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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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クッ 予定より2日も遅れてしまうとは・・・  情け無い









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<なのはside>






昼間見つけた 傷だらけの子、
今は病院に入院してて とりあえずは一安心。
家族とも話して うちでお預かりすることになったんだけど・・・

どうして? どうしてこうなっちゃったの???









<数分前>





「メール、送信っと」
アリサちゃん すずかちゃんにも うちで預かれることを連絡したし
明日みんなで迎えに行くんだ。 楽しみー
ケータイ置いてっと そろそろおやすみしないとね。


そう思って ベッドのほうを向いたとき
また、あの声が・・・







『聞こえますか?  僕の声が 聞こえますか?』



夕べの声と 昼間の声と 同じ・・・
もしかして あの子が?




『お願い 僕のところへ  時間が、危険が もう・・・』




気づけば あの声は消えていて わたしはベッドに倒れこんでいて・・・
どうしよう 行かなきゃいけない気もするんだけれど
門限は過ぎちゃってて お父さんもお母さんも許してくれないだろうし・・・










『あー あー なのはちゃん 聞こえる?』


えっ さっきとは違う声!?
しかも今度は わたしもよく知ってる声・・・

「これ ラヴィ 君?」










<ラヴィックside>




塾から帰ってきたアリサと夕食を済まして
自室で こいぬフォームでゆっくりくつろいでました。 さっきまで。

ユーノのヘルプ聞いて 気づいたらエルナ姉さんとアスファルトを走ってました。
駄目だな 困ってる人を見かけたら黙ってられない性格なんだろうか 僕?


ただ、このままユーノのところにいっちゃったら意味が無いんだよね。
あくまでなのはちゃんに出てきてもらわないと
リリカルラヴィ君が始まっても仕方ないんだよw


「ねぇ、本当にこの道で合ってるの?」
「大丈夫、何回か鮫島さんの車で走ったことあるから」

自宅近くまで送り届けたことも 何度かあるからね。
通学バスより正確だよ。








無事高町家前に到着。
で、ここで肝心なところに気づいた。

1つ、この時間に「こんばんわーなのはちゃんいます?」はおかしいよね
2つ、直接連れ出してもいいけど なのはちゃんの部屋がワカラナイ


「仕方ない、呼び出すか」
「メール?」
「いや、思念通話のほうが手っ取り早い。『あー あー なのはちゃん 聞こえる?
聞こえてたら窓の外に顔出してくれるとありがたいな』」







「ラヴィ君?」

出てきました 窓のひとつからかわいい服装のなのはちゃん。


「やっほー ごめんね呼び出して」
「え、えと 大丈夫 たぶん ・・・ラヴィ君だよね?」
「はいラヴィックですよ。 それで、ちょっと相談なんだが・・・」









<現在に戻る>






というわけで 窓から主人公連れ出し完了。
拉致? いえいえ、せめて駆け落ちといってくれ。
本当にそんなことやっても あの一家から逃げ切れる自信ないけどね。
さて ユーノんとこ急がないと・・・



「えと・・・ ラヴィ君」
「何?」
「ラヴィ君ってそんな趣味あったんだね」
「はぃ?」
「コスプレっていうんだよね それ」


ハッ!? そういえば僕 今けもっ子フォームだった。
「もしかしてずっと気にしてた?」
「ううん ただラヴィ君のお茶目を見たかな」
「お、おちゃめ・・・ はぁ・・・」
「ふさふさで撫で甲斐がありそう(ぼそっ)」
うわぁ!? 聞いちゃいけないものを聞いてしまった気がする。
魔法のこと(ユーノから)教わった暁には真っ先に誤解とかないと・・・



「エルナさんも、お久しぶりです」
「うん お久しぶり」
「お体、大丈夫なんですか?」
「えっ? あーうん 平気よ」

諸事情で休学 と世間に通してるエルナ姉さん。
なのはちゃん、すずかちゃんもその認識ですからね。


「ところで、どこに向かってるの?」
「昼間の子のところ」
「動物病院?」
「さっきから声が聞こえてるでしょう?」
「!? やっぱり あの子が・・・」
「時間ないって言ってたし 急ぐよ」
「う、うん」


無駄に時間かかっちゃったなぁ
ユーノまだ無事だといいんだけど・・・








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あとがき



本当にお久しぶりですエルナさん。
世間から隠れるキャラだから 出てきたときには活躍させたいんだけど・・・

なのはさんの手に(撫でられる意味で)
恐怖を感じるようになった主人公
あれ、そんな設定最初あったっけ?


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