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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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主人公とオリジナル ご対面です。







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<フェイトsideからスタート>



はやてを驚かそうと みんな計画したサプライズプレゼント、
でもその結果は むしろわたしたちが驚かされることとなった。
はやてのそばにいた守護騎士たち、
対峙中に現れた二人の仮面の男、
そして アリスの奇妙な動向

でも それらを合わせても敵わないようなサプライズが
この後待っていようとは このとき思ってもみなかった。





「闇の書が 起動し始めてる・・・」
「ねえありす 何とかならないのっ」
「ちょっと待って 今考えてるから」

完成した闇の書(何故か最後はアリスが完成させた)
仮面の男たち(二人いたなんて・・・)の正体(リーゼさんたちだったなんて・・・)
裏でつながっていたアリスと守護騎士たち
そして、今現在・・・







<ありすside 12月24日 18:30 海鳴大学病院 近隣上空>




なんてこった リーゼ姉妹を完全に無力化したと思っていたのに
最後の最後で手を打たれてしまった。
結果、ボクが完成させた闇の書がはやちゃんを飲み込み
目の前で起動し始めている。

はやちゃんの姿がどんどん変貌していく。
銀色の髪 黒基調の服 体中にまわされたベルト 黒い羽
そう 本来の【闇の書の意思】だ。



ボクの元なだけに ボクそっくり(ボクのほうがそっくりなのが正解)
髪色や体格差があるけど それを言うと似たもの姉妹みたいな感じ。
だからそれを見たなの姉さんとフェイトが固まった。

「・・・なに あれ・・・」
「アリスそっくり・・・」
「えっと 一応訂正するけど ボクがアレにそっくりなのが正解だからね」
「そ、そうなの?」
「というか アレがボクのオリジナルだから」
「なになに どういうこと?」






「・・・また 全てが終わってしまうのか。
一体幾度こんな悲しみを繰り返せばいいのか・・・」
なんか勝手に話し始めてるし。
クロノと同類なのか? あえて空気呼んでないのか?



「我は闇の書 我が力の全てを 主の願いそのままに・・・」
『 Diabolic emission 』

「よーし空気読めないタイプだな そうなんだな」
「アリス、そんなこと言ってる場合じゃないと思うんだけどっ」
「それもそうだ 全員防御体制、気を抜かないでっ
あれは防御の上から魔力削がれるよ」

意思の手先から発せられる 真っ黒な魔力の塊
ベルカ式広域魔法 デアボリック・エミッション
古代ベルカ式に珍しく純粋な魔力攻撃で 相手の魔力を一気に削り取る。















全員でラウンドシールドとパンツァーシルトを使い乗り切り
攻撃に乗じてビル影に隠れた。


「なに あれ 広域魔法なのに すごく重い」
「あれはいろんな魔法を広域型に変換して発動させる能力持ちだから
やろうと思えばなんでも広域でぶっぱなしてくるよ」
「だとすると 避けるのは難しいかな」
いや、無理でしょう 避けれたら神だよ・・・

「なのは」 「フェイト」
「あー やっと来たね」
ユーノとアルフさん合流
別方向(方角からして八神家)から遅れてザッフィーも合流した。
「なのは 一体どうなってるの?
アースラはてんやわんやだし こっちは騎士と一緒だし」
「それがわたしにもさっぱり・・・
闇の書さんもこっちを見失ったみたいだし
ありす 今度こそオハナシ聞かせてもらうからね」
「フツーのでよければ 高町式は勘弁」
「・・・わかった」
やる気だったの なの姉さん・・・

「ユーノとなの姉さんには以前話したよね ボクの秘密、
あのときはまだ確証なかったんだけど 今はほぼ確定してる。
それもふまえて話すよ つつみ隠さずね」






「ボクは 精神は他の世界、こことは繋がりの無い世界
下手したら管理局でも到達できない "並行世界" に住んでた人物、
その世界では この海鳴で起きた物語
PT事件に 今まさに起きてる闇の書事件
さらに未来に起こりうる事件がアニメとなっている。
だから "この事件をある程度知っている" って言ったんだ」

「それを 信じろというのか。 無駄かもしれんが証拠はあるのか?」
「ボクの今までの行動がその証拠としかいいようが無い。
それに ボクの知っているこの世界のストーリーとは最早かけ離れちゃったから
この先絶対にボクが知る物語のとおりになるとは思えない。
ボク自身 もっとハッピーエンドにするために行動してきたんだからね」



「精神は って言ったね。 それじゃ他はどうなのさ?」
「人間は3つの部位絵できている "精神"のほかに"肉体"と"心"
心は精神と一緒にこの世界に来たボク自身だからいいんだけど
その2つが宿った肉体 これがけっこう難儀なものに入り込んだみたい」

「あえて問おう それは何だ」
「それを言う前に数十分前のヴィータの質問の答えね。
外部改変に対し主を飲み込んで転生する 緊急転生プログラム
あれを消したのは君たちヴォルケンリッターが出現して
ボクが八神家にお邪魔してザッフィーを伸したあと。
あのあと闇の書のほうからボクのところについてきちゃってね
内部改変ついでに緊急転生プログラムを除去をした」

「うんうん それで?」
「そのときに分かったんだ。
闇の書の管制プログラム つまり今このビルの裏にいるあの子
あの子のプログラムに 複製の形跡があった」
「複製(コピー)?」
「そう あとはボクの今の容姿とあの子の容姿を見れば謎はすぐ解ける。
ボクのこの身体が そのコピー先だってこと」

「・・・あたしはいまいち信じられねぇ」
「でもボクは 元々管制人格だったからこそ闇の書の中いじれたんだと思ってる」
「確かに それなら何の問題も無く改変できるかもしれん」










「ということでボクのお話おしまい。
それで、どうする?」
「どうするって?」
「この先 とりあえずビルの後ろのあの子をどうにかしないと
そのままじゃ本当にこの世界が終わっちゃうからね。
かといって軌道上のアースラにアルカンシェルぶっぱなされても
世界は救えるかもしれないけど地球が終わっちゃうだろうし」


「アリス、それは聞くまでも無いと思うよ」
「うん 手がある限り はやてちゃんを助ける ううん、助けたい」
「なのはに賛成 最後の最後まで諦めない 今までそうだったじゃない」
「あたしもフェイトと同じだよ」
「はくともー」

「そういうと思った そっちは?」
「主はやてを助けることは元より我らの願いだったんだ 断る手はあるまい」
「ああ 不本意だけど他に頼れる先も無ぇ」
「今まで敵対してたわけだし 私たちの勝手だとは思うけれど」
「我らもこの力 存分に震わせて貰う」



現状だけ見れば 心強いことこの上ないね。
こちらは原作の4人にボクとはくと それに騎士4人の協力体制が加わる。
それだけ居れば最悪をひっくり返すことも できるかもしれない。








ある程度話が進んだところで 事態が動き出した。



「!? おねえちゃん 何か来るよ」

はくとが感づいたのは 結界が広がる感触だった。
闇の書の意思が放った封鎖領域 本家本元の捕縛結界だ。

「・・・話の進み具合を見て使ってるのか偶然なのか
本当に空気読めないのかなぁ あの子は」
「だがこれで外と連絡は取れなくなってしまったぞ」
「それなんだけど 外でクロノが解決法を探してる。
援護も向かってきてる。 でもまだ時間がかかるんだ」
「それまでがんばれって? いや、やるしかないんだけど」
「なにか手は無いのか?」
「一応あるけど 確実性が薄いからそう易々と使えないんだよね」



この事態を打開する最善の方法は
中に居るはやちゃんを起こして内部から止めてもらうこと。
ただ原作でもそこまでいくのに時間がかかってたし
起動するときはやちゃん寝ぼけてたしなぁ
あの子の "主の願い" ってあたりが曖昧になってないといいけどねぇ
原作と違って騎士たち全員ご生存なわけで。


「ねえありす さっきのは? 闇の書さんに命令してたよね」
「あれもたぶん無理 非人格の仮管制システムに直接通す仕組みだったの。
正規の管制人格が起動してる今じゃきっと役に立たない」

「それじゃ どうしたら・・・」
「とにかく時間を稼ごう 考える時間を。
あの子の暴走が始まるまでに なんとかする方法を考えなきゃ」




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あとがき



さあ いろいろと始まりました。
意思さんの登場 主人公のカミングアウト(結論版) 騎士と魔道師の協力体制
それらが織り成す事件の結末は・・・


ごめんなさいこれから考えます(何!?  プロットがおいつかなかった。

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