小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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ユーノ君の苦労の始まり
というか以前から始まってた疑惑
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【SIDE NANOHA】
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フェイトちゃんと 久しぶりの再会。
あのあと翠屋で みんなで楽しくお茶会。
変身魔法で紙色変えたフェイトちゃんとレヴィちゃんが区別つかなくなったり
アリサちゃんすずかちゃんが魔法使いたいって妬ましくなっちゃったりして
結局 貸切みたいになっちゃって お父さんごめんね。
でも楽しかったの。
(ユノ)「うんまぁ 楽しそうで良かったね・・・」
(なの)「ごめんねユーノ君 仲間はずれみたいになっちゃって」
お荷物運びで同席できなかったユーノ君が帰ってきたのがついさっき。
みんなの姿が映った写真(明らかに正面からのもあるけどシュテルさんどっから撮ったんだろう?)を見ながら
そのときのお話をしてたんだけど ちょっと不謹慎だったかな 反省。
アルフさん(with 子犬)もユーノ君と一緒に来て
現在 わたしの部屋に魔導師5人そろい踏みです。
(フェ)「でもビデオメール以来だったけど みんなの顔が見れて良かった。
友達って いいな・・・」
(アル)「なのはたちには感謝しっぱなしだよ ほんと」
(なの)「そんなことないの。
わたしだって魔法関係ではフェイトちゃんたちに教えてもらったこともあるし
それに お楽しみはこれからだよ」
(ティ)「もうすぐ ふゆやすみ だから
もっといっぱい あそべる だよね なのは」
(ユノ)「フェイトは今までが大変だったぶん しばらくはゆっくり体を休めて
気を楽にすればいいと思うよ」
(フェ)「うん ありがと お言葉に甘えて・・・」
たぶんこれ フラグを立てたのはユーノ君だと思うの。
[レイ]「マスター、残念ながらそうはいかないようです」
[バル]「警告 正体不明の魔力波動を感知」
えっ と思った次の瞬間には
これも久々に感じる あの独特の感じ。
よくわからないけど 結界が形成されてる!!
[フル]「ほう 封鎖領域とは懐かしい」
[メル]「この家の周辺数百メートルが結界内です。
通信途絶 完全に閉じ込められました」
(フェ)「結界の中心は市街地 結界内に他の魔導師の反応なし。
ということはこの結界 狙いはわたしたち?」
(ユノ)「フェイトが言ってたとおりだったね」
(なの)「だったら迎撃しよう もっと戦いやすいところに移動しないと」
(アル)「誰だかわからないけど 敵さんにはこっちの場所はバレバレなんだし
できるだけ見通しのいい場所がいいよ」
(ティ)「なのは さんちょうめの たばこやさん」
(なの)「うん あそこの屋上なら見通しよさそうなの。
フェイトちゃんついてきて いっしょに戦おう」
(フェ)「もちろん 今度はわたしがなのはを護る」
どこの誰かはわからないけど
なにも言わずに結界で宣戦布告してくる子は 頭冷やしてもらうの。
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【SIDE YUNO】
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近所にあるコンクリート製の建物の屋上
なのはたちと一緒に移動してきたのはいいんだけど
そこからどうしようか 僕は考えていた。
僕には 結界を張った主に思いあたりがあった。
結界の構成術式は現代では珍しいベルカ 魔力色は赤
管理外世界でこれが使える子といえば 彼女しかいない。
でも おかしい。
管理局の目にとまらないよう 人間を襲うのは避けていたはずだ。
襲わないといけないほど状況が悪くなったのか、
逆にあえて例外を作って局の判断を鈍らせたいのか、
どちらにしても タイミングが悪い。
今日 フェイトたちが来るのは伝えていた。
休暇中とはいえ 管理局艦のいち提督も市内に滞在している。
となると 考えられるのは前者か・・・
(なの)「・・・ノ君 ユーノ君ってば」
(ユノ)「あ、うん ごめん なに?」
(なの)「さっきの話 聞いてなかったでしょ・・・
ここでわたしたちが集中してるといいマトだから
分散してみたらどうかな って言ってたの」
(ユノ)「そ、そうだね そのほうがいいかも」
(フェ)「機動力の高いわたしは 移動しながら周りを見てくる。
アルフは別方向 お互い連絡は密にね」
(アル)「できれば 敵さんのツラでも見ておきたいね」
(なの)「わたしは防御に自身があるから ここで待ち構えるの」
(ティ)「あたいも なのはと いっしょ」
(なの)「で、ユーノ君には別のお願いがあるんだけど」
うん わかってる シュテルさんだよね。
あの人 結界なんてまるで無かったかのように近づいてきて
何処からかカメラレンズ向けてたりするから 流れ弾が怖いんだ。
実は某大佐の系譜なんじゃないかとか考えたりするんだよ。
(ユノ)「相手は きっと手ごわい。
みんな 絶対無理しないでね」
(なの)「わかってるよ 大丈夫。
己を知ることが大事なのは 御神流でも同じなの」
(フェ)「たとえ相手が格上でも なのはは護りきってみせる」
あ、うん 駄目だね 何言っても無駄かもね。
わかってたよ。 言ってみただけだよ。
(アル)「それにこの規模の結界なら リンディ提督が気づかないわけないから
耐えていれば アースラが動いてくれるはずさ」
(ユノ)「それは 十分あり得るね。
増援が見込めるのはありがたい かな」
うん 全然ありがたくないです。
僕としては その前に向こうに引き上げて欲しいかなぁって・・・
うん たぶんそっちも無理だろうね。
はぁ 板ばさみだよ。
どうしてこんな厄介事引き受けちゃったんだろう?
こんな筈じゃなかった事ばかりだよ・・・
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(あと)
海鳴市であれば 結界の中だろうと気を抜けないのがリリ賭けクオリティ
シュテルさんは存在が厄介事フラグになりつつある
デバイス陣も一気に出番が増えましたね
ユーノ君の嘆き 涙目
さて このあと立ち位置をどうにかしないといけないんですが・・・
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