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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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ゆりかご2月に間に合いませんでしたね 
まぁ気長にやっていきます


新章突入です
本格的に原作崩壊が始まる  予定です
予定で終わるかは未知ですがw








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<75年 9月13日  8:00 起動六課隊舎>




時空管理局 地上本部襲撃事件から一夜明けて
現場では調査と片付けが始まった頃、




同時に襲撃を受けた起動六課
ロングアーチ司令部を中心にした重要施設が徹底的に破壊され
当時の戦闘データが一切残ってないのが痛い。
ただ 機人側が掃討前に警告を出していたおかげで
人的被害はさほど大きなものではなかったのが救いだろうか。

拉致されたヴィヴィオを除けば の話だけど・・・



また予想してたとおり うちの隊舎およびミルキーウェイも
流れガジェットにより被害を出していた。
こっちは主力がほぼ本部警備にまわり 当番パトロールも外に出てたので
丸腰状態のところに襲撃されたような格好となり
パトロールが隊舎に戻ってきた頃には外装や魔力障壁がやられていたらしい。






そんなわけで 本部にも隊舎修復にも人手がまわされて
急がしさ150%な航空774隊、
その隊長たるボクが居なくていいのかといわれると・・・




実はボク、数日間の謹慎処分をくらってたりする。
昨日会議室が大事なときに単独行動でスターズと一緒にいたもんでね。
ヒゲの機嫌も絶賛急落中だから 戻れるのはしばらく先じゃないかなぁ。

だから今ここにいるボクは『地上本部三佐』ではなく
『本局無限書庫課司書』という肩書きの元 身内の手伝いという名目というわけ。








「はぁ・・・」
「嗚呼ティアよ 溜息ばかりしてると幸せがどんどん逃げていくぞ」
「つきたくもなりますよ」
「そりゃ気持ちは分からないでもないけどねぇ」


つーわけで ティアナと現場処理中。
といってもそろそろ移動することになると思うけど。






「酷いことに なってしまったな」
そら来た シグナムさん。


「シグナム副隊長 病院のほうは・・・」
「重症だった隊員たちも 峠は越えたそうだ」
「ヴァイス先輩もですか? 良かった」
「ああ。 だがヴァイスはしばらく意識が戻りそうにないんだが・・・」



先輩は六課所属の局員のなかで 1番重症だった。
戦闘中にルーちゃんの攻撃で気絶させられたうえ
そのまま施設破壊にうつり 瓦礫に埋もれていたのが原因のひとつ。
ストームレイダーが回収できたのは不幸中の幸いだったか・・・









<10:00 ミッド北部 聖王医療院>




シグナムさんが処理を引き継いでくれたので
二人でこっちに移動してきました。





ミッド首都にほど近い医療院、
現在は本部と六課で負傷した局員でごった返していたりするんですね。


先輩のお見舞いもしときたいなぁと思ったんですけど
集中治療室にいて面会はできず。 残念。
同じ射撃型としてお世話になっているティアナも残念そう。




別の個室へ。
こっちにはヴォルケンズが収容されています。

ザッフィーがミイラ犬になってるよ・・・
どうやら無理をして他の局員やシャマルさんを庇ったようです。
盾の守護獣の役割はきっちり果たしたわけですね。
ミイラはその代償 名誉の負傷。

役割といえば はくとのほうは昨日から沈みっぱなし。
よっぽどヴィヴィオを護りきれなかったのが答えたらしいです。
できる限り励ましては見たけど 違う意味で大丈夫かなぁ・・・








ほかにもいくつか個室を回って
やってきました 本命、六課フォワードが収容されている部屋。

中には 元気だけが取り柄だったはずの少女と
高度から落下して骨折中の少年 彼に付き添う少女の3人。




持ってきた差し入れを渡す。
スバルが飲み物の蓋を開けようとすると 場違いな機械音が・・・


「腕、もう動かせられるんだ・・・」
「うん 神経ケーブルが逝っちゃってたから まだうまくは動かせられないんだけど
何日かで元通りだって・・・」

軽く腕を振ってみせるスバル。
途切れ途切れだけど さっきと同じ音が静かな病室に響く。


「・・・マリー先輩は何て?」
「交換する部品の発注だけでも2,3日はかかるらしいです」
「うーん 先輩でもモノがなきゃどうにもならないかw」

たぶん その部品の中にはキャリバーの修理部品も含んでるのでしょう。
あの子もほぼ全損 システムは完全に落ちてたし。




スバルが戦闘機人だったことは
昨日の時点でエリオ・キャロにも知れているので気兼ねなく会話している。
おとといまで この事実を六課で知ってたのは
上層のごく一部とティアナだけみたいなものだったからねぇ・・・

と、スバルもすごいんだけど
エリオ(プロジェクトFの申し子)とキャロ(竜召還過大能力持ち)も負けてない。
ティアナが自分を『凡人』と言ってるのも あながち間違ってはいないわけね。



















と、そこにさらに来訪者が・・・







「あれ もしかしてお邪魔だった?」
「いやいや ダイジョーブ モーマンタイ」




入ってきたのは小ぶりのアタッシュケースを持った青髪の女性。
ケースの中身はここに来る前にボクが搬送を頼んだもの。
教会に頼んであったちょっとした書類とか いろいろとね。

「ごめんねぇ面倒頼んじゃって」
「いいよ あんたは信用してるし それに私だけ帰ってもね・・・」






カンの良い人は気づいたでしょうけど隠す意味もあまりないので
さっさとカミングアウトしちゃいましょう。

彼女 昨日からパシリにされっぱなしのセインなのです。





昨日あのあと 動ける平局員全員で消火&片付けを始めたんだけど
そのときに彼女と 負傷したチンクさんの二人を
『Dr.Jの戦闘機人』ではなく『巻き込まれた一般市民』として報告しまして
腕に穴が開いてたりで動けないスバルと一緒に医療院に搬送、
チンクさんはそのまま入院(隣の部屋にいます)
セインさんの身柄はとりあえずボクとなの姉さんが保護という形に
書面上ではなってたりします。
エリオとキャロにもそう説明してありますし。


ちなみにこれ ボクが立案しようとする前に
なの姉さんが先に動くという予測外の行動だったんですけど・・・

姉さんとしては情けをかけているのか
それとも泳がせておいてアジトをつきとめ 一網打尽にする気なのか
怖くて詮索なんてできません。 頭冷やされたくないし。




そんなわけで 目の前の女性が戦闘機人なのは
今のところスターズとボク、それに一部人間だけの秘密だったりします。

フレーム入れ替えでまだ再起動してないチンクさんのほうも
なんとか担当医にジャック先生があたるように仕向けました。
(コネフル回転で大変だったんだからな とだけ付け加えておく)
最初合ったとき セインがすごい驚いた顔してましたけどね。
そりゃまぁ管理局受け持ちの医者がジェイルさんと瓜二つだったら驚くでしょう。
チンクさんの反応が今から楽しみですw





それじゃ ボクらは一旦退席して
おふたりだけの会話タイムを作ってあげましょうかね・・・









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あとがき





六課、大逆転勝利にむけて
今はチャージの時。



頭数が原作より増えましたw
まぁ 原作でもこの後セインはシスターにフルボッコされるだけですし
チンクにいたっては出番終わってしまってますから あまり影響はありません。
ただ 付随するものがいくつかあるんですよね そのへんは次回以降に。

そして主人公の自由度が増しました。
まぁ以降はいち応援部隊で動くのは難しいですので
これでうまいことついていければと。




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