リリカルマジカル エリジウム ２章-５

うーん　初期の頃の更新頻度は何処へ・・・

------------------------------------------------------------------------------------







高町家へ到着すると　タイミングを見計らっていたように・・・
（訂正、絶対見計らってたよね）物陰から恭也さんが出てきた。
なのはちゃんが家を抜け出して２時間ほど　さすがにバレたようです。


その後のおしおきタイムは　もう正直スマンカッタ。
こいぬフォームの僕は回避したけど　当事者たるなのはちゃんはそうもいかないものね。
後でいろいろ教えてあげるから勘弁してくれ・・・











＜次の日＞





「準備オッケーなの」
「忘れ物なし　服の乱れなし　うん、いいんじゃないか？」


登校準備をするなのはちゃん。
僕は今日はお休み。（になったらしい　エルナ姉さんからの思念通話曰く）

あ、もちろん着替え中は後ろ向きましたよ。
当然ユーノも一緒に　な。




「空いてる時間にいろいろ話すよ」
「だからって授業は疎かにしないようにな」
「分かってるよっ　昨日教えてもらった『コレだよね』」
「おぉ　感度ばっちり　上手いじゃない」
「テヘッ♪」

念話（思念通話）は昨日のうちに仕込んである。
隙を見て僕も帰宅しなきゃいけないので　これで説明云々するわけだ。
離れてようが繋がるんだから便利だよねぇ。










その後　授業の兼ね合いもあって時間をかけてユーノによる現状説明。
あわせて僕の素性と　ベルカ式について云々が半月ほど早く伝わったわけだけど
まぁ　深くは喋ってないし許容範囲だろう。
すずかちゃんにもオハナシの件は　アリサとも相談の上で　だそうな。


これまでの状況と照らし合わせてみても　ほぼ原作どおりで間違いない。
となると今日もジュエルシードがひとつ発動するわけだけど・・・

海鳴市って神社けっこうあるのなｗ　どこで発動するんだよと。
先回りしようと思ったら　できないじゃないか・・・







『さて　もうすぐ家に着くよー』

え、もうそんな時間？　　結局見つからなかったか。
こういう探し物をするときはクラールヴィントが欲しいね。



ジュエルシード発動の波動を確認。

『ユーノ君　ラヴィ君　今のって・・・』
『新しいジュエルシードが発動している。　すぐ近く!!』
『移動する。　ユーノとなのはちゃんは？』
『僕もすぐに出る。　手伝って!』
『う、うん』

















神社の石段前で二人と合流　駆け足で石段を登る。
なのはちゃん　既にバテ気味・・・




境内到着　目の前に黒い謎生物と気絶した女性が一人。

「なんだあのグロい狛犬みないなヤツは・・・」
「原住生物を取り込んでる　実態がある分 昨夜の思念体より手ごわくなってる」
やだなぁ　僕も取り込まれたらあんなふうになるなかね？



「面倒になる前にさっさと終わらそう」
「なのは、レイジングハートを起動させないと」
「ふぇ　起動ってなんだっけ？」
「ちょｗｗｗ」
やっぱり　覚えてないのね・・・


「『我は使命を』から始まる　起動パスワードを」
「ユーノ、『我、使命を』じゃなかったっけ？」
「え、あーそうだった　とにかくパスワードを!!」
「指示テンパってるぞ」
「あんな長いの覚えてないよぉ」
「も、もう一回言うから繰り返して・・・」

うーむ　不安なコンビだ。
そんな間にこっちはモンド起動終わってるわけだけど。

あげく業を煮やしたのか　レイハさん自分の判断で起動するというｗ




気の利くレイハさんの行動で　１撃目はなんとか防御。
２撃目はこっちに来たけど・・・

「力業で来ても無駄ぁ!!」
<<Macht Reaktion>>

対近接攻撃に編み出したカウンター魔法を展開。
威力を反射してお返しするこの魔法　こういう突撃タイプの相手にはかなりの効果が出る。
予想通り　狛犬は社方向へ吹っ飛ばされた。




「相手がひるんでる　なのはちゃん、いまのうちに!!」
「うん　封印ってのをやるんだよね。　レイジングハート、お願いね」
<<オーライツ　sealing mode. set up.>>


シーリングモードまでいければ　あとは見てても安心。
瞬く間に狛犬の串刺しができて　ジュエルシード摘出完了。
狛犬の正体はかわいい子犬でした。
思わず僕自信を照らし合わせちゃう。　うん、やめておこう。　寒気がしてきた。




<<receipt number XVI.>>
「これで、いいのかな・・・」
「うん　これ以上ないくらい」
「グッジョブ　お疲れなのはちゃん」


















子犬が気をとり戻した女性に連れられ　境内から見えなくなるのを確認して
やっと終わったなぁーって感じ。

「昨晩から数えて　長い１日だったねぇ」
「お疲れ様　かな」
「うん　そうだね」

１日でいろいろあったのもあるけど
１日でいろいろ桁違いな潜在能力を見せ付けられた気もする。
なのはちゃん　恐るべし・・・


「ジュエルシード　これで３つ目か・・・」
「うん　あと１８個」
「私、かんばるよ」
「ごめんね　僕がしっかりしていれば・・・」
「それは　言いっこなしだぜ」
「そうだよ　それに自分で決めたんだもの　気にしないで」
「・・・ありがとう」






残り１８個
簡単に集まるとはさすがに思ってないだろうけど
あんな波乱が待っているとは　今この二人は思ってもみないだろう。
僕は　それをかげながら応援する　それだけのこと。






------------------------------------------------------------------------------------





あとがき




相変わらずの亀速度
しかも更新頻度が落ちているというダブルパンチですが
根気よく続けていきますので　よろしくお願いします。


恒例ですが　そろそろフェイトの出方を考えないといけませんね・・・