小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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ストック的には来月も似た感じにあげることになりそうですが
毎年のことですが クリスマス以降はリアル事情で未定です
説明回
ファーストコンタクト
毎年のことですが クリスマス以降はリアル事情で未定です
説明回
ファーストコンタクト
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【SIDE FATE】
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海鳴に帰ってきたわたしたち。
今日はなのはとレヴィのお出迎えだけ
本番の【お茶会】は明日 アリサの家でやるんだって。
アリサの家には一度行ったことがある。
重症を負ったわたしとアルフを匿ってくれたところだ。
だから お礼にも行きたかった ちょうどいい。
(アシ)「私はいったことないから楽しみ」
(フェ)「きっと驚くよ すごく大きな家で 犬もいっぱいいて・・・」
アルフはこの数日お世話になるホテルの手配をお願いしてて
わたしたちと別行動になっていた。
このとき一緒にいれば 少しは状況変わってたかもしれない。
せっかくの日本だからと 歩いてホテルに向かっていたわたしたち、
大通りから街灯の少ない路地に入ったところで
【招かれざる客】に出会った。
相手がそのへんのゴロツキだったらつき返す自信があった。
だから 子供ふたりで夜の街を歩くのも怖くなかった。
こんな相手がいるなんて聞いてなかったから。
黒いフードを被った人に襲われた。
背丈はわたしより低いのに すごく力持ちで
戦いなれてるのか わたしのパンチは当たらない。
こっそり身体強化してても。
どうしよう ここは海鳴 管理外世界だ。
よほどの事情が無い限り 直接的な魔法行使は認められない。
デバイスの起動も よっぽどのことがない限り。
ましてや 今は管理局に手を貸す身だし・・・
ふと 隣のお姉ちゃんの顔が視界に入った。
怯えている。
お姉ちゃんは資質を、攻撃手段を持たない。
そのへんにいる街の人間と同じだ。
わたしが護らないといけない。
向こうから仕掛けてきた。
正当防衛は認めてくれるだろう そう判断した。
(フェ)「悪いけど 少しだけ眠って貰う。
バルディッシュ、フォームそのまま サンダーレイジ
威力極小 気絶させられればいい」
[バル]「イエッサ サンダーレイジ レベルミニマム」
サンダーレイジは空中を這う雷で相手を襲う範囲魔法。
ちょっと気絶して貰って その間に逃げ切れば 正当防衛としては十分。
よしんば そのままおまわりさんに引渡しできればなおいいけど。
相手がサンダーレイジを『シールドで跳ね返してくる』なんて
考えもしなかった。
十分『よっぽどのこと』だ。
(フェ)「魔導師!? バルディッシュ、ジャケット展開急いで。
どうして管理外世界に魔導師がいるの・・・」
わたしがジャケットを展開したのを見たからか
相手が本気を出してきたみたい。
向こうもデバイス らしき布に包まれたものを構えている。
あと 結界が展開された。
(フェ)「ごめん 熱くなり過ぎた。
これじゃアルフと連絡が取れない」
(アシ)「フェイト・・・」
(フェ)「なんとか外と連絡をとらなきゃ。
念話は繋がらない 近くに通信端末もない どうすれば・・・」
フードの人は体制を立て直してるのか 襲ってこない。
どこから来る 前? 後ろ?
来た、上!!
ガキン
金属同士が当たる音がする。
これは 人じゃない 鉄球!?
しまった 囮だ
死角から本命が来た。
この格好からじゃ抑えきれない・・・
(アシ)「ダメぇ!!」
(フェ)「お姉ちゃん」
魔法資質もなく 武器ももってない
なにもできないお姉ちゃんがわたしの身代わりになろうと
わたしとフードの人の間に割って入った。
急なうごきに ペンダントが服からこぼれる。
同時に フードの人の動きが変わった。
軌道が外れる。 そのまままた死角に逃げられた。
なにがあったんだろう?
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今のままじゃ埒が明かない。
結界を貫く自信はないけど とにかく範囲の境目に走った。
来た道を戻れば なのはの家がある。
結界を感知してるはずだから なのはかレヴィが来てるかもしれない。
(アシ)「なんで どうしてこんなことになるの?
フェイト、これやっぱりアレだよね。
来る前に聞いたやつ」
(フェ)「うん たぶん」
アースラが整備に入る前 本局との通信で聞いた。
本局の管轄する一部管理世界 周辺の管理外世界で
魔法資質を持った人や動物が襲われて
資質を奪われる事件が起こっている。
その範囲に ここ第97管理外世界も含まれていた。
というより 97世界が範囲のほぼ真ん中にあった。
クロノやリンディさんにも十分注意するようには言われてた。
それでこのサマは情けない。
(フェ)「もしそうなら お姉ちゃんは狙われない。
さっき避けたのもそうだったのかも。
だから 二手に分かれよう。
お姉ちゃんはなんとか外に連絡して」
(アシ)「そんなことしたらフェイトが・・・」
(フェ)「さっきの攻撃からして むこうは重火力タイプ、
スピードで振り切れる わたしは大丈夫」
お姉ちゃんは納得してくれた。
大丈夫 向こうはきっと魔力波動でこっちを識別してる。
お姉ちゃんの保有魔力程度なら引っかからない。
連絡できなくても 隠れることくらいはできるはずだから。
次の交差点で お姉ちゃんと別れた。
お姉ちゃんはそのままなのはの家のほうへ、
わたしは おねえちゃんから相手を離すべく 違うほうへ。
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(あと)
襲われるのはテスタロッサ姉妹のほうでした
フェイトと守護騎士の接触歴が無いことを利用してます
はやてとは接触してますけどね
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