小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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知らない人についていくどころか
知らない人を連れてくるなんて・・・
知らない人を連れてくるなんて・・・
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なのはちゃんと分かれて数分後
目的地に到着 は、したんだけど・・・
「・・・無いな?」
「無いわね」
<<ありませんね>>
さっき反応したジュエルシードが見つからない。
気のせいだった? いや、それじゃなのはちゃんに笑われる。
<<もう1度捜索かけましょうか?>>
「だね。 これで見落としてましたーじゃ洒落にならない。
ただ、なのはちゃんたちに迷惑かけれないから ユーノに見つからないよう最低限でな」
<<ヤー>>
半径数十メートル程度の封鎖領域を展開。
<<!? マイロード>>
「動いてる だと・・・」
「そんな まさか起動して・・・」
「いや、起動はしていない。 たぶん誰かに拾われたんだ。
カラスや犬だとラクなんだけど・・・ とにかく追うよ」
幸いそう離れた場所ではない。
ジュエルシードの現在地は交差点を曲がればすぐの場所だ。
「そこかっ」
そう良いながら勢い良く曲がる。
犬なら驚いて落としていくだろう
カラスだと エルナ姉さんに飛んで追いかけてもらうか。
その考え自体が 間違ってることに
言って曲がってから気づいた僕が馬鹿でした。
「ふぇ!? な、何なん!!」
曲がった先にいたのは
犬でもなければカラスでもなく かといって普通の人間でもない
車椅子の女の子だったなんて・・・
「ラヴィー 見つかっt・・・ あら?」
「こ、今度は何や!? ちっこい人が浮いとるで」
ついでにノーマルサイズの姉さんを見られてしまうなんて・・・
考えてみれば 封鎖領域を展開してるんだよ。
捜索対象にしてない一般人や野生動物は外されて
領域内に居るわけがないわけで・・・
失念していた。 この子は現時点では一般人だけど
リンカーコアが完全に入ってないわけじゃないんだよね。
「そっか これ君のかぁ。 交番届ける手間省けたわ」
「いやぁ (発動する前に)見つかってよかった」
彼女 いや、おそらくバレてると思うので名前でいいよね。
八神さんから無事ジュエルシードを確保。
レイハさんから複写した封印術式で封印。
「へぇー 綺麗やな」
「まぁ、ね 全部が全部キレイなわけじゃないんだけど・・・」
主にエルナ姉さんを見られたあたりで 万事休す。
『魔法』の存在程度の軽いカミングアウトはしてあるので
八神さんの前で魔法使っても問題ない。
というか八神さんの受け入れようが異常。 疑問とか警戒心とかないのか?
八神さん自身が魔法を使えることは話していない。
話したところで今すぐ使えるわけでもないし
この先の話までもっていかれる恐れもある。
まさか犯罪に加担しなきゃいけないなんて 言えないぞ僕には。
「で、ラヴィ君の持っとるその本がお手伝いしてくれてるんやね 偉いなぁ」
<<Danke.>>
「そういえば うちにも似たような本があった気が・・・」
拾った分の1割の代わり(ジュエルシード1割は無理だしw)に
買い物にいく予定だったという八神さんを手伝い(主に荷物持ち)
そのまま八神家までやってきちゃいました。
そのまま中までご案内。 八神さんの警戒心が不安です。
「あったでー これやこれ。
私が生まれる前からうちにあったんよ」
ご丁寧に自室から笑顔で件の本を持ってきてくれました。
誰が名づけたか『闇の書』 ぴったりのネーミングだなぇ。
実際に見ると起動してなくったって禍々しいもの。
「並べてみると似てるわね」
「せやな 色とか模様の置き方は違うけど ほぼ同じや。
これもその でばいすとかいうやつなんやろか?」
「さぁ? こう厳重に縛られてるとなんとも・・・」
実際 鎖で縛られた闇の書、中を見ることもできず
今は時が来るまでただ置き物に成り下がってる。
触らぬ神に祟り無し 今はそっとしておこう。
「また来てなー 絶対やでー」
帰り際 そう言って見送る八神さん。
あの足のせいで学校に行けず 友人といえる友人も無かったせいか
そのまま友達になってくれんかーとかいう すごい人懐っこい人でした。
とりあえず 少しは警戒心養おう な。
「・・・八神さんか」
「想定外の展開になってきちゃったわね」
今は闇の書に負けないくらい厳重封印している設定本を見ているエルナ姉さんも
八神さんがこの先どうなるかは知っている。
「どうしようか」
「なるようになるしかないんじゃない?
あっちはまだ動かないでしょうから 今はジュエルシードに専念しましょうよ」
「そうだね・・・」
すっかり日も暮れて 闇夜が支配する街を歩く。
帰ったら大目玉かなぁこれは・・・
ある意味ジュエルシードより怖い数分後の未来を思いながら。
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あとがき
主人公、豆狸に出会うの巻
この時点ではやてちゃんの魔力は
一般人以上 Eランク未満程度は残ってるだろう設定。
今回出てきたジュエルシードは
本来ならアースラ乗艦後にゲットするうちの1つと思ってください。
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