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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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いろいろとオリジナル要素満載の閑話に
お付き合いいただきありがとうございました。

5話をもって4章は終了です。
5章からは本格的に2期軸に移ります。









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10月の終わり




とうとう この日が来てしまった。
今日は【アレ】を受け止めねばならない。






「それでね スターライトブレイカーの発射シークエンスを
少し変えてみたんだ。 試射したいんだけど いいかな?」
「・・・お、おう そしたらいつもより強めの結界張るからな。
H6A パンター 頼むわ」

『 yesマイスター 強度150%に強化します パンターへ補助申請 』
『 ja 封鎖領域展開 主機へ魔力流入します ロードカートリッジ 』
『 魔力受諾を確認 広域結界展開 完了まで12秒 』



結界魔道師お得意の結界 デバイス2機で硬いやつを展開する。
ミッド式とベルカ式 2種類の結界が同時展開された。
でもこれから撃とうとしてるやつに対しては どちらも紙同然だろう。
実際 封鎖領域は原作でいとも簡単に壊されている。

なのはの切り札 スターライトブレイカー
その強化版というと コミックで見たプラスのほう。
あれは 結界完全破壊機能がオマケでつく。
ベテランユーノの結界をも簡単に消し去るものだから
いくら俺が硬い結界を張ろうとも無駄な気がする。
しかも試射ってことは 内側にも来るんだよな 確か・・・



「これはけっこうスゴイかも ガツンと来るから気をつけてね」
『 6・5・4 』

どう気をつけろってんだよw
とりあえず一途の望みをかけて シールドを張ったが
これもなのはの魔力に耐えれる自信がまるで無い。



『 3・2・1 カウント ゼロ 』
「いくよっ スターライト ブレイカー!!









その日の夕方 海鳴市内で
核爆発のような光を目撃したという通報が絶えなかった。
当然 海鳴の警察では原因を突き止められるはずも無く お宮入りとなったが
その後もしばらく怪奇現象として 毎日テレビに出るほどの騒ぎとなってしまった。

俺らはというと 自爆して全魔力を使い切ったなのはを背負って
そそくさと退散したおかげで誰かに見つかることは無かった。
結界もシールドも やはりSLB+の前には役に立たず
ヴィヴィオ以外全員ボロボロになっての撤退。
聖王の鎧、便利だよなぁ・・・

















「あ”~ まだあちこち痛ぇ」
「災難やったなぁ お兄ちゃんもお姉ちゃんも」
「あそこまでガツンと来るなんて・・・」
「ありゃクロノがバカ魔力って称したのがよく分かるぜ」


「アニキ シップ貼るぞ」
「おぅ~」

最近ヴィータから俺らの呼び方が「アニキ」「アネキ」に変わった。
はやてが「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」と呼んでいるからかもしれない。
ザッフィーは呼び捨てで呼んでくる 貫禄があってこれはこれで良い。
でもってシグナムやシャマルは・・・




「・・・あれ? そいやシグナムとシャマルは?」
そういや朝から見かけないな。

「昨日の定期検診のあとな 二人だけ診察室に呼ばれて
それっきり帰ってけぇへんのよ。 どないしたんやろ?」
「二人だけ?」
「ケイ、まさか・・・」
「そうか!? しまった・・・」




迂闊だった。こっちの世界に来てもう半年ほど
PT事件からは4ヶ月 何も起こらなかったせいですっかり忘れてた。
昨日、10月27日 石田先生との会話で二人が真実に気づく日
そしてヴォルケンが蒐集開始を決断する日でもある。



あれ、それにしては今目の前に居る二人はいつもどおりなんだが・・・

「なあヴィータ 昨日シグナムから何か聞かされなかったか?」
「あ? あたしは何も聞いてねえぞ?」
「ザッフィーは?」
「ヴィータに同じく。
我々も二人が何処へいったのか今朝から探しているところなのだ」

うーん ここも正史とズレができてる。
本来なら真実を聞かされたヴィータが夢中でシャマルにしがみつき
それを見ていたシグナムが誓いを破ることを決断するような感じだったはず
そのヴィータが何も知らんとは これいかに?

「闇の書も二人の行方は分からんいうんよ。
何か事件にでも巻き込まれてなければえんやけど・・・」
主を心配させるとはなんたることか とかザッフィーは思ってるんだろな。
多少の事件ならシグナムだけでも事足りる気もするが
ちと不安だ・・・






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あとがき


初めて公式コミックスから話題を頂戴させていただきました。
本来ならユーノ君がいる場面ですけど
当小説では既にフェイトの応援に出てますので かわりに啓祐が対応しました。


デバイス2機はしっかり連携取れてますね。
今回は結界構築なのでH6Aが主機 パンターが従機です。
攻撃魔法使用時は逆転します。 ちなみに2機使ってもユーノ師匠には適いませんw


さて今回 あえて後半の細かいことは言いません。
5章以降のお楽しみということで。
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