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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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設定の使い回しとも言う(









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  【SIDE NANOHA】
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こんにちわ 高町なのはです・・・


ごめんなさい 元気が出ないから 今日はこれだけ。
今、人生で1番最低最悪な気分です。
それも 原因は自分自身だから余計に。



このまえの大規模任務で 怪我をしてしまいました。
ただの怪我じゃありません。
下手をすると もう飛べないかもって シャマルさんにいわれました。

1番の原因が 無理におしごとをして身体を休めなかったため。
わたし自身はそんなことないと思ってたんだけど
実は前々からシュテルには警告されてたんだよね。

お兄ちゃんには怒られ お母さんには泣かれ
みんなにも 辛い思いをさせちゃった。



だからこそ わたしは魔導師を続けるの。
二度とこんなことにはならないように気をつけながら
そして わたしみたいな子を出さないように。

そう思ってリハビリを始めて2ヶ月
地球では新しい年を迎えてる頃
今年はこうだから さすがに帰省はできなかったけど
家族とは毎日連絡をとってるし みんなも来てくれるから寂しくは無い。



そうそう 寂しくないといえば
新しい友達ができたんだ。
わたしより4歳年下で 元気で明るい子。
ちょっと事情があって よくこっちに来るんだけど
きっと今日あたり・・・



(??)「こんにちわー また来ちゃった」
(なの)「ふふっ いらっしゃい」





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  【SIDE SION】
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管理局でも記録に残る惨事から2ヶ月
局のほうでは だいぶ混乱も収まって
ミッドチルダ本国のほうも静かになったそうだ。
それでもクロノ君あたりは処理に追われていて
年始の挨拶もままならないくらいだった。

殉職者の追悼や 負傷者の保障なんかが行われるなか
なのはさんは 本人希望でリハビリが始まった。
無理をしてではない。 同じ失敗を繰り返さないために である。
さすが元々同じ人から生まれたシュテル 彼女の言うとおりになった。



そのなのはさんがいる病院で
俺らはひとりの少女と出会った。
最初は迷子になっていたのを アリサさんが見つけた。

彼女は この任務で母親をなくしていた。
さらに父親が急務でなかなか家に帰れないこともあって
お姉さんと二人でいることが多かったのが はぐれたらしい。

彼女自身 本局は初めてじゃなかった
それは彼女の身体に事情がある。

俺と同じ いや、俺よりも戦うことに特化した身体をもっていた。


名を スバル・ナカジマという。




同じ機人同士と 事情を分かち合えるということもあって
俺らとスバルちゃんはすぐに仲良くなった。
身体検査のため 3ヶ月に1回は本局に顔を出すとき
彼女は必ずなのはさんの病室を訪ねるようになった。

一般病棟に移ったおかげで 高確率でなのはさんのお見舞いで聖祥の魔導師がいる。
その身体事情で同年代の友達が作れていない彼女にとって
数少ない【オトモダチ】となっているようだった。



(シオ)「こんにち・・・  やっぱり今日だったか」
(なの)「あ、紫音君 いらっしゃい」
(スバ)「わーい しおんさーん こんにちわ」
(シオ)「元気なのはいいが病室では静かに だぞ」
(スバ)「はーい・・・」
(なの)「にゃはは・・・ わたしはあんまり気にして無いよ」


なのはさんにとっては 年下の子の知り合いはあまりいないので
妹が出来たみたいで楽しいらしい。
高町家では最年少だからかもしれない。


(スバ)「今日はしおんさんだけ?」
(シオ)「残念ながら俺だけ。
     アリサさんすずかさんは家の親睦会で海外だし」
(なの)「はやてちゃんは追試だね」
(シオ)「ご名答 ちなみになのはさんのぶんもあるので あしからず」
(なの)「うにゃぁぁ!?」

墓穴を掘ることに定評のあるなのはさん。
教導はできなくても書類はできるので トレーニングメニュー考えてるのは知ってるけど
それはそれ これはこれ 日本生まれの子の義務だよ。

フェイトさん? 執務官試験に臨んでorzしてたんで声かけないでおきました。




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お姉さんの検査待ちだったらしく
スバルちゃんはその後程なくして帰っていった。



(シオ)「毎度元気あるねぇ」
(なの)「うん そうだね。
     ああいう子ほど いざとなったら無茶しちゃうんだよね」
[シュ]「それは自分へのいいつけですか?」
(なの)「シュテルいたの!?」
[シュ]「今日はずっと一緒でしたでしょうに・・・」

他人のふり見て我がふり直せ とはよく言ったものである。


(シオ)「でもあの子って 魔導師志望じゃないんだよね」
(なの)「わたしはあの子は魔導師になると思うな。
     正義感強いし 家族想いだし」
[シュ]「あの身体ですから 第三者の思惑でそうなる可能性もあります」



そう スバルちゃんは機人。
リミティ曰く 戦闘特化型の機人のプロトタイプのひとりらしい。
つまり 改造元の研究所か何かが裏にある。
裏の思惑で 争いの世界に踏み込まされる可能性もある。

それならば 表向きは正義を語る管理局側のほうがよっぽどマシだと思う。
それとなく聞いてみたけど 本人にその意思はないようだけど
将来どうなるか分からないからね。 リミティなら知ってるかもしれないけど。



(シオ)「見ぬ将来よりも まずなのはさんは現実を見ようか」
[シュ]「もうすぐ午後のリハビリの時間です。
    それと学校のプリントも 早めに終わらせてしまいましょう」
(なの)「そんなにいっぺんには無理だよぉぉ!!」


戦わなきゃ 現実と。






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  (あと)


スバルがログインしました


このタイミングの登板はリリコレと同じです
違うのは リリコレがクイントさん生存に対し
今回は原作進行になってること
出会い方から違いますね
主人公の身体設定上 こうなりました 全くの偶然です
ちなみに 空港火災は正史で3年ちょっと後


性格が似てるからか
レヴィと揃うと元気3倍という裏設定があったり なかったり・・・





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