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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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章が変わります
なおプロットは現時点で12章までありますので
今年度中には終わらない模様











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   【SIDE YUNO】
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シュテルさんから引継ぎ 現在なのはの肩の上の僕。
持ってる魔力をできるだけ献上した僕は 海鳴に来たときのような魔力不足
フェレットモードのまま アースラに保護された。

シュテルさんには 落ち着いてから説明しに行くことになっている。
「特ダネと野菜は新鮮なうちに」とせがまれたから
たぶん明日にはいかないと 向こうから来るだろうね。
今頃写真現像してるんじゃないかな 彼女・・・






(クロ)「・・・で、こちらで得られた収穫がこれだ」

と、出された映像と静止画が数点。
SLBで破壊された結界 直後に撤退する騎士
その間にアースラクルーが辛うじて撮影できた数枚だそうだ。



(クロ)「実行犯は4人 うちフェイトと対峙した1人が【シグナム】と名乗っている。
    そして こっの本、 データベースで調べた結果
    ロストロギア【闇の書】と一致した」
(エミ)「闇の書っていうのは 管理局の歴史でも何度か現れてる一級遺失物なの。
    事件になるたびに世界が失われて 本体の確保はできてない。
    唯一 前回の事件では回収には成功したんだけど・・・」
(クロ)「フェイトの証言と現状をみて 最近起きている
    魔導生物襲撃事件もこの一端とみて間違いない。
    よって この事件はまとめて【第*次闇の書事件】として
    我々アースラが走査を担当することになった」


闇の書事件となれば 管理局は本腰をいれて動き出す。
さっきの説明どおり 世界がひとつふたつは消えてもおかしくない代物だからね。
フェイトとアルフは嘱託として もちろん自分の意思で参加するらしい。
そして 僕とティル、なのはは現地の協力者として走査に組み込まれるわけだ。
なのはにいたっては 率先して協力を申し出てるし。




騎士側にも繋がってる僕としては 本来ならあまり手を出すべきではない。
でも これは騎士たちの シグナムさんの意思でもある。

『もしもの場合は 管理局を頼ってくれてもいい』
シグナムさんは以前 そう言っていた。
はやてのためならば 自分達はどうなっても良い。
ただ はやてさえ生きていてくれれば そういうことだ。
それもひとつの手段として考えている。


問題は 今の僕は動けないこと。
ちょっと 蒐集魔力をサービスしすぎた。



(クロ)「ユーノがこの状況だし なのはとフェイトも疲れただろう?
    闇の書は 同じ人物から1度しか魔力を収集できないことが分かっているから
    3人はもう蒐集されることは無い」
(エミ)「それに向こうも 管理局に見つからないように動くだろうから
    しばらくは地道な走査になるからね。
    みんなは平常生活を送れるように手配しておいたよ」
(クロ)「こちらで警戒と護衛の局員をしておくから
    困ったときは彼らや艦長を頼ってくれ」



そのリンディ提督は 強制で休暇続行。
だからこの場にもいない。  一応モニター越しに会議には参加している。
本人はすぐにでも職務復帰したがっているんだけど
ほとんどの休みを返上して働いていた結果 繰越休暇が溜まりまくっているらしい。
こういうことでもしないと休んでくれないから 執務官権限を使うんだとか。
クロノ強引だなぁ。









(フェ)「そういえばクロノ、『アレ』は?」
(クロ)「ああ、解析は進んでるよ」


アレとは フェイトがシグナムさんから渡されたらしい【何か】
簡易検査の結果 ベルカ式のカートリッジということが分かっている。
ただし 魔力の代わりに別のものが詰められていた。


それは アームドデバイスに組み込まれた
ベルカ式カートリッジシステムの基礎データ。
管理局で研究中のコピーではない オリジナルのもの。

シグナムさんは 武器の優位をあえて捨て
フェイトと【個人技能による】【本気の】対決を望んでいるらしい。
明らかに次回戦うことを楽しみにしている。
あの人 戦闘狂の気があったからなぁ。




(エミ)「あれだけ完全なデータは本局のデータベースにも無かったから
    技術部はお祭り騒ぎ、思わぬ収穫になったとも言えるけど
    ・・・二人とも 本当にやるの?」
(なの)「もちろんです」
(フェ)「わたしも期待には答えたいですし」


というわけで 本人&デバイス本体の要望で
レイジングハートとバルディッシュに試作品をつけることになっている。
オリジナルデータとこれまでの研究を照らし合わせた試作カートリッジの
いわゆる人柱ならぬデバイス柱 故障・破損は覚悟の上。
それでもフェイトは シグナムさんに次こそ勝ちたいし
なのはも武術家の娘として興味があるらしい。
君はあれ以上なにを望むんだい?




(クロ)「・・・キミらが一度決めたらロストロギアでも動かせないことは知っている。
    だがデバイスを本局の技術部に送るから その間まともな魔法は使えないぞ?」
(なの)「大丈夫 ユーノ君が守ってくれるの」
(ユノ)「なのは、僕もこの状態ってことを計算に入れ忘れてるよね。
    ・・・いや 策がないわけじゃないけどさ」


僕としては あまりおすすめできない策だよ?




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