小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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おかしいなぁ
なのはさんってこんな子だったっけ?
なのはさんってこんな子だったっけ?
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【SIDEOUT】
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少し時間は進み すっかり夜になった海鳴市
フェレットユーノが搬送された病院の付近に
魔力を感じ取った あの思念体が迫っていた。
一方 家族に一時預かりを了承してもらった なのは。
明日にでも引き取りに行こうと親友に連絡したところで
病院の方角から不穏な空気を感じ取った。
自分のカンには少し自信があった彼女は
すぐに行動を開始する。
願わくば 気のせいであって欲しいと思いながら。
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【SIDE NANOHA】
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数時間ぶりの動物病院、
ほんとは明日 みんなで来るはずだったんだけど
なんだろうこの感じ もやもやというか むずむずというか、
よくわからないけど 気になって
家族にも黙って出てきちゃった。
高町なのは ちょっと悪い子しました。 あとで反省しなきゃ。
(なの)「えっと・・・」
来てはみたけど 夜の病院って格段に怖いの・・・
なんで来ちゃったんだろう 今更後悔しても遅いんだけど。
何か出てきそうで・・・ ううん、何か いる。 カンがそう告げてる。
(なの)「電気が消えてるってことは 先生も居ないんだよね。
すみませーん だれか居ま・・・ キャッ!!」
わたしを ううん、”この空間”を ”何か”が通り過ぎていった。
風のような 衝撃のような。
思わず目をつぶっちゃった。
”何か”に続くものがなかったから とりあえず目をあける。
あれ、なんか周りがおかしいよ?
風景がまだらといいますか・・・
変な風景に疑問を感じているところに
今度は爆発音 病院から!!
(なの)「えぇっ 何々 今度は何?」
病院から いろんなものが飛んでくる。
包帯に なにかの書類に フェレットに・・・
フェレット!!
(なの)「昼間のあの子!! こっちに落ちてくる」
辛うじてナイスキャッチなの。
あぶなかったぁ・・・
(??)「結界の中なのに・・・ 君は魔導師?」
(なの)「ふぇ!?」
やっぱりこの子しゃべったぁぁぁぁ!!!
(フェレット)「ここは 危ない・・・
すぐににげて ください・・・」
(なの)「逃げる? 何から? どこがどう危ないっていうの?」
さらに病院から爆発音
今度は病院から よくわからないものが出てきた。
毛むくじゃらというか うにょうにょというか
とにかくよくわからないモノ。 しいていえば毛玉?
(なの)「うわぁ あれは生理的に嫌なの・・・」
(フェレット)「来ます」
(なの)「えっ?」
うにゃぁぁ!! あの毛玉けっこうすばやい。
こっちくるななの!?
予測不能の事態に何もできないわたし
怪我をしててうまく動けないフェレットさん
絶体絶命!!
〔 ガツン!! 〕
そんなピンチを
白くて小さな子が助けてくれた。
わたしと毛玉の間に入って よくわからない壁でガードしてくれてる。
(なの)「た、助かったの・・・ 今度は誰?」
(??)「・・・駄目 まだ きけん」
(なの)「この声は!!」
昼間聞こえた あの声
てっきりオコジョさんの声だと思ったんだけど。
(??)「あなたは あってる そのオコジョも あたい」
(なの)「オコジョ さん・・・」
(少女)「それより いまは にげて。
もう あんまり もたない」
(なの)「駄目だよ あなたも逃げよう」
(少女)「・・・ユー兄 ”あれ”使っていい?」
(フェレット)「あ、うん 仕方ないね」
オコジョさんの壁の隙間に
フェレットさんがビンみたいなものをほうりこむ。
ドンッ!! という衝撃に毛玉が反応して
それを合図にわたしたちは走り始めた。
毛玉がわたしたちに気づいて 追いかけてくる。
こっちくんななのぉぉ!!
(なの)「あれなんなの どうなってるの」
(フェレット)「巻き込んでしまって ごめんなさい。
あれは とあるロストロギアが生み出した思念体です。
物理攻撃は 効きません。
・・・ロストロギアって分かります?」
(なの)「わからないの でもあれが良くないものなのは分かったの」
風景がまだらなのは フェレットさんが頑張ってくれてるからなんだって。
でも ここから外に出ちゃったら・・・
想像したくないの。 ここで止めなきゃ。
誰が? わたしだよね 他にいないものね。
(なの)「なんとかしなきゃ 何かわたしにできることは無い?」
(フェレット)「・・・お願い できますか?」
フェレットさんが 首に宝石を加えてわたしに向ける。
えっ これで?
(フェレット)「これが あなたのサポートをしてくれます。
この空間に存在できるあなたには 資質があるはず」
(少女)「あたいの 念話も きこえてた。
だいじょうぶ あなたなら できる」
(なの)「・・・よく分からないけど やってみるの」
でも サポートって 何の?
[宝石]「初めまして」
(なの)「なあぁぁ!!」
これもしゃべったあぁぁぁぁ!!
[宝石]「インテリジェントデバイスですから喋りますよ。
その様子では 魔法に触れたことはありませんね。
では基礎中の基礎から指導しましょう」
(なの)「ま、まほぉ!?」
もう いったいなんなのこれぇぇ
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(あと)
なのはさんがフルボッコになってどうするんだ?
ホラーが苦手のようです 本文書くぶんには楽しい
なのはさん視点とユーノ君視点で
声の主表記が違う仕様ですが
現状少女がふたりいて分かりにくいですねぇ
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