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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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たまに桁違いに回るお客様カウンタ
嬉しいんだけど ちょっと怖い・・・












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【あらすじ】





アースラなう





      〔真面目にやりましょう 20点 byなずな〕

                            (´・ω・`)ショボーン


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我輩たちがアースラクルーのお手伝いを始めて10日目、
ジュエルシードの捜索・争奪は ついに最終局面を迎えた。

その日の昼前 突然鳴り響いたアラート
ブリッジのメインモニターに映し出されていたのは
そのエリアだけ荒れ狂う海と 6本の竜巻 そして息を切らした女性が3人。


「な、何ですか これは・・・」
「台風が来てるなんて聞いて無いんだけどねぇ」
「あの子たち、海に魔力を打ち込んでジュエルシードを強制発動させたの。
 残った6個は やっぱり海に落ちていたのね」
「それじゃあの竜巻 ひとつひとつがジュエルシードなんですか!?」
「そう そしてあの使い魔が結界を張ってる」





「あの、私いそいで現場に・・・」
「その必要は無いよ」

止めたのは言うまでもなくKY執務官。


「あれは個人の出せる魔力の限界を超えている。
 放っておけば自滅 仮にそうでなくても 大量に魔力を使った状態、
 力を使い果たしたところで叩けばいい」
「私たちは常に最善の選択をしないといけないわ。
 残酷に見えるかもしれないけれどね」



「最善、ね・・・
 これが本当に最善だと?」

我輩が口を出す前に なずなが先に動いた。

「ああ、そうだ」
「では 貴方たちはとんだウドの大木ですね」
「見た目はでっかいけど中身が無いとな」
「なんだと!?」


「では聞きますが もしフェイトやディーノがあのまま落ちるとしましょうか。
 そして封印しきれなかったジュエルシードが6個
 そのまま市内に向かっていったら どうする気ですか?」
「う、それは・・・」
「いえ、向かっていかなかったとしても
 あのままジュエルシードがさらに活性化したら・・・
 ユーノ、どう思います?」
「えっと 共振とかしちゃうとまずいかな。
 けっこう大きな次元震 もしかすると次元断層に・・・
 ちょっと待って、下手すると地球が無くなっちゃうよ!!」
「ふぇぇ!!」
「それにこのアースラのクルーの任務は
 【ジュエルシードの捜索および回収】だったはずです。
 直接妨害こそされればともかく 彼女たちの捕獲は任務に入っていないでしょう。
 任務外のことに力を入れて なんの力も無い一般市民に
 甚大な被害を与えるのが最善だとでも?」



「・・・確かに なずなさんの言うとおりね。
 私たちは恥じるべきだわ」
「すまない 返す言葉も無いよ」
「言葉は要りませんから 早く私たちをあそこへ。
 今あの3人で辛くても 7人いればなんとかなるでしょう」
「ええ、お願いするわ」


あれ、いいたいこと全部なずなが言って
我輩ほとんど喋れなかった・・・







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こうして『艦長公認』のもと
我輩たちは現場に転送された。

言い争っている間にも テスタロッサ姉妹の魔力は殺がれ
現場に到着したときにはバルディッシュ・バルニフィカス共に
魔力刃が消えかけてる状態だった。



「!? あなたたち・・・」
「うわぁ天使みたい」

特になのはは ジャケットが白いからそう見えるのかな?



「やぁ久しぶり 唐突だけど、一時休戦しない?」
「このままでは外にも被害が出るかもしれません。
 とにかく ジュエルシード6つ封印してしまいましょう」
「みんなでやれば きっとうまくいくの」

「でもわたしたち もう魔力の残量が・・・」
「大丈夫、そんなこともあろうかとちゃんと用意してあるの」
「備えあれば嬉しいな なんちゃって」
「みずほ それは憂いなしです」


ええ、ディバイトエナジーくらい登録してありますとも。
なのはからフェイト、なずなからディーノに魔力供給。

「魔力回復したところで さっさと終わらせよう。
 余裕がある我輩が2個 あとはノルマ1個封印ね」
「みんなでやれば 大丈夫、できるよ」
「・・・うん」







ユーノとアルフのバインドで動きを鈍らせ
竜巻をある程度集中させてくれている。


「ディバインバスター フルパワー いけるね」
  [オーライツ マイマスター]


「それなら わたしも使い慣れてるこれで」
  [では サンダーレイジをロードします]


「えっと アネキに合わせたほうがいいのかな?」
  [イエスマム 天破雷神槌ですね]


「みなさん 張り切りすぎて空ぶらないようにして欲しいものですが・・・」
  [全くですね ブラストファイア チャージ中]


「それじゃそろそろ ぶっ放そうか。 エル、よろしく頼むわね」
  [エクスカリバー準備完了] (←ストレージなので最低限のことしか言わない)









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なのはの合図で 5方向から封印付加攻撃が発射
6個のジュエルシードは瞬く間に封印された。
後にエイミィさんにこっそり聞いた話 そのときの魔力量は総計で
アルカンシェル1発発射できるくらいあったらしい。
怖ェ・・・








全員を代表して我輩が封印状態を確認。
その間に向こうで なのはが何か言ってる。
きっと「友達になりたいんだ」とか言ってるでしょ。

その後、しっかり封印されたジュエルシードは
フィフティ:フィフティで持っていくことで意見が一致した。
我輩はもってたって仕方ないしネ。






『みんな その3人を連れてアースラに戻れないか?』

・・・懲りてなかったのかクロノ。


「まだ言いますか貴方は だから空気読めないって言われるんですよ」
『だが彼女たちが実行者なのは確実なんだ。
 ロストロギア不法所持の容疑としてでも せめて事情聴取を・・・』




ここで通信が途絶えた。

「あれ、クロノ? おーい執務官殿ー?」
「おかしいですね あの真面目の塊のような人が言いかけて切れるなんて」


原因は 次元跳躍魔法の攻撃だろうなぁ。
なずなには最近原作の話してなかったから知らないだろうし。




そして当然 こっちにも飛んでくるわけで。

「あれ、雷? でも色が・・・」
「あの色、母さんの・・・  そっか。
 ごめん 急いで帰らないといけないんだ。
 さっきの話 少し考えさせてくれない」
「あ、うん わかったの・・・」
「ごめんね」





次元転送魔法が使えるフェイト
それを使って 3人は無言でその場を離れていった。
座標はさすがにバレるとまずいと思ったんでしょうね
おそらく心の中で座標指定をかけたんでしょう。




「・・・行っちゃった」
「雷で帰って来いというのも怖いですね」
「だねぇ さて我輩たちも帰りたいんだけど」
「駄目だ アースラに連絡がつかないよ。
 やっぱり向こうで何かあったんだ」
「あの、クロノ君かリンディさんに直接念話送ればいいんじゃないかな」
「あ・・・」




このあと結局アースラの機材復旧まで
しばらく待たされる我輩たちだった。





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  (あとがき)

なずな無双  この一言に尽きる
あれ、主人公彼女でもよくね?


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