迷子の蒼猫 13章-１

場面替わりの機会で章が変わります
小説一覧の更新が12章分はいってなかったので
こちらも含めて更新処理しました


なのはさんは物理的にもいぢりがいがある

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　　【SIDE LEVI】
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シグりんたちにまた逃げられたボクたち。
事件捜査としては得るものもないまま
海鳴時間の夕暮れに仮本部に戻ってきた。

シャマルんはエキスパートだ。
管理局の捜査網をかいくぐることも簡単なんだろうね。
おねーちゃん達まわせる人数ありったけまわして探しても
見つからなかったみたい。




で、


（アシ）「なーんでお約束すーぐ破っちゃうかなぁぁ」
（なの）「ふふゃ～　ふぉふぇんふぁふぁ～ひ」

ごめんなさーいって言いたいんだろうけど
ほっぺたのばされまくってるナノハには無理。


（フェ）「そーだよ　それに自分から蒐集されるなんて」
（レビ）「あーそれボクも思った　ナノハ勇気あるぅ」
（なの）「ふぁっふぇ　あふひはふぃふぁはっふぁう・・・」

何言ってるかわかんないよ。
だってわたしは　何だって？





（クロ）「ま、まぁ　なのはの被害が少なくて良かったと思おう。
　　　　一度蒐集されてしまえば二度は無いわけだし」
（エミ）「レイジングハートのフレーム強化は早急にやっちゃおうね。
　　　　言ってもまたやりだすだろうし・・・」


二度無くったって三度ある　ナノハだもん。




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本部に戻ってきたとき　ちょうどユーノから途中報告が届いた。
歴代の【闇の書事件】の詳細資料や
夜天の書が闇の書になった頃らしき資料、
闇の書にかけられた【呪い】というべき改悪、
歴代の主や周辺がその後どうなったかまで
あの本地獄の中　よく見つかったなぁって思う量のファイルが添付されてる。



（クロ）「さすがモノ探しのエキスパートだ。
　　　　あいつはいっそ　あそこに腰をすえたほうが
　　　　将来の為になるんじゃないか？」
（エミ）「クロノ君　他の事件でも役立って貰おうと思ってるんでしょ」
（リデ）「うーん　適材適所ではあると思うけれど・・・」


酷使予告だと思うんだソレ。
というか　たぶんそうなると思うんだ。
【向こう】ではそうなってたし　ユーノ本好きだし。



（なの）「ねぇ　これで騎士さんたちに蒐集やめさせられない　かな？」
（フェ）「どう　かな・・・　　シグナム達なら承知の上かもよ？」
（なの）「でもこれ　知ってたらそもそも蒐集しようと思わないと思うの」


歴代主は　書の力に耐え切れずみんな死去してる。
多くは周辺の人々　何度かは周囲の世界ごと滅亡させてるみたい。
確かに　これは騎士たちの行動原理に沿わない。
主を罪人にさせる気は無いんだ。



（クロ）「守護騎士の残存記憶が転生時に一部消されてる可能性がある」
（アシ）「やってみる価値はあると思うよ。
　　　　私はそれに賭けてみたい　クロにぃ　ダメかな？」
（クロ）「・・・捜査に影響が無い　過去の事例のものだけだぞ」


クロノの許可は　案外すんなり出た。
クロノも変化の期待ができると踏んだんだ。



明日、八神家に行こう。
ハヤテに話すにはまだ早いけど　昼間はザッフィーが付き添ってるはずだから
シグりん・シャマルんに通して貰えば　少しは考えてくれるかもしれない。
少なくともはやて第一のヴィータは一緒に止めに入ってくれると思う。
その間に　なんとかユーノが止め方を見つけてくれると期待したい。
ボクが【向こう】で出会ったハヤテは　事件解決後のことだ。
手がないはずは　ないんだ。







その希望は　ボクらが動く前に
起こった事件で崩れることになるんだけどサ・・・





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　　（あと）

説明回

原作より時間をかけたユーノの報告は
真名が分かってることもあって原作より詳細になってます

なのはさんのほっぺはよく伸びる
原作ではアリサに伸ばされてます


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