アイ]「ウンベイク フェイラ」
（ヴィ）「エラー　だと・・・
　　　　どういうこと・・・　　あっ!?」


ヴィータに　桃色のバインドがかけられた。


[レイ]「レストリクト ロック」
（なの）「話は聞かせて貰ったの。
　　　　だからこそ　逃がすわけには行かないの」


あれ、それ上位魔法じゃなかったっけ？


（なの）「にゃはは　元はルシフェリオンにあった術式なの」
[レイ]「私がアレンジしました」


あぁなるほど　なっとく




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