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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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その頃のもう一角








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  【SIDE NANOHA】
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はやてちゃんの大切な家族のひとり
ザフィーラさんが立ちはだかって
突破に苦しむこと数分 なの。



距離を取れればわたし優勢なんだけど
そんなことはザフィーラさんもよく知ってるから
ふだんは防御一遍なんだけど 積極的に近づいてきて、
それをわたしは 覚えたての近距離魔法で迎撃して、
ザフィーラさんから攻撃してきたら プロテクションで受け止めて、
それがずっと続いてる。

用意してたカートリッジ 半分使い切っちゃった。
ザフィーラさんはさすが男の人 というか獣の人
まだまだ元気そうなの。



[レイ]「『フラッシュインパクト』有効
    相手が下がりました。 短主砲4連どうぞ」
(なの)「『ディバインバスター』!!」
[レイ]「続けて副砲準備完了」
(なの)「『アクセルシューター』いっけー!!」
[レイ]「誘導球着弾確認・・・ ダメです受け切られました。
    カートリッジをリロードします」



弾幕でしのいでるんだけど 決定打に欠ける。
連撃は威力を犠牲にして手数を増やしてるから
元々硬い相手には効果薄いんだよね ユーノ君で試射したし。
でも高威力にすると チャージタイムがいるし
そんなヒマくれる相手じゃないし。

フェイトちゃん、レヴィちゃんのほうは大丈夫かな?
ふたりいるし 大丈夫 だよね・・・




(ザフ)「なかなかやるな 魔法に触れて半年と聞いたが
    素の才能か 師が良いのか」
(なの)「それはどうもありがとう と言えばいいのかな
    才能はともかく 先生はいいと思うの」
(ザフ)「ついでに我らをそっとしておいてくれると
    なお助かるのだがな」
(なの)「それは・・・ ダメなの。
    はやてちゃんだって望んでないはずだよ。
    騎士さんたちが現れたとき はやてちゃんがお約束したとき
    わたしもそこに居たんだからね」
(ザフ)「覚えている だがそれをおしてでも 我らは主を助けたい。
    今できる事を全力で行う それだけの事。
    元より我ら守護騎士は そのために作られた」



思ってた以上に頑固者なの。
ヴィータちゃんもそうだったけど
守護騎士さんたちって皆そうなの。 
それでも ヴィータちゃんとは分かり合えた。
他の皆だって きっと分かってくれる。



てっとりばやく分かって貰うためにも
やっぱり改心の もとい会心の一撃が欲しいよね。




(なの)「お約束やぶっちゃうのはいけないって分かってるけど
    他に手もないもんね。
    これじゃ騎士さんたちのこと言えないかな」
[レイ]「私はいつもマスターの意志に付いて行きます」
(なの)「うん レイジングハート ありがとう ごめんね。
    ちょっとだけ痛いの我慢できる?」
[レイ]「オフコース それでこそマスターです」




マガジンを交換して 一気に3発カートリッジロード。
ザフィーラさんも察したみたいだけど 残ってるシューターが接近をゆるさない。


アリシアちゃんには悪いけど さっそく使わせて貰うの。
【エクセリオンモード】


か ら の


[レイ]「残り全弾ロード」
(なの)「チャージタイムもショートカットなの
    『ハイペリオンスマッシャー』シュート!!」





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思いつきで練った 急圧縮速射の高威力砲撃
ちょこっとだけレイジングハートのパーツが飛んじゃったけど
わたしやレイジングハート本体への反動は 思ったより少なかったかな。

そして その砲撃を食らったザフィーラさんは・・・




(ザフ)「俺はこの程度でどうにかなるほど ヤワじゃない」

立っていた。
でも けっこうなダメージが通ってる。




(ザフ)「しかし意表を突く点は評価してやらんでもない。
    高町、お前本当に魔導師半熟なのか?
    局の主力でも これだけの魔法は使えぬだろうに」
(なの)「それじゃわたしより魔導師暦の長いフェイトちゃんや
    レヴィちゃんはもっと凄いと思うの。
    実際凄いの 1対1じゃ勝ったことないし」
(ザフ)「ふむ それでいてこの実力・・・
    足止めだけでは惜しいな。
    どうだ、我らが主の為にもひとつ協力しないか?」


言いたいことはだいたい想像できるの。
フェイトちゃん同様 わたしのリンカーコアも蒐集する気なんでしょ。
でもね、


(なの)「わたしは はやてちゃんの為になるなら
    リンカーコアくらい差し出してもいいの」
(ザフ)「ほう 意外だな」
(なの)「友達の為ならそれくらいは厭わないし
    強要するよりは気も楽でしょ。
    それに 命に関わるわけじゃないよね」
(ザフ)「それは保障する 将ではないが 騎士の名を賭けてもよい」




こうして はやてちゃんの為に 自ら蒐集された。
ザフィーラさんは ほどほどの量に留めてくれたみたいで
終わった後もフェイトちゃんみたいに倒れたりはしなかった。
魔法行使はちょっと辛くなったけど
一時的なものみたいだから たぶん平気。



(なの)「ねぇ ひとついい?」
(ザフ)「何だ」
(なの)「ユーノ君がいま 夜天の書さんをどうにかできないか
    管理局で調べてくれてるの。
    もし いい手がみつかったら 皆は蒐集をやめてくれる?」
(ザフ)「我らは主の為に最善の行動を取る。
    その手とやらが最善と分かれば そうしよう」
(なの)「絶対いい案が見つかるの」


ユーノ君なら なんとかしてくれるよ。
レヴィちゃんの存在がその証明になってくれる。
だから いち早く見つかるよう わたしもお手伝いするの。



そのあと シグナムさんが撤収するに合わせて
ザフィーラさんも撤収  わたしはフェイトちゃんたちと合流できた。




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  (あと)

なのはさんそれは10年後に聖船で愛娘に言う台詞です
そして即日破られるお約束ェ...


皆さんの意に反して自分から差し出したなのはさんでした
相手がザッフィーだけに白兵戦を期待されてたらごめんなさい
この頃のなのはさん まだ運動オンチなんです

今回のなのセント由来魔法も同じ理由で
慣れない新レイハでA.C.Sはさすがに辛かろうと思い
高町なのは[ハイペリオンスマッシャー] を選択
練度低いなのはさんなら カートリッジ使用量もかかるでしょうし
ザッフィーが食らってもまぁ平気でしょうと
他は原作基準のものを使ってます
そしてスティンガーの雨は回避

仮面の男と書の雷撃も回避
雷撃で使われるはずの魔力量だけ なのはさんの蒐集量が少なくなってます




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