小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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実はけっこう書き貯めてるんだけど
うpしたほうがいいのかしら?
おそらく年末年始ほとんど作れないだろうと思うのよね・・・
うpしたほうがいいのかしら?
おそらく年末年始ほとんど作れないだろうと思うのよね・・・
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【あらすじ】
ジュエルシード21個は無事に集まった
さぁ、ここからが本番
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なんとか通常航行できるまで回復したアースラ その一画にある会議室に
我輩と高町姉妹、ユーノ、そしてアースラのトップ3が集まっていた。
当然 アニメに会ったお咎めなんかは無かった。
「次元跳躍魔法 ですか・・・」
「アースラと、あなたたちのいた海上に落ちた雷がそうよ」
「魔法で作られた雷だから 魔力パターンも持っている。
それを解析した結果 割り出された人物が この人さ」
会議室のテーブル中央にあるプロジェクターに映し出されているのは
どうみても魔女ですありがとうございました。
と、思わず言いたくなるような格好の女性。
「僕らの世界で 科学者として名を轟かせていた人だよ。
【プレシア・テスタロッサ】 魔導師ランクも非常に高い女史で
昔おおきな事故を起こして以来 行方知れずになっている」
「テスタロッサ・・・ あの姉妹と同じファミリーネーム」
「そういえば フェイトちゃんもお母さんっていってたよね」
「おそらくは 親子で間違いないでしょう。
ジュエルシードを急ぎ持って帰らせたところを見ると
どうやら事件に深く関わってるのは 彼女のほうかもしれないわね」
「行方知れずって言いましたっけ。
詳細はわからないんですか?」
「アースラのデータベースには無かったのよね。
本局に問い合わせてるけど 今すぐってワケにはいかないの。
2,3日はかかるかな」
「2,3日ね、アースラの武装強化もしておきたいし
あの大魔法を使った後 プレシア女史がすぐ動くとも思えない。
それにあなたたちも あまり学校を休み続けるのもよくないでしょう」
「そういうわけだ 一度家に戻って 準備が整うまで体を休めるといい」
というわけで
10日ぶりの臨海公園に帰ってまいりました。
「それじゃまずは なのはさんたちの家からね」
と言うのは いろいろ大人のお話をしに一緒に来たリンディさん。
決してO☆HA☆NA☆SHIではない。
「いやあの 高町さんところだけでいいんですけど」
「あら 当然みずほさんの家にも行くわよ。
10日も空けていたんですもの ご両親も心配なさってるわ」
「いやあのですね 居ないんです、親」
「そうなの? お仕事か何か?」
「いや 居ないんです この世に」
あーあ 湿っぽくしちゃった。
我輩は慣れっこだけど。
「ご、ごめんなさい・・・」
「いいです もう何回も同じことがありましたから慣れてます。
そういうことですから 準備できたら連絡ください。
我輩はこの公園で合流ってことで」
なんとかピンチを脱した。
今ここで管理局員 それも提督さんをうちに入れるわけにはいかないもの。
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次の日 久々に登校した我輩たち、
けっこう授業は進んでたけど リアルバーローの我輩には問題なし
なのはが心配である・・・
「そっか また行かないといけないんだ」
「うん・・・」
「でも、もう少しで終わると思うから ネ」
「だから 大丈夫だよ」
「放課後は? 少しくらいなら一緒に遊べる?」
「今日明日は大丈夫じゃないかなと思う」
「じゃ、ウチに来る? 新しいゲームもあるし。
あ、そういえば 昨日ケガしてる犬を拾ったのよ その子ね・・・」
我輩は聞く前から、
高町姉妹も その犬の特徴を聞いてすぐ分かったんでしょうね
それが アルフだってことに。
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放課後 バニングス家の屋敷
庭の片隅においてあった小屋(?)には
確かに狼型アルフの姿が。
ケガのほうは そんなにひどくはない。
精神的なほうは定かじゃないけど・・・
『やっぱりアルフさん・・・』
『ケガとは貴女らしくないですね。
それに フェイトたちは?』
何も答えずそっぽを向くアルフ。
「あらら 元気なくなっちゃった・・・」
「キズ痛むのかな?」
「かもしれませんね そっとしておいてあげましょうか」
「そうだね」
そうして小学生は屋敷の中へ、
こっそりついてきてたユーノが小屋の前で降りたことに
お嬢様ズは気づかなかった模様。
こちらでお嬢様ズの相手をしている間
ユーノを間に挟んで 事情を聞く我輩と高町姉妹
アースラにも連絡してあったので 向こうも把握してるはず。
その結果分かったことは以下のとおり
1つ、
ジュエルシードを欲しがっているのが 母親のプレシアであり
テスタロッサ姉妹は母親の言いなりになっているだけであること。
これは以前のディーノの発言を裏付ける証言になる。
何故欲しがっているかまでは分からないらしい。
2つ、
プレシアからフェイトへ虐待を加えられていること。
おそらくアリシアそっくりのフェイトだからこそその対象になっているのだろう。
ディーノはその間 別室に置かれており その事実を知らないのだそうな。
精神リンクがあるアルフにはそれが通用しなかったようである。
3つ、
最近プレシアが焦っているように見えること。
「時間がない」「これじゃ足りない」などと言ってるのが聞こえるらしい。
ジュエルシードは21個封印済みで
テスタロッサ姉妹と高町姉妹で全てを持っていることから
高町姉妹が持つジュエルシードが狙われる可能性が高い。
これらを把握した上でクロノは
現在ロストロギア確保になっているアースラの任務を
プレシア逮捕に切り替えることを明かした。
管理局の船を攻撃した罪でまず逮捕し
そこから芋づる式に全容を明らかにするらしい。
リンディさんもこの会話を見てるはずだから
切り替えにそう時間はかからないだろう。
アルフに関しては ユーノが診断した結果
回復魔法をかけて一晩ゆっくりすれば問題ないそうなので
【知り合いの犬】ということで我輩が預かることになった。
フェレットはともかく大型犬は高町家には入れられないし
こっそりバニングス家を出られると あとでアリサちゃんが怖いからね・・・
そして我輩は クロノを相手役として知り合いに電話するように見せかけ
アルフを連れ出すことに成功した。
『すまないね あたしなんかのために』
『自分なんかってのは自虐になるからお勧めしないなぁ』
『・・・出会ったときから思ってたけど あんた変わってるね』
さて 八神家に到着。
未来の管理局一家の使い魔(局員の使い魔)を家に入れていいか
引き取るときに若干悩んだけど
年末時点で嘱託なら大丈夫でしょうと判断。
たぶん闇の書見せても変な感じがする本くらいにしか感じないだろうし。
それよりも問題なのは・・・
「うわぁーでっかいワンちゃんやー♪」
姉君である。
前々から犬を飼いたがってたから
いざ犬(狼だ!! byアルフ)が来るとこうなるだろうなぁと
予想はしてたけど。
来月青いのが来るのは知らない姉君
一晩のお預かりには即OKを出した。
ただ、一晩でさいならしてくれるか そこが不安・・・
ワンちゃんお預かり記念(?)なのか
晩御飯の仕度に いつもより時間をかけている姉君をよそに
リビングでゆっくりしている我輩とアルフ。
「あたしゃドックフードのほうが・・・」
「そう言いなさるな うちの姉君の料理は絶品よ。
いちど食べたら ドックフードには戻れないかもね」
「ところで この家って・・・」
「気づいた? 薄くだけど結界が張ってあるの」
張ったの我輩じゃないよ?
あしながおじさんじゃないかと思われ。
「あんたの姉さん はやてちゃんだっけ、
魔導師じゃないよね なんのための結界だい?」
「うーん 生活のため?
思えば9歳児ふたり暮らしで ご近所に変に思われないし」
「普通だろう」
「ミッドならね 日本は違うの」
でなけりゃ9歳児を勧誘する管理局が常識無しになるはず。
いくら人手不足だからってやりすぎだよねぇ・・・
「あんたはさ」
「うん?」
「管理局に手貸してるだろ。
あの姉妹もだけど そのまま管理局員になるのかい?」
「うーん なのはやなずなは分からないけど
我輩は義務教育中は入る気ないなぁ あと6年は学生やってたい」
「向こうはきっと 勧誘に来るよ」
「管理局が管理局の法を盾にするなら
我輩は日本の法を矛にするだけよ」
「あー そりゃ分かりやすくていいね」
実際、高町姉妹も義務教育は受けるだろうし
我輩はまだ 管理局員になるか決めてないしネ。
あと6年 ゆっくり考えていくわよ。
ゆっくり・・・
『(み、みずほとワンちゃんが日本語で会話しとる!?
しかもなんか難しいで・・・)』
このとき 姉君が料理の合間にこっち見て
二重に驚いていたことは もうすこし後に知ることになる。
ついでにこのときの料理がきっかけだったのか
アルフがドックフードにあまり手を出さなくなったという。
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(あとがき)
今回のお話は
なのはさん久々の学校
アルフさん八神家に行く
で、お送りしました
次回ですが 当初の予定通り
【正史】から若干反れます
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