リリカルマジカル エリジウム ２章-１２

このあたりから
そこそこ原作壊していきます　

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日本全国　絶好のお出かけ日和
そんな天気の中　人気の少ない山奥へ走る車が数台・・・



高町家恒例のご旅行。
数年前からご一緒してる月村家ご一行と
僕らバニングス家の３人。

パパりんも一緒にいければいいんだけどね
毎年裏調整してるかのように出張なんだよなぁ。



ちなみに僕は３号車、ノエルさんの運転する車に同乗している。
一緒に乗っているのはファリンさんだけだ。
１号車（高町家の皆さん）に勧められたけど　丁重に断る。
お年頃の女子がいっぱい集まると会話が絶えなくなるわけで
その場にずごく居ずらくなるんだよね。

そういえば　わしづかみにされて１号車に拉致されたユーノ、
最初はヘルプミーの念話をとばしてたけど
山道に入ったあたりから静かになったなぁ　ご愁傷様・・・










「うわぁー」
「すっごーい」

到着してすぐ車から飛び出る少女ズ
そっと車の中をのぞくと　やはりというか　可哀想な姿になったフェレットが１匹・・・





荷物も降ろし終えて　さっそく温泉たーいむ　な面々
これは僕も両手上げて賛成だけど
武士（騎士？）の情け　なんとかユーノは男湯にサルベージ。



『いやぁ　助かったよ』
『だろうね　向こうじゃゆっくりできないだろうしｗ』
『拒否権なんてなさそうだからね』
『まぁ　ユーノもたまにはゆっくり休めってことだね』

このあと一発あるし　ねぇ・・・
他にお客さんもいる関係で　もちろん念話＆思念通話で男同士の付き合い。
というか普通のフェレットって温泉入れてもいいんだろうか？　気になる・・・









お風呂から上がって　さあ次は何しようって二人で考えてると
おや　あそこで少女ズがなんか見知らぬ女性に絡まれてる・・・



「どったの？」
「あ、ラヴィ君　ユーノ君」
「この人がね　いきなりなのはによく分からないことをつきつけてきて・・・」

あぁ　そういえばそんなのありましたっけ。　忘れてたよ。
リアルで見るとほんとに他人　見分けつかないわ。



「あははは　ごめんごめん人違いだったカナ？
知ってる子によく似てたからサ」
「そ、そうだったんですか・・・」

そういって女性はうまいこと切り抜けて
ユーノを見つけるとナデナデし始める。







『今のところは　挨拶だけね』

で、やっぱそう来るんだ。
短距離の全周波念話　なのはちゃんはもちろん
ユーノに僕、エルナ姉さんにもしっかり聞こえている。
もちろん一般人なお二人には何が起こってるか分からない。


『忠告しとくよ　子供はいい子にしておうちで遊んでなさいね。
おいたが過ぎると　ガブッといくよ』

ほんとにガブッとするだろな、彼女なら。
一応、釘刺すか・・・





『それじゃ僕はその後ろからガブッといってあげようね　お嬢さん』
『！？』

全周波で話していた彼女と違って　通話先指定のごく普通な念話を使う。
彼女が驚くのも無理ないね。
指定念話を使うには相手のことを知ってなきゃならない。
最低　名前だけでもね・・・

『僕らをナメないほうがいい。　文字通り痛い目みるよ』
『あんた、どうして・・・』
『【ご主人様】にも　そう伝えておいたほうがいいと思うよ』
『・・・あんた何者だい　まさか管理きy』
『とりあえず違うとだけ言っておく　ご主人様に報告するんでしょう？
早めに退散することをお勧めするよ』





「さ、さぁ　もうひとっ風呂いってこよう　かな・・・」

ぎこちない発言で　そそくさとその場を去る女性。

「はぁ・・・」
「何だったの　あれ・・・」
「ラヴィ君、何かあったの？」
「さぁ　なんだったんだろうねぇ」


釘　刺さったかな？
ま、いいや　気にしないでおこう。
お楽しみは夜にとっておくもの　だよね。









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あとがき




何か立った　というか刺さった

あの旅館に桃色の髪は目だって仕方ないと思うんですが
どうでしょうかね？



ユーノ
がんばれ　負けるな　生㌔