小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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この家ではそのへんを本が漂っても
なんの違和感もなくなってしまいました
なんの違和感もなくなってしまいました
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【SIDE NANOHA】
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フェイトちゃん、アリシアちゃんがウチからの帰りに襲われてから
まるまる1日が過ぎました。
フェイトちゃんが蒐集の被害に遭って
レイジングハートがわたしの無茶で壊れちゃって
犯人がシグナムさんたちで ヴィータちゃんだけ残ってくれて
いろいろあった1日、
ユーノ君はまだ本局に篭りっぱなし
レイジングハートは仮本部こと フェイトちゃんちで調整するから
ひさびにレヴィちゃんと二人っきりの夜なの。
(レビ)「今日は魔法練習ダメだからねって
クロノにきつーく言われてるからね」
(なの)「えー ちょっとだけでもダメ?
レイジングハートなしでも少しは使えるようになったんだよ」
(レビ)「ダメ ボクが怒られるから」
んー レヴィちゃん本気で追いかけられたら
わたしじゃ振り切れないから 抜け出すこともできないの。
今日は諦めないとかな・・・
んー なんかこう おちつかないと思ったら、
(なの)「こんな静かな夜は久々なの」
(レビ)「さては今まで寝るまでイメージトレーニングしてたね?」
(なの)「だ、大丈夫だよぉ
レイジングハートが組んでくれたメニューだったから
数日はレイジングハートが居ないからできないし・・・」
あ、そっかぁ ユーノ君とレイジングハートがいたから
わたしは起きてる間 ずっと魔法のことばっかり考えてたんだ。
アリサちゃんとも それでケンカになったこともあるのに
わたし 懲りてないんだ。
(レビ)「寂しい?」
(なの)「う、ううん レヴィちゃんが居てくれるし
ひとりぼっちってわけじゃないk・・・」
ひとりぼっち!?
(なの)「ねぇレヴィちゃん
わたしには今レヴィちゃんがいてくれるけど
ひとりぼっちの気持ちって どんな感じなのかな?」
(レビ)「うん? そーだなぁ・・・
話しかけれる人も居なくて 泣きたくなることもあるけど
それも聞いてくれる人すら居なくて 世界からおいてかれてる感じかなぁ?
ボクが【こっち】に来た初日はそうだったよ」
(なの)「今ひとりぼっちのはやてちゃんも そうなのかな?」
ヴィータちゃんは今日もクロノ君の目が光ってて家に帰れてない。
デバイスに細工して 帰れるようになるのは明日の予定なの。
ザフィーラさんも 夜はたぶん蒐集に出てるよね。
だからはやてちゃんは 今まさにそんな感じなの。
(レビ)「ナノハの考えてること あててあげよっか?」
(なの)「きっとその答えは簡単なの」
だよね レヴィちゃんもそう思うよね?
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(はや)「いやぁ わたしは元々ひとり暮らしだったから
慣れてるといえば 慣れてるんやけど・・・
でもありがとな 嬉しいわ」
(なの)「やっぱり賑やかなほうがいいの」
そう はやてちゃんをお呼びしたの。
お母さんたちには ちょっとムリ言っちゃったけど
わりとすんなり許可もらえたし
はやてちゃんも即答で決まったし。
(はや)「そっかヴィータは友達んちって言うとったけど
フェイトちゃんたちのところかぁ。
・・・なんで?」
(なの)「え、えっと アリシアちゃんの希望かな あはは・・・」
(レビ)「そ、そーだね おねーちゃんの初めてのトモダチだから」
(はや)「そっか まぁ年頃の友達できるのはええことや。
老人会のアイドルってのもピンとけぇへんし」
アイドルって ヴィータちゃんそんな二つ名があったの?
わたしも二つ名考えようかなぁ。
はやてちゃんが来てるってことは とーぜん闇の書さんも一緒なの。
アリサちゃんすずかちゃんに魔法のことを話して以来
芋づる式に話が流れて うちの家族はもうみんな知ってるし
レヴィちゃんが似た本を使ってたりで
そのへんを漂ってても ぜんぜん変に思われないの。
(なの)「はやてちゃんの魔導書って不思議だよね。
楽しいときにくるくる回ってたり 悲しいときは慰めてくれたり
なんというか 中に人が入ってます みたいな?」
(はや)「はいっとるらしいで わたしは会ったことないけど
シグナムたちのほかに もう一人おんねんて。
外に出ることは ないかもわからんけどな」
(レビ)「外に出るのに全頁蒐集しないといけないんだって。
起動だけでも400頁 あとハヤテの承認」
(はや)「まぁわたしは今のままでも十分満足してるわけで。
・・・ちょう会ってみたい気もするけど」
実は既に400頁越えてるんだけどね。
ぱっと見 中身は白紙のように見せてるだけで。
(はや)「レヴィちゃんの力でまたなんとかならへん?
ほら レヴィちゃんの実家みたいなもんやろ この本」
(レビ)「またそんな無茶ぶりする・・・」
(はや)「ええやん 減るもんでもなし。
ずっと一緒なんて高みは言わへん
数分だけでも姿みれれば儲けもんやで」
(なの)「あ、わたしも会ってみたーい」
(レビ)「あのねぇ・・・」
ヴィータちゃんもそうやって先に召喚されたんだって。
やればできるよレヴィちゃんなら。
(レビ)「うぅ・・・ やってはみるけど 期待しないでよ」
(なの)「大丈夫 人生なんでも できないと思うからできないの。
できると思えばなんでもできるって テレビで言ってたの」
(はや)「おっ 名言や やってみなきゃ始まらんいうこったな」
(レビ)「ヴィータの時と違って 管制人格の出し方なんて
ボク知らないんだけどなぁ」
ふわっとレヴィちゃんの手に降りる闇の書さん。
ケーキ作ってるときによく見る光景だけど 魔導書が違うの。
その闇の書さんにおでこをあてて 何か念じてるレヴィちゃん。
周りを渦巻く黒いオーラ 黒光りする闇の書さん。
前に話に聞いたとおりなの。 これはもしかして期待できそう?
バチッ!!
静電気 というか放電したような音がして
衝撃波がわたしたちを襲った。
わたしとはやてちゃんはベッドに座ってて
うしろの壁に軽くあたっただけで済んだんだけど
レヴィちゃんは けっこう派手に吹き飛んで・・・
(なの)「レヴィちゃん!!」
(はや)「あちゃー 大丈夫かいな?」
(レビ)「き、切れた。 ううん、切ってくれた・・・」
発言の意図が不明なの?
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(あと)
フラグ回
基本的にはやては登場時からなんも変わってません
純粋かつ無茶振りが得意な揉み魔
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