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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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フラグは立たない
はず









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月村邸には なぜか庭の中に林があったりする。
ジュエルシードの反応はそこからなんだけど・・・




「近いな」
「近いね」
「近すぎるでしょう」


林だけに あまり奥深くはない。
そのうえジュエルシードは比較的邸宅寄りの位置にある模様。
これは そのままだと月村家のメイドさんとか 下手すると恭也さんに見られるか・・・



「仕方ない 結界張るか」
「でもラヴィ君 それじゃ二人が・・・」

結界魔法は 特定のエリアを他の空間から切り取る形で隔離するもの。
結界自体を認識できないと中に入ることもできない。
ユーノがそっちの専門だから 今更説明するまでもないんだけど。

「うん だからこうする。 モンド」
<<なんでしょう?>>
「『種の被害者』と『術者の付近にいる人間』を対象」
<<だろうと思いました>>

この条件の封鎖領域なら 問題ないでしょう?








前回同様 籐黄色の封鎖領域が付近を包み込む。
あまりにも広い月村家の敷地全域を押さえ込むので精一杯。
なんせこのあと戦闘が予想されるんでね 前回みたいに全力は使えない。



「よし 展開完了」
「うわぁ なにこれ」

風景がカラーと白黒の斑になったんで 一般な二人が驚きの顔。

「ようこそ魔法の世界へ なんてね。
普通なら魔力を持たない人間はこの空間には居られないから」
「そうだよね ラヴィ君すごーい」
「関心してる場合じゃないよ ジュエルシードが・・・」







ユーノの口から その先の言葉は出なかった。
というか その場にいる全員の時間が固まった。


おいおい あんなにデカイなんて 聞いてないよ。





「ユーノ君 あれは・・・」
「たぶん あの子のお願いが正しく叶ったんじゃない かな・・・」
「凄いお願いをする猫がいたもんだ」
「でも、さすがに私が困るかも」
「だよね すずかん家でも収まりきらないわよね」



「とりあえず危険性なさそうだけど 元に戻してあげようよ」
「そうだね」

なのはちゃんがレイハさんを起動させようとする。
で、タイミングよくやっぱ来るのね。






明後日の方向から飛んでくる黄色い魔法弾。
ねこに命中 痛がる猫。

「「ああっ!?」」
「何、どこから・・・」
「なのは、あそこ!!」



領域ギリギリの位置に 女の子が立っていた。
金色の髪をなびかせ 黒を貴重とした危なげな服装を着用している。

間違いない フェイトだ。





すぐに猫と少女の間に飛び
防御体制をとるなのはちゃん。
飛行魔法、あっさり覚えたんだよこの子 怖いね。
ユーノは予定通り すずか&アリサの護りに入る。

射撃魔法では無意味と判断したのか
少女もといフェイトも接近してきた。




「同系の魔導師 ロストロギアの探索者か」
「貴方は誰! なんでこんなことを・・・」
「見ず知らずの人に名乗る名前は持ち合わせてない。
ロストロギア『ジュエルシード』 申し訳ないけど 頂いていきます」




なのはちゃんにとっては初の 対魔導師戦、
相手が悪いな 白兵戦重視のスタイルだ。
最近なのはちゃん銃撃スタイルになりつつあるし・・・

ユーノ側の3人は動けない 僕は動く気がない
というわけでタイマン勝負になってますが 分が悪すぎるか。





最初に食らった射撃のせいで 気絶していた猫が痛そうな声を上げる
それをよそ見してしまったなのはちゃん 決着をつけるのには十分な一瞬だった。

フォトンランサーをモロに食らうなのはちゃん。
さすがに ふっ飛んでくる彼女を放っておくわけにもいかず
落下地点で待ち 無事に確保。

僕が手を出したことで決着がついたと見たのか
封印処理に入るフェイト。
まぁ 決着付いたんだけどね。 なのはちゃん気絶中だし。

























非殺傷になっていたのだろう 戦闘による外傷も無く
その日の夕方ごろには なのはちゃんも目を覚ました。

負けたのがかなり悔しかったのか
その時こそ笑顔を作っていたけど 帰宅してからは悲しい顔ばかりだと
こっそりユーノが教えてくれたっけ。

すずかちゃんの猫も外傷こそなかったが
あれ以来 一人でどこかに行くことはなくなったそうだ。






僕のほうはというと・・・


「「さぁ 昼間のこと、いろいろ説明してもらうわよ」」

アリサとエルナ姉さんに 質問攻めを食らうはめになりました。
何故手を出さなかったとか 十分危険なものなんじゃないかとか
そのあたりをじっくり一晩 勘弁してください・・・



これは 今後の僕の対応も
考え直さないといけない のかもしれません・・・








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あとがき




BIGぬこのお話
リリコレ基準ですが 多少の差異は出してあります。

毎度のことですが
封鎖領域が便利すぎる件
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