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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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最初の更新から1ヶ月たちました。
まるひと月で1期分ですから
このペースでStSまでやると 年末にはネタ切れに・・・
うわぁどうしましょうw



物語は5章突入です。









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「そっか フェイトちゃん、今日が最終公判なんだ」
「うん クロノ君が昨日そう言ってたの」



いつもの朝練 場所は変わって臨海公園、
SLB+事件があってから しばらく桜台は避けている。

まわりの木々は赤や黄色にキレイに染まっている。
本日は11月20日
原作より罪が軽くなったフェイトの裁判は 半月ほど早く決するらしい。


「裁判が終わった後 フェイトたちはどうするんだろうな」
「えっとね フェイトちゃん、嘱託魔道師の試験受けたんだって。
だから終わってもクロノ君たちと一緒じゃないかなぁ」
そういやそうだったな。 2期の初めでそう名乗ってたっけ。
裁判が速く終わるのも嘱託試験がけっこう大きいらしいし。



「そしたらソイツらの裁判が終わったら あたしらは付き合えないな」
「そうねぇ 見つかっちゃうかもしれないもんね」

そう言うのはヴィータ
ごくたまーに早起きして 朝練に顔を出すようになった。
ザフィーラは高確率で顔を出してくるので 今日は二人とも揃ってる。
主に対近接戦闘の訓練に付き合ってくれるので ありがたい限り。






ディバインシューターのHIT数が最高記録 80回台になり
喜んでいるところに電話が来た。


Attention 次元通話です。
発信元 時空管理局 本局 クロノ・ハラオウン執務官 』
「なぬっ!?」
「やべっ」



ヴィータたちは素早くうしろの草むらに待避。


『時空管理局 クロノ・ハラオウンだ。 朝早くにすまない』
自動的に空間モニターが現れ クロノの姿が出てきた。

「え、えっと あの・・・  おはようクロノ君」
『ああ、おはよう。 すごい汗だが何かあったのか?』
「あ、朝練中だったからな」
『そうか それはいいことだが 無茶はするなよ』
隠し事をしてる為 挙動不審ぎみな俺らに気づいてないようだ。
ちょっと安心。


「それで用件は? まさか朝の挨拶に来たわけじゃないだろ」
『ああ、すまん。 今日のフェイトの裁判なんだが
少し時間がかかりそうなんだ。 終わったらまた連絡する。
今日中にそちらに行ける予定だったんだが 明日になりそうなんだ』
「そ、そうなんだ。 うん わかった」
『楽しみにしてたところすまないが そういうわけだ。
フェイトも少しがっかりしてたが 楽しみは明日にとっておいてくれ』
大事なことだから 仕方ないわな・・・



『ん、後ろに誰かいるのか?』
「えっ!?」
『さっきから不自然に動いているんだが・・・』
振り向くと 確かにカサカサと動いている。
隠れるの下手なのかお前ら?

『確認してくれ 一般人に見られたのでは面倒だ』
「う、うん・・・」
なのはが近づいていく。 まずいなぁ バレるか?


なのはが 誰が居るかは分かりきっている場所をそっと覗く。
その瞬間 何かが草むらから駆けて逃げる。
青い 子犬?

『犬か・・・』
『執務官、そろそろ・・・』
『ああ、もうそんな時間か。 それじゃまた後で』




モニターが消えて無くなったのを確認し
全員でため息をついた。

「グッジョブだ ザッフィー」
「うむ とっさの思いつきだったが うまくいって良かった」
小さいザフィーラ(2期最後のEDで見せたアレだ)も
安堵した顔でそう答えた。








<その日のお昼頃>




「しかし あそこでクロノが出てくるとは思っても見なかった」

俺とヴィータ・ザフィーラは昼飯の片付けをしていた。
メリーははやてと共に図書館へ なのはは学校
ヴィヴィオは今頃翠屋の手伝いをしてる頃か。

ザフィーラには人型で手伝ってもらう。
背が高いので棚の上のほうのモノを取ってもらえるし
皿も落とさずに拭いてくれるし
ヴィータには無理なので テーブルの片付けを任せた。
シャマルまではいかないが 扱い悪くて2枚は確実に割るからな。



「シャマルか・・・ 何処いったもんだか」
「我々もあちこち探してはいるんだがな」
「仕方ねえよ 闇の書でも見つけられねえんだ。
別の世界に行ってるのかもしれねえし」
「そうだなぁ  そういや書は?」
「闇の書ならソファーに・・・  む、無いな?」
「おいおい闇の書まで行方不明ってことは無いよな」
それはそれで大問題だぞ はやての所にいってるだけならいいが・・・


結局2時間ほどで 闇の書は元の場所に戻っていた。
元々散歩好きとは聞いていたが いきなり消えるから困ったもんだ。







<メリーside>




図書館からの帰り
晩御飯をどうするか はやてと考えていた。

はやてちゃんのほうは 先ほどまですずかちゃんと一緒だったみたいで
彼女の話もちらほら出る。
同じ本好きとして 馬が合うのね。




晩御飯はスーパーで特売品を見ながら考えることにした。
今日は豚肉が安い模様


その豚肉をずっと見ているはやて
「どうしたの? 何作るか考えてる?
しょうが焼きとかどうかしらね」
「・・・なあ お姉ちゃん」
「うん?」
「シグナムとシャマル ちゃんと食べとるかな・・・」
「あ、うーん そうねぇ・・・」
そっちを考えてたのか そうよね。 心配よね。 夜天の主だものね。
二人が消えて もうすぐ1ヶ月、
みんなで探してはいるんだけど・・・
「どこに行っちゃったんやろなぁ」
やるせない気持ちを はやてはどこかへぶつけているようだった。





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あとがき



思わぬところで子犬フォームザフィーラがでてきちゃいました。
この予定はなかったんですけどねぇ あれぇ~?


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