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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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光と闇は紙一重











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   【SIDE YUNO】
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秋の収穫祭も終わって いよいよ夜は肌寒くなってきた海鳴市。
守護騎士たちがはやての家にいる時間が減ってきて
はやてがすこしぼやきだしたので ちょっとひやひやしてる今日この頃。





今日は翠屋のお手伝いの日、
僕とティル ほか数名でランチタイム後の片づけをしていた。


表口のドアが開いたのは おおかた片付けも終わった頃。

(ユノ)「いらっしゃいま・・・  あれ、どうして君が!?」





(はや)「や、近くまで来たんでな。
     今日こっちやって言ってたやろ どんなんかなぁって」


はやて・・・
休学中とはいえ 学生はまだ授業中の時間だよ。
あまりうろうろしてたらお巡りさんに補導されちゃうよ。
いや、同い年の僕がいうのもなんだけど。


(はや)「今日、みんな用事でおらへんのよ。
     せやから暇を持て余しがてら な♪」







(はや)「へぇ きれいな店やね」
(ユノ)「僕らは手伝ってるだけだから 内装とかは主人のセンスだよ」
(はや)「あそこのイケメンさんが主人なん?」

イケメンと言われ照れる士郎さん ちょっとかわいい。


(ティ)「あ、はやてー」
(はや)「おー はやてさんやでー ティルちゃんもお手伝いなん?」
(ティ)「あたい がんばった」
(はや)「そっかそっか なでなでしたろ」
(ティ)「わーい」

なでなでしてもらうため ティルが前かがみになる。
車椅子のはやてだと ティルサイズでも手が届かないんだよね。
・・・どうやって普段家事してるんだろう?






(ディ)「何故 こやつがおる・・・」

偶然今日は授業もなく 奥で作業してたディアーチェさん。
作業場のせいではやてに気づくのが1番遅くなった。



(はや)「なんでって 見学や見学 客でもええで」
(ディ)「そういうことは何か買ってから言え。 ひやかしか?」
(はや)「スマイルはタダなんやで王様♪」
(ディ)「その呼び方もやめい!!
    どいつもこいつも人の名前を勝手に決めおって・・・」
(はや)「ええやん間違うてるわけでもないし」

ディアーチェさん 本名が長いから
だいたい略されるか ミドルネーム繋がりで「王様」呼びなんだよね。
まともに呼ぶのって 翠屋の従業員くらい(僕含む)なんじゃ・・・
ディアーチェさん本人は こう言いつつ半ば諦めてるんだけど。








幸いにも今日は僕ら3人とも昼でシフトあがりなので そのまま客席に落ち着いた。
目のまえには士郎さんのサービスでケーキと飲み物がひとつずつ。
士郎さん すごくふとっぱらです。


(はや)「ここの娘さん ユーノ君やわたしと同い年の子がおるって聞いたけど
     さすがにまだ学校か 休学期間長いと鈍くなってあかんなぁ」
(ユノ)「なのはたちは そうだね 今日は少し遅くなるって言ってたかな」
(ディ)「運が悪かったよのぅ 会えれば砲撃の花火の一発も見せてくれたろうに」
(はや)「へっ!?」

大丈夫 他のアルバイトさんは先に帰って
店内には僕らと士郎さん桃子さんしか居ない。



(はや)「王様ソレ知っとったん!?」
(ディ)「うぬらだけが特別とは思わぬほうがいいぞ。
    店長殿たちや なのはの友人も知っておる」
(ユノ)「僕としては あまり広まってほしくないんですが」
(ディ)「広める気はないが 勝手に広まった 仕方なかろう
    噂話とは元来そういうものだ」

全ては 出会った日の『確定事項』が引き金・・・  orz



(ディ)「だから 我らの前では無理をするな」
(はや)「えっ・・・」
(ディ)「隠し事をしようと後ろ向きになるのはやめろ と言うておる。
    そんなことだから先日我にレコードを1つ塗り替えられるのだぞ」
(はや)「それとこれとは別の話やと思うで。
    でも ありがとな ちょっと気が軽くなったわ」
(ティ)「はやてむりしてた? もっとわらう すっきりする」
(はや)「せやな 笑おうか あはは・・・」

うん 最近気になってた作り笑顔よりは いい笑顔だ。




その後 他のお客さんも入ってきたので
話題はレースゲームに戻り そのまま4人で図書館に向かった。

そしてもちろん その夜
なのはに嫉妬されるわけだけど 仕方ないよ学生だもの。




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   (あと)


またまたフラグ立ての回

暗い話題を明るく照らすことに定評がついてきたディアーチェ
あなた属性闇でしょうに どうしてそうなった?
ポジション取りがうまいのか 年の功なのか
いや出番が増えていいことなんだけどね

・・・なのはさんの出番も吸い取ってるんじゃなかろうか?
はやてさんと鉢合わせは辛うじて回避してるけど




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