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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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周3更新でもいいと思うんだ
ただ、更新回数多くしても 内容は一向に進んでないだけで・・・








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  【SIDE SION】
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「カートリッジシステムは扱いが難しいの。
 本来なら繊細なインテリジェントデバイスに組み込むものじゃないんだけど・・・」



只今エイミィさんが新しく組み込まれたカートリッジシステムの説明中。
二人とも頷いてはいるけど 戦闘中はかまわず使うんだろなぁ
特になのはさん。


エイミィさんのいうとおり カートリッジシステムはインテリジェント向きではない。
外部から強制的に送り込まれる魔力で本体に損傷が出たり
使用者への負担も大きくなる。
10年後には一般的になっている技術も 今はまだブラックな部分が多い。
それをデバイス自信の希望で取り付けるという前代未聞なことを
本局技術部は形としてやりとげただから凄いね。



「フルドライブは破損の危険があるから なるべく使わないようにね。
 特になのはちゃんのエクセリオンは フレーム強化するまで起動させないこと」
「は、はい」


エイミィさんにも一級フラグ建築士の称号をあげたい。
そんなこと言うと強化する前に絶対使うと思うんだ。





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新システムの説明が終わったところで
本来の作戦会議に戻る。


今回の一戦で【仮面の男】という第四勢力が現れ
ここ臨時本部はさらに混乱していた。
ちなみに第三勢力は【アンノウン】 つまりロア(俺)なわけだが。



「問題は彼らの目的よね」
「彼ら? あぁ、騎士」
「そうだ まるで自分の意思で書を完成させようとしているように見える」



闇の書の騎士『ヴォルケンリッター』
過去何度か管理局とも対峙したことがある4人組。
それらはいつも 闇の書の主の命のもと 時に隠密に 時に残虐に蒐集行為をし、
歴代の主を護り そしていつのまにか消えていった。
しかし 己の意思で蒐集行為に走ったことは 管理局の記録上では無い。



それは 騎士たちの性質を考えれば当然のはずだった。

ヴォルケンリッターは本来 闇の書付属の『プログラム』であり
独断で行動することはおろか 感情を露にすることすらなかった。
それが今回あてはまらない。
今までの記録が役に立つかも分からない。
本部の混乱も 当然のことなのだ。

ちなみにこの話の途中でフェイトさんがけしからん話に反れたけど
すぐに渇が入ったことを記述しておく。



「闇の書の騎士が5人以上出現した例もない。
 仮面の男とアンノウンの動向や動機も見えてこないし」
「そういえば アンノウンさんとユーノって知り合いって言ってたよね」
「あ、でもお互いの連絡手段を知ってる仲ってわけじゃ・・・」
「そうか・・・」

ナイスアドリブだ ユーノ君。
でもハラオウン一家にバレるの時間の問題っぽいなぁこれ。
なのはさんたちにはバレてるんだけど。




「これ以上は 捜査にあたってる局員からの情報を待つしかないわね」
「そうですね 転移頻度からいっても主がこの付近にいるのは確実ですし
 案外 主が先につかまるかもしれません」
「あーそれ分かりやすくていいね」
「書の完成前なら 持ち主も普通の魔導師だろうし」


ごめんね皆さん 魔導師ですらないんだ 主。
言えないけど。



「リミティも闇の書に関してはあんまり詳しくないんだよね」
 [[デバイスとしての基礎設計データならあるが 事件としては残念ながら。
  おそらく裏のデータベースをあさっても事件解決につながりそうなものは無いだろうね]]
「設計データがある時点で十分恐ろしいよ 全く。
 まてよ データベースか・・・  しかしあそこは・・・」


貴重なクロノ君の悶えるシーンなんて需要ないよね。


「執務官は何を悶えてるんでしょ?」
 [[おおかた あそこを探せば何かあると思ったんだろう]]
「裏のデータベース?」
 [[いいや 表も裏もない その答えはアンフィニ]]
「まさか 無限書庫!? でもあそこは・・・」
「ああ、軽く探し者が見つかる場所じゃない。
 言ってみれば 本を【掘り出す】作業になる」
 [[適応者が目の前に居ると思うがね クックックッ・・・]]



リミティの言葉に
全員の目が フェレットに向けられていた。
突然の視線に フェレットは冷や汗をかいていた。




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