小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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ユーノ君の受難も受け止めてあげてください
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楽しい時間はあっという間に過ぎてゆき 1日目が終了。
ファリンさんの読み聞かせを聞いてると なんだか眠気が・・・
なんてフリをしながら わたしたちが寝静まったように見せかけておいて っと。
『ユーノ君 起きてる?』
『うん というか苦しくて寝れそうにないかな・・・』
にゃはは アリサちゃん、がっちり掴んでたからなぁw
『昼間の人、この間の子の関係者かな?』
『たぶんね』
『また この間みたいなことになっちゃうのかな・・・』
『たぶん・・・ ラヴィは何か知ってるようなそぶりだったけど』
『あれ、そういえばラヴィ君は?』
『トイレだって さっき出て行ったよ』
『ふーん ほんとにトイレかなぁ?』
『たぶん違う。 ただのトイレなら着替えていかないし
エルナさんと一緒に行ったし』
『ふぇ!?』
二人で何しにいったの!? ずるーい
あはは さすがに黙って来ちゃったから
なのはちゃんあたり後で怒るかもしれないかな。
夜の帳に フクロウの鳴き声と小川の音だけが響いている。
そんな一見平和そうな場所で 甲冑着用の上で木の上で待っている僕とエルナ姉さん。
目的はまぁ言わずともかな。
すぐ近くで蒼い光が空高く上がっていく。
ジュエルシード シリアル17 さっき現物は確認した。
でもすぐには封印しない。 なぜなら・・・
「あ、あんた・・・」
「・・・この前の」
「やぁ 数時間ぶり。 そっちの子は数日振りかな」
彼女たちと接触するために必要だから。
「あんた、何しに来たんだい 邪魔するようなら・・・」
「その気はない。 それだけは明言しておくよ。
僕はできるなら穏便に話し合いたいだけ」
「貴方がいるなら この前の白い子も・・・」
「あー あの子には何も言ってないけど
ジュエルシードの波動を感じてこっちに向かってきてるかもね♪」
実際 来てるだろうし。
「自己紹介しておこうか。 ラヴィック・バニングス、こっちは姉のエルナ・バニングス」
「・・・」
「これで『見ず知らず』とは言わさないよ。 実際先日会ってるんだし ネ」
「どうせ知っているんだろう? そうでなきゃ念話は使えない」
「まあね でもこういうものは本人の口から聞かなきゃ」
「・・・ フェイト・テスタロッサ こっちはアルフ」
「うん 素直が1番。 ついでにジュエルシード集めてる理由なんか聞ければ嬉しいんだけどな」
「言う義理は無い」
「ですよねー 無理には聞かない」
自分から言わせなきゃ意味ないもの。
僕が手を出さないことを時々確認しながらジュエルシードを封印するテスタロッサご一行。
警戒心高いねぇ・・・
その警戒心半分でいいから車椅子の女の子に分けてあげたい。
そして終わった頃にやっと真打登場。
「あーらあら 子供はいい子でって言わなかったっけ?」
「ああっ 昼間の人。 それにラヴィ君たち ぬけがけずるいのー」
ずるいって言われても・・・
「それを、ジュエルシードをどうする気だ! それは危険なものなんだ」
「さぁね 答える理由が見当たらないよ」
答えが二人して一貫してるなぁ 事前に打ち合わせしてたのかな?
先に忠告していたアルフが早々に攻撃開始
ユーノが受け止め どっか飛んでった。 ここまでは原作どおり。
「あのさ」
「何」
少し 助言してやるか・・・
「さっき義理はないって言ったよね。 なら、こういうのはどう?
タイマンでぶつかり合って 君が勝ったらジュエルシードいっこ
こっちが勝ったらジュエルシード集めてる理由を話してもらう ってのは」
「あー わかりやすいの。 それわたしやる」
なのはちゃんノリノリです。 戦闘民族の血って怖いね。
「だそうだけど どう?」
「・・・分かった。 そのかわり約束は絶対守ってもらう」
「オッケー 僕らが立会人になる。 今日は中立だからね」
少女対少女の一騎打ちが始まった。
ただこの対局 なのはちゃん超絶不利なんだよねぇ。
なにせ今まで戦った相手はジュエルシード関係の相手ばっかり
前回のフェイトちゃん戦が初の対魔導師戦だったもんだから
いかんせんなんの準備も対策もできてない。
ものの数分で勝負は決した。
なのはちゃんの首筋に金色の魔力刃が襲い掛かる。
直前で止まったのは 戦い慣れてる証。
「決まったね。 なのはちゃん約束は守ろうな」
「むー 悔しい・・・ けど、仕方ないの」
ジュエルシードがひとつ フェイトちゃん側へ移った。
そのまま去ろうとするフェイト。
「あ、待って」
「出来るなら わたしたちの前にもう現れないで。
次は止められないかもしれないから」
「名前、あなたの名前は・・・」
「・・・彼に言って あなたに言わないのは差別 か。
フェイト・テスタロッサ 覚えてくれなくて結構」
無駄にクール というか冷ややかなんだよなぁフェイトちゃん・・・
そのまま林の中へ消えていきましたとさ。
「・・・宿敵出現 かな」
「うん。 今度は負けない」
怖いよ 高町家の末っ子。
「ていうかラヴィ君たち ぬけがけは罪なのー」
「おぅわ!? タンマタンマ、レイハさんをそんな粗末に扱わない」
「問答むよー」
この後しばらく なのはちゃんに殴られかかられる僕でした・・・
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あとがき
ほんとに冷ややかなフェイトが出てきたなぁ
こんな子だったっけ?
アルフで遊ぶのはちょっと楽しかった
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