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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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2期の本格開始にどうもっていこうか
悩んだ挙句 こうなりました。



2話 いってみましょう。










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<なのはsideからスタート>




その日は夜遅くまで
フェイトちゃんの歓迎会の準備をしてました。


『 9:30 PM
マスター そろそろお休みになられたほうが良いのでは 』
「あれ もうそんな時間?
そうだね 続きは明日 すずかちゃんたちと一緒に・・・」
『 !? Caution 緊急事態です 』
「えっ?」

RHからの警告のあと すぐに感じ取ることが出来ました。
あの独特の まさに空気が変わるような感覚。
「これは・・・ 結界!?」






<ケイside>



『 マイスター 封鎖領域の展開を感知しました 』
「ああ、来たか」
『 マイスターの想定どおりでしたね 』
「まあな」

今日明日じゅうには来るだろうとパンターにサーチしてもらって正解だった。
高町家の周辺に結界が張られている。
藤見地区だけに張っているのか 八神家は範囲外になっており
ほかの皆は気づいていない模様。

「さて 誰がなのはに一撃入れようとしてるのか確かめるかね」




とりあえず身内の 1番可能性が高く なおかつ1番ありえない人物を確認。
ぐっすり寝ているメリーを起こさないよう こっそり部屋を出て
やはり起こさないよう こっそり1階のとある部屋を覗く。

「うーん いい寝顔」
ベッドで寝ている人影を2つ確認 いい夢を見てるのか笑顔だ。
はやてはともかく ヴィータの可能性は消えた。

しかし いつも棚の上にある夜天の書は居なかった。
ジュエルシードが2つ飾られているだけである。
こりゃ もう1つの可能性高いほうか?





やっぱり現場を確認したほうが早そうなので
やはり皆を起こさないように こっそり移動する。


「何処へ行こうとゆうのか? ケイスケよ」

玄関のドアを開けたとき 声をかけられた。
耳が良いからか 野生のカンか ザフィーラだ。
「・・・見つかったか。 できれば誰にも見つかりたくなかったんだが」
「我らに内緒にしておきたいのは挙動でわかる」
「なら このまま何も見なかったことにして欲しいんだけどな」
「ならばそれ相応の理由があるのだろう 我らに話せない理由なのか?」
こりゃ ただでは見逃してくれそうに無いかな・・・


「・・・俺とメリーの正体は以前話したな」
「うむ」
「正史では 今頃ある事件が発生している。
管理局もてんやわんやしてる頃だろうけど
今夜、その事件の魔の手が海鳴にもやってくるんだ 主になのはに」
「高町か 管理局と繋がりがあるといったな。
ということはそれが元で こちらの管理局も動き出すわけか」
「飲み込みが早くて助かる。
しかしな 既に正史からズレが生じてるんだ。
そこで俺はこの目でどうなってるか確かめに行こうとした」
「ならば俺も共に行こう。 一人より二人のほうが良かろうからな」
「んー うれしい提案だが ザッフィーにはこの家を守ってて欲しいかな。
なんせ何が起こるか俺にもわからんし」
「ふむ 一理ある。 心得た。 無茶はするなよ」









なんとか難関ザフィーラを攻略し 藤見地区へ急ぐ。
結界内に入らないとなのはと連絡もできんからな。


途中で結界の境界を超えたのは なんとなく空気で分かった。
『なのはっ』
『あ、ケイスケさん。 よかった・・・』
『無事か? 今どこにいる?』
『えっと あまり無事じゃない、かな・・・
いきなりよくわからない人に襲われて・・・
今ヴィヴィオちゃんが戦ってくれてるの。
場所は・・・ わからない。 どこかのビルの中だと思うんだけど・・・』
『・・・分かった。 なんとか合流する 持ちこたえてくれ』
『うん』

「デバイスシステム およびバリアジャケット起動。
H6Aはこの結界内にエリアサーチ展開 対象・魔力保持者
その中で負傷者のいる場所を特定してくれ」
『 展開します 全域の検索終了まで80秒 』
「パンターはこの結界を解析して張ってるやつを特定 できるな」
『 ベストを尽くします 』






エリアサーチの結果 なのはは繁華街に近いビルの5階にいた。
5階程度ならパンターの強化効果でジャンプすれば届く。

途中、上空で戦う2つの影も確認。
ひとつは虹色の魔力光 ヴィヴィオだ。
もうひとつは紫色のようだが デバイスはミッドの汎用か?
いいや 詮索は後 今はなのはの治療だ。



「待たせたな」
「ケイスケさん・・・」

なのははジャケットもRHもボロボロの状態で倒れていた。
原作より負傷酷いんじゃないのか?

「フィジカルヒール発動 いや足りないな 静かなる癒しもだ」
『 マイスター インクリース系の魔法は私では燃費が悪いのですが 』
「構わん やってくれ。 カートリッジを使ってもいい」
『 了解しました カートリッジロード 術式展開 』
「ケイスケさん 大丈夫なんですか?」
「怪我人が何を言ってる 気にするな」
「・・・ごめんなさい」

広い屋上へ移動し 回復魔法をかけている間 なのはから事情を聞いた。
結界が張られた後 高速接近してくる者をRHがキャッチしたため
ヴィヴィオとふたりで外へ出て待ち構えたという。
襲ってきた相手は汎用デバイスで”直接殴りかかってきた”という。
あのデバイス 射撃・砲撃に使うんじゃなかったっけ?
突然すぎてまともに反撃する暇も無くなのはは落ち
今はヴィヴィオひとりで戦っている状況だという。



「ぎゃん!!」
そんな話を聞いていると そのヴィヴィオが落ちてきた。
おいおい こう見えてけっこういい腕してるんだぞヴィヴィオも・・・
というか俺も回復役として来てるわけじゃないんだぞ。
なのは一人の回復が精一杯だ。
「こ、この人 強い・・・」


「・・・」
謎の人物が無言でこっちを見ている。
フードを深々と被っていて 残念ながら顔が見えない。
「なんだよ 何かいいたいのか?」
「この人 襲ってきたときから何も喋らないの」
「喋れない ってわけか? ますます分からんヤツだな」

謎の人物は無言のまま こちらに歩いてきた。
しっかり握れるようデバイスを持ち直している。 やる気だ。
しかし俺は回復魔法発動中は動けない。 困った どうする・・・



謎の人物は俺らの前まで来ると
デバイスを思いっきり振り上げた。

まずい やられるのか!?
























ガキンと金属がぶつかる音がした。
そして視界には 黒いマントと金髪のツインテール。


「ごめん 遅くなった」
「・・・美味しいところ もっていきやがって」
「はぁ?」
「いや 大丈夫 助かった」

そう 原作よろしくいいタイミングで
裁判組が救援に駆けつけてきてくれたのだった。
攻撃を受け止めたフェイト 今声をかけてきたのがユーノ

「なのはの回復は俺がやる。 ユーノはヴィヴィオのほうを頼む」
「あ、ああ」
急いでヴィヴィオに駆け寄るユーノ。




「民間人への魔法攻撃 軽犯罪では済まない罪だ」
「・・・」
フェイトの言葉に 何も返答しない謎の人物。
「フェイト 助かった。 あとそいつ喋らないから」
「・・・分かった。 私は時空管理局嘱託魔道師 フェイト・テスタロッサ
抵抗しなければ弁護の機会が与えられる。 同意するなら武装の解除を」

フェイトが言い終わる前に 後方へ去る謎の人物。
少なくとも同意する気は無いらしい。

「あ、待てっ!?」
フェイトもそのまま追いかけていった。









なのは ヴィヴィオと相手が変わり
現在は謎の人物vsフェイトの戦いが繰り広げられている。

俺らはひとつに固まって その様子を見ていた。
あの回復と防御をかねそろえた魔法も展開している。


「しかしよく来れたな 本局に居たんだろ?」
「うん フェイトの裁判が終わって なのはと連絡を取ろうとしたんだけど
通信は繋がらないし 局で確認してもらったら結界は出来てるし」
「ごめんね 助けに来てくれてありがとう」
「それで あれは誰? なんでなのはたちを・・・」
「それが分からないの 結界が張られて 急に襲ってきて・・・」
「そっか。 でももう大丈夫 フェイトもいるし アルフもいる。
クロノたちも動いてくれているから」
「そう、なの? そうなんだ・・・」


このへんは原作どおりだ。
おそらくは封鎖領域がミッド式と違うんで なかなか結界が突破できず
エイミィたちが困ってる頃だろう。





上空で飛び交う魔力
紫と金色は対決する二人
たまに見えるオレンジはアルフだな。
・・・ん 色が増えた 青?

『ちょっと ひとり抜け駆けしてるんじゃないわよ』
「うおっ メリー!? お前寝てたんじゃないのか?」 「メリッサさん」
『気づいたらケイは居ないし 居間にいた番犬に聞いたのよ。
場所まで教えてくれたわ 今そっちにいk・・・ きゃっ!?』
変に念話が途切れた 見ると紫の魔力光が下に向かって飛んでいる。
面倒なほうから潰しにかかってるのか? まずいな・・・



「ユーノ すまん 助けにいけるか?
空戦能力の無い俺よりお前さんのほうが的確だろうし」
「ああ 分かった。 ケイスケはここの守備を」
「あいよ 弟子を信じてくれや」



ユーノがさっきまで青い射撃が飛んでいた地点へ向かって飛んで行く。
俺も飛べたらよかったんだがなぁ・・・

「さて この防御陣にも回復効果があるからな。
H6A、回復中断 防御魔法展開 パンターは現状維持」
『 フィジカルヒール中断します サークルプロテクション展開 』
「ごめんなさい わたしのために・・・」
「これで2度目だが 気にするな 仲間だろ 俺らは」

「でも これからどうするの?」
「そうだな できれば結界をどうにかしたいところなんだが
結界外に転送しようにもユーノもアルフも手一杯
2対1でやっとの相手 倒せそうには無いし・・・
パンター 封鎖領域の解析と解除、できるか?」
『 解析は可能ですが 解除は難しいと思われます 』
「となると アースラのほうで結界突破してもらうまで持てばいいんだが・・・」

上の戦闘は 謎の人物優勢だ。
フェイトもアルフも たまに弾き飛ばされている。





『 結界を取り除けば いいのですね 』
そう切り出したのは レイジングハート。

「そうだね 結界さえなければ クロノ君やアースラの武装局員さんが
増援に来てくれるかもしれないけど」
「・・・おい待て お前さん まさか」
『 きっと そのまさかです
シューティングモード アクセラレーション 』
ボロボロのRHがフルドライブ状態へ移行する。 長距離封印に使ったモードだ。

「レイジングハート?」
『 撃ってください スターライトブレイカーを 』
「そんな!? あんな負担がかかる魔法 そんな状態じゃ撃てない。
レイジングハートが壊れちゃうよ」
『 私はマスターを信じています だから私のことも信じてください 』

結界が除去できないなら 破壊する。 それがRHの答え。
改良して初めて放ったSLB+は俺の広域結界・封鎖領域をぶち壊している。
前例と確証があるのだ。




「・・・レイジングハートが私を信じてくれるのなら 私も 信じるよ」
そう言って空へ向けて RHを構える。
『フェイト・アルフ 射線気をつけろ これからなのはが結界をぶち破る』
『ええっ!? なのは 大丈夫なのかい?』
『大丈夫 信じてるから 皆のこと レイジングハートのこと』

「H6A なのはの足元にバインド展開 ふんばり効くように固定してやれ」
『 チェーンバインド展開 』
同時になのはの身体を ヴィヴィオが支える。





『 スターライトブレイカープラス 術式展開 カウント 9・8・7・・・ 』

まわりの魔力がどんどん集まってくる。
原作のように3で止まることもなく 順調に進むカウント。

『 5・4・3・2・1 カウントゼロ 』
「いくよ スターライトっ !?」
「ぶっ!?」 「えっ?」



俺もすっかり忘れてて ナマで見たときは吹き出してしまった。
なのはの胸から 手が出ました。 ナマで見たらどんなホラーよ・・・

バインドとヴィヴィオの支えでふらつく事はないんだが
手にはしっかり桃色の球が握られている。 なのは かなり苦しそう。

旅の鏡 これを使える人物は知る限りひとりだけ。
ということは上に居る謎の人物も その正体はやはり・・・


「ス、スターライト・・・」
おい待て その状態でぶっぱなす気なのk・・・
「ブレイカー!!」
ぶっぱなしちゃったよ




桃色の光線が空高く飛んでゆく。
その方角にあった結界は簡単に破れ 穴が開いた。
穴の開いた結界は結界の意味を成さず
これでアースラのほうからも内部が見えるようになるはず。


悟ったのか SLBが発射された直後
謎の人物は退却していった。
なのはを貫通した腕も消えたが
SLBをぶっぱなすまでの間に かなりコアをもってかれてしまった。


なのはは RHを落としてそのまま気を失った。
もう回復魔法だけではどうにもならない。
アースラチームの対応が原作どおりであるよう願うしか 俺にはできなかった。







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あとがき



ヴィータが居ないだけでこの難しさ
かわりの敵を用意しましたが 無言なだけに動かすの大変。


逆に 地味にザッフィーが動かしやすいですね。
おいしいところにすぐ出せるのが魅力。

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