小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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まもなく 運命の時
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「うーん なんというか・・・」
「いっぱいいるね」
「まだ入り口だ。 中にはもっといるよ」
「母さん、どこにこんなに隠してたんだろう・・・」
庭園入り口に転送されてきました。
ボクにはくと クロノ フェイトさん アルフさん 総勢5名
ユーノはフェレットモードで ボクに似たジャケットを着てるはくとの肩の上。
洒落にならない脚力をもったはくとの上からサポートしてもらっている。
リンディさんは準備が出来次第ディストーションシールドを発動させるべく
ボクらとは別行動中。
そうそう なの姉さんが居ないから ボクが代行しないとね。
「クロノ、一応聞くけどコイツらって・・・」
「近くの相手を攻撃するだけの機械だ」
「あ、そう。 ならぶっとばしても安心だ」
「この程度の相手に無駄弾は必要ないよ」
次の瞬間 目の前にいた兵は全て
クロノのスティンガースナイプとブレイクインパルスの前に崩れた。
「おー さすがAAA+クラス」
「ぼーっとしてないで 行くよ」
せっかちだねぇ・・・
<なのはside>
あのプレシアさんの熱烈な演説のあと
地震(たぶん次元震)があったり アリシアちゃんが急に咳き込んだり
わたしの居る部屋ではいろいろなことが起こってます。
「レイジングハート、みんなと連絡取れる手段ないかな?」
『 結界が邪魔ですので 難しいかと 』
「そっかぁ わたしは動けないから
せめてレイジングハートだけでも結界の外に出られればなぁ」
『 私だけで破れそうな結界ではありませんからね 』
「スターライトブレイカーで壊そうか」
『 その様子ではマスターが私を構えられないと思いますが 』
「うーん 八方塞がりなの」
<ありすside>
穴だらけで虚数空間むき出しの部屋を通り過ぎ
クロノが一蹴で開けた扉の先には またもや多数の兵士。
でも その奥にちらりと見える階段が・・・
「なのはさんは多分 上の居住区画。
ベッドとかソファーとか 寝かせられる場所は下にはないから」
「下の研究区画で磔になってなきゃいいんだけどね」
「ならば二手に分かれよう。 僕は下へ行き 直接プレシアを逮捕する。
君たちは上、庭園を止めるためにそのまま最上階の駆動炉も頼む」
<なのはside>
「その子を 結界の外に出せばいいの?」
「えっ」
そう言ってきたのは さっき咳き込んだ後寝ちゃったアリシアちゃん。
『 そうですが 手だてがありません 』
「ううん 手は あるよ・・・ ゲホッ」
「だ、大丈夫なの?」
「平気・・・ いつものことだから・・・」
『 アリシア嬢 手があると仰ってましたが 』
「うん わたしがその子を持って出るの」
「そんな、無茶だよ。 アリシアちゃんさっきまで苦しそうだったのに」
「大丈夫、ここわたしの家だし。
それに 感じるの。 フェイトも近くまできてる」
「フェイトちゃんが?」
『 マスター 彼女の提案の受け入れを希望します 』
「レイジングハートまで 駄目だよ危険だよ」
『 では私がヒーリングをかけながらではどうですか?
マスターから離れるので 効果は薄いかもしれませんが 』
「でも・・・」
「お願い 行かせて。
わたしも 母さんがこれ以上罪を重ねよとしてるの 黙っていたくない。
わたしのせいで 母さんは壊れてしまった。
わたしのせいで罪を重ねてるんだったら こんな命いらない。
わたしは もとの母さんに戻って欲しい だから・・・」
「・・・わかった。 わたしが止める筋合いじゃないみたいだね」
アリシアちゃんが手を出す。 レイジングハートはその手に乗った。
『 Thank you 』
「だけど、無茶はしないでね」
「うん ありがとう。 あなたとのお話 楽しかった」
「駄目だよ そんな最後のお別れみたいに言っちゃ。
また後で いっぱい話す。 約束して」
「・・・うん 約束」
<ありすsie>
「キリないなぁ この数」
地上を守るヤツに加えて 空中を飛び回るヤツも出てきた。
フェイトとボクの射撃で落としてるけど いかんせん凄い数なんだよね。
「ほんとに母さんどこに隠してたんだろ・・・」
「ちぇーんばいんどぉ」
きれいな水色の はくとのバインドが飛んでいく。
動きの遅い地上兵にはそこそこ効いてるけど 飛んでるやつには届いてないね。
まぁ仮契約期間でそこまでできれば十分か。
はくとのバインドで動きが阻害された兵士を アルフさんが叩いてる。
「グラム、なの姉さんかレイハさんの反応 まだ見つからない?」
『 エリアサーチにはまだHITしていません。
下層へのサーチャー侵入は間もなく全域に達します 』
「下には居ないと。 うーん 結界か思念妨害か 念話も通じないし・・・
仕方ない どんどん上に進んでいこう どうせ最上階までいかないとだし」
程なく金色の螺旋回廊に出た。
原作ではここでなの姉さんとフェイトさんが合流するんだっけ。
上から無数に降りてくる飛行兵を落としながら上へ昇る。
ん、そういえばココ なんか居なかったっけ?
そう思った瞬間 タイミングよく出てきましたよ
大型傀儡兵 背中に大砲2門もしょったやつ。
「うわっ デカっ」
「こいつ 強いバリアを持ってるよ」
これ確かフェイトさんとなの姉さんのダブルバスターでふっとばすんだよね?
でもって今ここになの姉さんが居ないから・・・
「ボクがやるっきゃないか ふぅ・・・」
「ねえちゃ どしたの?」
「いや、なの姉さんだったら軽くふっとばすんだろなぁって」
「・・・なのはなら ありうるかも」
「仕方ないか。 フェイトさん 一緒にぶっとばすよ」
「うん。 いくよ、バルディッシュ。
なのはさんを模して編み出した サンダースマッシャーのバリエーション」
『 Get set 』
「グラム 目標、正面傀儡兵 出力200% いけるよね」
『 Lance Mode Acceleration Drive Ignition 』
「サンダー バスター!!」
「ルイン カノン!!」
金と青紫の高出力破壊光線が同時に着弾
傀儡兵を貫通し 後ろの壁をつきやぶっていった。
大穴があいた傀儡兵が崩れる。
「「やったー」」
後ろのアルフとはくとが大喜びだ。
ユーノもほっとしている。
さらに朗報が入ってきた。
『 マイスター エリアサーチに感、目標発見 』
「本当? なの姉さんは何処」
『 いえ、マスターではありません。 レイジングハートです。
ここより3階層ほど上 距離、500ヤード 』
「3階層上・・・ 姉さんの部屋がある」
「行こう なの姉さん、どんな状況か分からないし」
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あとがき
なのはさんの代わりを主人公にやらせて庭園内部突入開始です。
でもこの様子だったら次回なのはさん合流できるかな。
近くにお足さん(アリシア)がいると便利ですね。
バルディッシュがよく使う「Get set」の使いどころがイマイチわかりません。
直訳すると 取得 用意 使いどころとしては陸上競技のスタート前にかける合図
同意で「get leady」だそうですが
見てみると 単なるフェイトの質問に答えるときも使ってるんですよね。
謎です。
サンダーバスターは一応公式の魔法
無印12話の同じような場面でフェイトが使ってますけど 何故かnanohawikiに載ってない。
最初サンダーレイジのバリエーションって打ってたんですけどどう見ても砲撃なので
UP前に同じ砲撃のスマッシャーのバリエーションに変更しました。
名前的にはプラズマスマッシャーがバリエーションになるんでしょうけどね。
ディバインバスター模してるとかいうあたりはオリジナルですが。
描写みた限り多少は影響はあるはず・・・
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