時を駈ける幼女 ８章-４

２５日更新の予定だった分ですが
当日中に家に帰れなかった　(´・ω・)



いともたやすく行われる容赦ない砲撃
今回はなのフェオンリー

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　　　【SIDE NANOHA】
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学校祭も終わって　いよいよ年末に向けて動き出す１１月のある日
おひさしぶりに　フェイトちゃんとお話ができた。
といっても　通信画面越しに　なんだけどね。
フェイトちゃん嘱託試験が受かって　アースラでおしごと中だから。




（フェ）『・・・それで　数日中には今の任務が一旦終わって
　　　　　アースラも整備で本局に戻るんだ。
　　　　　そのあいだに少しお休みが取れるんだけど』
（なの）「あ、もしかしてこっちにも来れるの!!」
（フェ）『その予定　リンディさ・・・　母さんもそれがいいって』

あ、そっか　フェイトちゃん　リンディさんの養子になったんだもんね。
プレシアさんのことも忘れないようにって　テスタロッサの苗字も残すって
この前のお手紙に書いてたんだっけ。



（なの）「その日ならこっちは週末だから　学校もお休みなの。
　　　　　フェイトちゃんのおしごとのお話とか聞きたいな。
　　　　　アリサちゃんたちにもお時間あるか聞いてみるね。
　　　　　約１名　絶対に来ると思うけど」
（フェ）『うん。　　あ、それと　仕事で思い出したんだけど』





わたしはこのとき　事件の初端を聞いた。
フェイトちゃんたちアースラの皆さんはまだ立ち会ってないんだけど
地球がある９７世界の近くで　ちょっとした異変がおきているんだって。


（なの）「リンカーコアが？」
（フェ）『そう　リンカーコアを狙った襲撃事件。
　　　　幸い人間の被害者はまだ出てないんだけど
　　　　立て続けに何件も起きてて　関連性を調べてるんだって』
（なの）「なんのために集めてるんだろう？」
（フェ）『それはこっちでも調査中。
　　　　ただ今後人間が襲われる確率もゼロじゃないし
　　　　管理世界ならまだしも　管理外世界だと局員が来るまで時間かかるから
　　　　なのはたちは少しだけ注意していてね』
（なの）「わかったの　ユーノ君とティルちゃんにも伝えておくね」


（フェ）『・・・そういえば　ユーノは？』
（なの）「真っ白に燃え尽きちゃったの」

昨日、ちょっとした実験でブレイカーの火力アップ狙ったんだけど
大失敗しちゃったんだよね・・・
ユーノ君、まだ回復し切れてないんだ。



（フェ）『そっか　なのはも強くなってるんだ。
　　　　わたしも頑張らないと』
（なの）「フェイトちゃんは十分強いの。
　　　　わたしでも目で追えないくらい早いし」
（フェ）『それ以上に　なのはは硬いから　おあいこだよ』

お互いの長所短所は把握済み。
今度　ふたりで補い合って協力攻撃とか考えて見ようか。





画面の向こうで時間を知らせるブザーが鳴る。


（フェ）『ごめんね　もう戻らないと。
　　　　なのは　さっきの件　くれぐれも気をつけてね』
（なの）「たぶん大丈夫なの。
　　　　襲ってきたら　正当防衛でお返ししてもいいんだよね？」
（フェ）『・・・ほどほどにね』



今思えば　このときはまだ
襲ってくる相手の力量を　甘く見すぎてた。
自分の力に絶対的な自信を持ちすぎていたのかもしれない。




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　　（あと）


久々のなのフェ
久々に　ユーティルが出てこない
ユーノはSLB+の犠牲になったのだ

着々とフラグ立ての回
今回は劇場版寄りで進行するので　養子縁組成立済となります
ただ　あしながおじさんが使えないんですよね・・・


約１名＝レヴィ