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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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ユーノはとんでもないものを見つけてしまいました
                ・・・と言うお話








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引越しついでに会合で
ハラオウン家と八神家(の騎士たち)の激突は回避された。


同時にクロノを通じて
独自に手をうとうとしていたグレアム提督にも話が入ってくる。
俺らがそれを知ったのは ネコ姉妹が八神家へ直接コンタクトしてきたため。
特に会合自体聞いてなかったはやての目が点になってた。
ネコが喋ったこともあるが。





【最後の闇の書事件】は 事件勃発前に動きを見ることになる。
グレアム提督の個人調査で 起動前の書への干渉不可と
起動後の狂わされた干渉効果が明るみに出る。
騎士 とくにヴィータは後者を否定したがってたが
圧倒的な資料不足で肯定も否定も強みを持てないでいた。
裏づけできるだけの 決定的なものが要る。


そこで【無限書庫】の捜索案が持ち上がる。
本来大規模なチームを作り年単位で調査する場所だが
期間こそ短いものの多少でも結果は出るだろうという意見で一致した。

原作であればユーノが持ち前の能力を発揮して
半月ほどで調査してしまう荒業をやってのける場面である。
クリスマスまで2ヶ月 時間は十分すぎるほどあった。







早速翌日から 信頼がおけ、かつ手の空いている面々で
書庫の発掘が始まった。
ユーノとアルフが常駐し 久遠とプレシアさんが毎日自宅から応援に駆けつけ、
学生達は学校が終わった後、
俺とアリシア・ネコ姉妹はそれぞれ仕事の合間を縫って作業を手伝う。
八神家の面々は 他の局員の目もあるため参加できないし
ハラオウン親子も本業から離れられない身であるわけで。


されに俺は 別のアプローチもかけてみた。
パソコンである。
世界の修正力もあるのであまり期待はしていなかったが
その修正力は思いもよらない方向に原作を捻じ曲げてきた。





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  【SIDEOUT】
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原作のとおり 捜索して数日で
はやくも成果を上げたユーノ
真名である【夜天の書】 その書が作られた本来の目的、
改悪された機能と管理局が過去対峙した防衛プログラムのデータを発見
逐一報告してきていた。








そして11月に入り
無限書庫から とんでもないものを発見した旨の連絡が
海鳴にいる関係者にもたらされる。



”夜天の書の設計図が見つかった”



世界の修正力がもたらした 超ド級原作破壊である。
改悪もされる前の プロット状態の設計図、
詳細な説明書きがあり 現在の本局技術部で十分製造できるレベルのもの。


本の部分 つまりハードのみの設計図で プログラムソフトの類は書いておらず
守護騎士やユニゾン機能などは この設計図では再現できなかったが
人工知能による管制機能は製造段階から考慮されていた記述も見つかった。
そこで【闇の書】から管制人格を【新夜天の書】に移し
その後起動させて今後の対処に協力してもらう方針へと転換することとなった。








管理局側の進展は その日のうちに八神家にも伝わる。



「そっか それじゃなんとかなりそうやね」
「はい ことのほか順調です」
「はやてちゃんは大丈夫ですか? 最近なにか違和感とか」
「違和感いうほどのもんは無い 大丈夫や」


実はこのとき 既に【闇の書の催促】を感じ
胸の痛みにかげながら苦しみ始めていたのだが
この主は騎士たちにも見せまいとしていた。




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半月ほどで 本局製【新夜天の書】が完成する。
闇の書は外部からのアクセスで強制転移するので
管制人格の移設は外部の人間がやると強制転送が起こるので
内部機能である騎士 シャマルが行った。


ハラオウン家に 関係者一同が集まる。
書庫の攻略を一旦保留にして帰ってきたユーノたちも
八神家の面々も揃っていた。



「ほんならいこか。 管制人格の起動や」
  『起動命令実行 収集頁0 起動エラー
   ・・・エラー回避 プログラム動作良好 人格呼出中』



起動プログラムは無事に走り
程なくはやての前に 管制人格の実態が生成された。

「・・・おはようございます 主」
「うん おはようさんや 気分どや?」
「良好です プログラムの動作は安定しています」
「それは良かった。
 あぁでもできれば自分、プログラムなんて言わんで欲しいな」
「はぁ?」
「騎士たちも あなたも わたしの家族になるんやからな」
「・・・はい」



抱き合う二人 原作だとこうはいかないだけに 斬新な光景だっただろう。
その後、名前もない管制人格に自分で名前をつけることにしたはやて。
ついた名前は【リインフォース】と ここは代わり映えしなかったが。





管制人格は無事に起動した。
しかし闇の書の問題は これからが峠である。

元の闇の書とはやてのリンクが切れたわけではない。
騎士たちもまた闇の書側に属している。
この後は管制人格の協力で リンク切断と
騎士プログラムの新夜天の書への移動または開放を行う必要がある。

幸い 騎士プログラムはすぐにでも取り掛かれる。
【主と共に生きたい】という希望を尊重し プログラムは【開放】された。

書とのリンクはそう簡単に処理できるものではないので
しっかりと準備をして行うため その日はこれで解散となった。




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