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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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そろそろ1期も終盤戦突入準備ですね







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<ユーノsideからスタート>



「・・・だから僕となのは、アリスは
そちらに協力させていただきたいと そう思ってます」

僕は3人で出した答えを昼間出合った管理局スタッフへ伝えている。
僕らは 自分達でジュエルシードを集めることに執着し
そのために管理局への協力という形で回収できるよう 提案してみることにしたのだった。
なのはとありすは晩ごはんの後片付けをしている。


『協力 ね・・・』
「僕はともかく あの姉妹の魔力はそちらにとっても有効な戦力だと思います。
ジュエルシードの回収 フェイトたちとの戦闘
どちらにしても そちらとしては便利に使えるはずです」

こう切り出すのも3人で決めていたことだけれど
管理局のほうでそれを裏付けるデータを持っていたことで説得力が増した。
9歳の子供としては規格外もいいところの 平均120万台のなのはの魔力と
オーバーSランクを約束されたも同然の 平均200万以上のありすの魔力、
(ありすの魔力値は僕も自分の耳を疑ったよ)
対して僕は90にも満たない お荷物になるかもしれないけれど
ジュエルシード発見者として なのはの師匠として 残るわけにはいかない。


『ウン なかなか考えてますね。 それならまぁ良いでしょう』
『艦長!?』
『条件は2つ  3名、いえ4名とも身柄を一時管理局預かりとすること。
そしてこちらの指示を必ず守ること。 良くて?』
「4名?」
『そこで寝ている子を置いていくつもり?』
「あっ・・・ わかりました ありがとうございます」
そうだったね 僕、この子の先生も引き受けたんだよね。






<ありすside>


『二人とも 決まったよ』
『うん ありがとうユーノ君』
『ユーノ、グッジョブ』
『それと明日から向こうでお世話になることになった。
みんなに説明しておいて。 僕はこっちの準備をしておくから』
『りょーかい』


ボクとなのはは台所に立ち お母さんのお手伝いをしていた。
お父さん、恭兄さん、みゆ姉さんはお稽古とその見学で今は居ない。
「ねえ、お母さん」
「ん、なあに?」
「あの、この後でいいから 大事なお話いいかな?」
「うん この後ね」

ボクとなの姉さんで お母さんに説明する。
お母さんは何も言わず話を聞き しばらく家を空けることにも快く承諾してくれた。
高町家の女性は強い。 つくづくそう思った。
いやボクも今はその女性陣のひとりなんだけど・・・

















それから アースラのみなさんで見つけてくれたジュエルシードを
ボクとなの姉さんのふたりで封印していく日々が何日か続いた。
ユーノははくとのお世話と勉強の先生を買ってくれて
ボクとなのはの魔法の練習も含めて ずっとアースラにいる。
少しくらいならボクが結界張れるから 作業に支障は無い。

ただ、アースラに来てからフェイトさんと全然会わなくなった。
向こうがこちらに気づかれないように行動してるんだろうけど
レイハさんと同じくヒビの入ったバルディッシュとかもある ちょっと気がかり。


そうそう レイハさんといえば
アースラの設備を借りて レイハさんのオーバーホールも行った。
ヒビの後遺とか少し残ってたね。 やっといて正解。
ついでにシステム強化とかいろいろやってあげた。












アースラでお世話になって 10日目



この10日間でなの姉さんが集めたジュエルシードは3個 保有数は10個
フェイトさんに先を越されたのが2個 向こうの保有数は4個
それとボクが持っているシリアル17のジュエルシードが1個
今までに見つかっているジュエルシードは全部で15個 ということは・・・

「あと6個かぁ・・・」
「ここ3,4日 ぜんぜん反応ないね」
「探してる場所が悪いんじゃない?」

そう 残り6個は海の中にある。 というのはまだボクしか知らない。
陸地を探しているアースラスタッフに見つかるはずが無いわけ。





「ねえちゃ ねえちゃ」
片言でボクを呼ぶのは はくと。
人間形態を覚え 最近日本語も少し話すようになった。
何故か名前を短くして呼ぶ。 あ、ボクのマネか。
ユーノには魔法の勉強もお願いした。 ユーノ先生には頭が上がらないなぁ。

「なあに はくと」
「おなかすいた」
「え、ああ そっか」
もうおやつの時間だ。
「それじゃおやつ貰いに食堂いこっか」
「わーい おやつー」




「はくとちゃん はい、あーん」
「あーん むぐむぐ」
「かわいいなぁ・・・」
「にゃは なのちゃも、あーん」
「あーん むぐむぐ」
「おいし?」
「うん おいしい」
ほのぼのしてるなぁ 戦艦だよねぇここ?

「はぁー わたしも使い魔欲しくなっちゃったなぁ」
「なの姉さんの場合使い魔維持の魔力も残さず
持ってる魔力ぜんぶ砲撃に使っちゃうんじゃ・・・」
「ありうるかもね」
「そ、そんなことないよ たぶん」
やりそうで怖い。 いや、きっとやるね なの姉さんだったら。




「それにしても 10日かぁ」
「もしかしたら けっこう長くかかるかもね。
なのは ごめん。 寂しくない?」
「大丈夫 ユーノ君がいるし ありすもはくとちゃんも一緒だし
わたし、小さい頃はよく一人ぼっちだったから・・・」

なの姉さんの昔話と その後ユーノの昔話
少ししんみりしちゃって はくとが不安がってたけど
大丈夫 みんなもう ひとりぼっちじゃない。








{{ Emergency 捜査区域の海上にて大型の魔力反応を感知 }}


ああ、始まっちゃったね。
フェイトさんの 一世一代の大博打。


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あとがき



はくとがすごく「ほのぼのムード」メーカー。
適任だねぇ シリアス展開いっぺんにふっとばしてくれる。

なのはちゃんが使い魔持ったとしても
SLBぶっぱなして魔力使い果たして 維持できなくなると思うんだ。
あーでも2期でフェイトのコア蒐集されてもアルフなんともなかったしなぁ・・・
そのへんどうなんだろう?



ジュエルシード数は なのはちゃんvsフェイトちゃんの第2戦が無かったので
1個移動する分が無く 原作よりなのはちゃん優勢です

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