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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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6話から直接続いてます。
まずは6話をどうぞ。













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<再びありすside>






「!? 居た スバルと・・・ あっちはナンバーズか」



やっとスバルに追いついたボク。
そこには絶賛暴走中のスバルと ボッコボコにされてやんよーなチンクさんが。
他の二人は・・・  既に逃げた後か。 ギンガも連れて行かれたな。





なんて考えてる間に 正面で大爆発が!?
スバル大丈夫か?




あ、大丈夫みたい 一応。 腕の機械部品が見えてるけど。
でもこのままじゃ危ないか 仕方ない・・・








よーし 双方ストップだ。
ってなんか昔誰かがこんなことしてた気がするけど」

スバルとチンクさんの間に立って 戦闘を止めに入る。
といってももう どっちも戦える状態じゃないんだけど。





「ありすさん・・・ とめないでください」
そう言いながら一歩一歩 ゆっくりこっちに近づいてくるスバル。
怖いよ。 どこのター○ネーターだよ君はw

「スバルぅー 君は何をしに来たんだい?」
「ギン姉を 助けるんです・・・ そのために 彼女を倒さないと・・・」
「ふむ」






パーン と、いい音が一体に響いた。
音の出所は スバルのほっぺた。


「ありす さん・・・ ???」







「スバル とりあえずひとつだけ言わせて。
君の前に居るのは 犯罪者だ。 間違いない。
ここに居るだけでも "不法侵入" だし 君と戦ってる時点で "公務執行妨害"
きっとギンガとも戦って ここに居ないということは
彼女の仲間が連れ去ったんでしょう? "傷害" に "誘拐" も入るだろうね」
「は、はい・・・」

「だけどね たとえ犯罪者が相手であっても
他人の命を奪っていいだなんて法律は どこにも無いんだよ。
そんなのが認められるのは戦時中か原始時代くらいだよ。
まして君は管理局員 法を守る側の人間なんだろう。 
局員がそんな基本を守れなくて世界から犯罪が消えると思うのかい?」


ボクが言い終わった途端 スバルが地面に崩れた。
精神的に追い詰められてたんだね 無理も無い。
ボクがトドメを刺しちゃったようなもんだけど。
さて、と・・・







「な、なにを・・・」
振動破砕を何発も食らったんでしょう 身体すら起こせないチンクさん。


「時空管理局地上本部航空隊 ありす・スクライア・高町といいます。
Dr.スカリエッティの関係者 ナンバーV チンクさんとお見受けいたしますが。
さっき並べた罪状で貴方を逮捕しなければなりません。 でもその前に・・・」

"" 夜天の聖騎士の名において、癒しの円のその内に、鋼の守りを与えたまえ ""


ユーノに教わった魔法を詠唱。
チンクさんの周りを囲うように結界が発生した。
同じものをスバルにも付与する。








「ありすー」
おや やっと後ろのおふたりさんが追いついてきたようですね。


「えっ ちょっと なにこれ?」
「姉さん懐かしいでしょう ラウンドガーダー エクステンド」
「いやそうじゃなくて この状況だって!!」

現在状況ですか?
機人が4人で暴れてボロボロになった広間にボクと
片腕の部品が露出してデバイスをぶっこわした局員がひとりと
その局員にフルボッコされて動けないでいる機人がひとりいるだけですよ?w


「で、ほとんど捕縛したも同然なんだけど あまりにも損傷が酷くてね。
たぶんフレームも使い物にならないくらい壊れてると思う。
できれば少し治療 というか修理してあげたいんだけど いかんせん設備がなぁ・・・」
見事に荒廃してるからなぁここ。 いやキレイでも設備が無いから同じなんだけど。
最低限 工具が欲しいねぇ・・・








「セインさん到ちゃk・・・ うわっ!!」
「おっと もう一人いた」

なんつータイミングで出てきたかなこの子は。
チンクさんの救出に着たんでしょうけど ラウンドガーダーに弾かれましたw




予想外の事態に戸惑ってるところを 姉さんがしっかりバインドかけて捕縛。

「潜伏型の能力かぁ うらやましい・・・」
「なんだよ 放せよっ」
「そりゃ無理 ッって言いたいところだけど ちょっと手伝わないか?」
「誰が管理局のヤツなんかに」
「君の姉さんを助けることにもなるんだよ。
君は姉妹を見捨てていくようなヤツじゃないと ボクは思っているんだけどね。
それに 少し自分の罪状軽くしたくはないのかい セインさん」
「な、なんで私の名前・・・」
「今さっき自分で名乗ったでしょうに」
こいつ アホだw





セインさんに工具を探してきてもらうことで とりあえず問題解決。
ちなみにクロスミラージュの片割れを持たせてあります。
何かあったらミラージュがセインさんをフルボッコしてくれるでしょうw

「姉妹を見捨てていくようなヤツじゃない」ってのが効いたのか
その後のセインさんはけっこう大人しくしてくれましたけどね。



修理中 なの姉さんとティアナは回復役としてがんばってくれてました。
んで、セインさんはというと・・・

「オッケー レンチ取って」
「あ、うん。 はいどうぞ」
「センキュー ついでに飲むものも欲しいかな。 ちょっと行ってきてくれる?」
「あ、うん お茶でいい?」

どうもパシリに使われる体質みたいですw








「うん これで少しは・・・  おや?」
「ありす どうかしたの?」
「・・・あのね 二人に残念なお知らせ」
「? なんでしょうか」



「今、グラムから魔力リンクを解して連絡が来たんだけど。
ロングアーチが落ちた。 それと ヴィヴィオも・・・




数秒くらいの間 その場を静寂が支配した。






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あとがき




リリコレ3期編の転機となるお話でしたので
2つに分けてお送りしました。

インドアなら~ はコミック版7話から引用。



はくとside

二人が居た場所はヴァイス君より少し奥くらいの設定。
アラートが止まったのは ロングアーチのシステムが落ちたため。
外の状況はさすがに文章化できそうになかったので略。
チート気味なはくとちゃんも 黒い人(ガリュー)には勝てず。



初のルーちゃんsideは簡潔に。
なにげにグラムが頑張った。 感動した。




再び主人公に戻り

ストップだ は思いつきで投入。 クロノお墨付きw
割って入るにはいいセリフですねこれ。

スバルへの説法 あれは是非やりたかった。
1期のアースラでも リリトラ2期のヴィータもですが
何処か重要なところで大声出させる展開が地味に好き。



こんなところで役立つとは思ってなかったラウンドガーダーEX
原作2期でユーノがなのはさんにかけた回復結界ですが
「フィールドやバリアを展開した対象への効果付与は出来ない」という
ディープダイバーの欠点を逆手に取ったうえにチンクの治癒が出来るじゃないかと
これ以上ないピンポイント魔法だったので出してみました。

詠唱に かなりお久しぶりになった主人公の呪文を入れてます
たぶん原作の詠唱の前半 ユーノの呪文だと思うんですよね
1期1話で失敗した封印にも同じ綴りがありますから。






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