時を駈ける幼女 ９章-１

３０日の更新が怪しいのでちょっと早いですが
前回定期更新の補填の意味でも先にあげときます



リリ賭け２期　はじまるよ

------------------------------------------------------------------------------------------
　　　【SIDE NANOHA】
------------------------------------------------------------------------------------------



月日が経つのは早いもので
気づけば今年もあと１ヶ月を切ってしまいました。
おはようございます　高町なのはです。

きょうは朝早く　海鳴臨海公園に来ています。
ここは　ジュエルシードが発動した場所のひとつでもあり
時空管理局のみなさん　特にクロノ君とと初めて出合った場所でもあり
シュテルさんと出会った場所でもあり
新たな人生を始めなおしたフェイトちゃんを見送った場所でもあります。


そんな記念すべきことが多いこの場所に
また新たな１ページを刻むため　やってきました。
それはなにかといいますと・・・





（フェ）「ただいま　なのは」
（なの）「おかえり　フェイトちゃん」



かねてからのお約束どおり
今日、フェイトちゃんが海鳴にもどってきたのです。







（なの）「フェイトちゃんが元気そうで良かったの」
（フェ）「うん　わたしは大丈夫　元気だよ。
　　　　なのは　例の件は・・・」
（なの）「ユーノ君とも相談して　少しだけ警戒してたけど
　　　　今のところは何も無いかな　大丈夫。
　　　　フェイトちゃんは　いつまでこっちに居られるの？」
（フェ）「実はリンディさんが　ジュエルシード事件以来ずっと働き詰めで
　　　　クロノから休んでくれっていわれちゃって　しばらくお休みなんだ。
　　　　ついでにわたしもって言われて　２ヶ月くらいは居る予定」
（なの）「そっか　それじゃ　いっぱいお話できるね」


今日は　寝かさないの。

　　　　　　　　　　　　やめてください潰れてしまいます (Byフェイト




（フェ）「わたしは　いつかの決着もつけたいかな。
　　　　なのはとは五分　ユーノには負け越しちゃってるし。
　　　　そういえば　今日はなのはだけ？　ほかの皆は・・・」
（なの）「声はかけてみたんだけど　朝早くだったし
　　　　休日で学校お休みだから　あとでお茶しつつ ってことになったの。
　　　　今ここにいるのは　わたしとあと二人　　ううん３人なの」


ユーノ君はクロノ君にいわれて　そのリンディさんのお手伝いに借り出されたみたいで
寝ぼけ気味のティルちゃん（with オコジョ）しか連れてこれなかったの。
あと　向こうで海に向かってなにか叫んでるレヴィちゃんと
姿は無いけど　きっとどこかでカメラレンズを向けてる人がひとりいるはず。



（なの）「それじゃ行こう。
　　　　朝早くて開いてるところ少ないから　翠屋でいいよね」
（フェ）「えっと　ご迷惑じゃないかな？」
（なの）「お父さんたちには伝えてあるから大丈夫なの。
　　　　お仕事のお話とか　いっぱい聞かせてね」
（フェ）「う、うん　話せる範囲でならね」



今日から始まる　楽しい日々
このときはまだ　そう思っていました。




------------------------------------------------------------------------------------------


　　（あと）


２期突入です
かねてからのとおり　劇場版寄りになってます
まだフェイトがこの時点で　海鳴に腰を下ろす予定じゃないところとか
襲撃事件の片隅をなのはさんが知ってるあたりが若干違いますが

早くもハブられるユーノ・・・
そして何処かに居ることが当然になりつつあるシュテル・・・



------------------------------------------------------------------------------------------