小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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わりと関係ない気もするけど
ジュエルシードと 某天空の城の中枢って似てるよね?
ジュエルシードと 某天空の城の中枢って似てるよね?
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【SIDE YUNO】
《出会いから1年後 とある世界の遺跡》
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ティルと出会って はや1年
あれからティルは ずっと僕と一緒に過ごしてきた。
僕の魔法訓練を見て 発掘作業を見て デバイスの調整を見て
僕がやってること 全部覚えてしまった
この子天才なんじゃないだろうか?
っと いけないいけない これじゃ僕シスコンだよ。 妹バカだよ。
タダでさえロリコン疑惑かかってるのに もうそんなフラグいらないよ。
(ティ)「ユー兄(にい) あたい きらい?(泣」
(ユノ)「いや嫌いってことじゃなくってね。
なんでモノローグに対して泣こうとするかなぁ 困ったな・・・」
僕、心が折れてしまいそうです。
危ない方向に。
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今日も今日とて 元気に発掘
この1年がんばったのを評価されて 今回は僕が総指揮を取っている。
けっこう大掛かりな遺跡なんだ。 何かを祭った神殿という話もある。
そこで見つかったのは 21個の魔力結晶体
同じく遺跡で見つかった古文書に記述があって
『ジュエルシード』というらしい。
魔力純度が恐ろしく高く しかも方向性を持たない。
現代科学では作り出すことはできない 古代文明の遺産。
ロストロギア指定は確実かな。
(ティ)「きれいだね ユー兄」
(ユノ)「うん 綺麗だね。
透き通るような青が 逆に恐ろしくなってくるよ。
危ないから返してね」
(ティ)「わかった」
ティルから ラストナンバーが刻印されたジュエルシードを返してもらう。
[??]「ジュエルシード状態安定 施錠します」
僕の胸にある宝石が 外部魔力流を遮断する特製ケースをロックする。
レイジングハート と命名されたこの子は
半年くらい前に発掘報酬として貰ったインテリジェントデバイス。
ミッド式の魔導師には強力なパートナーになりうるインテリジェントも
ハイブリッドである現在の僕のスタイルだと あまり役には立たない。
レイジングハートもちゃんと理解してくれてるのか 正式なマスター登録もしてないけど
サーチやシーリング作業には手を貸してくれる頭のいい子だ。
[レイ]「施錠完了 カウンタートラップの反応なし 持ち出しても大丈夫です」
(ティ)「れーじ ありがと いいこ いいこ」
[レイ]「thank you」
あとはこれを 管理局で安全に保管して貰う。
方向性を持たない魔力は 使いようによっては正にも負にもなる
万が一 負のほうに、犯罪に使われちゃ大変だ。
困ったことに ジュエルシードは次元干渉型、
この魔力量なら 少しの魔力で次元震を起こすことも難しくは無い。
だから確実に管理局に引き渡さなきゃならない。
重大な任務だ。 発掘責任者の僕がやらなきゃ誰がやる。
(ユノ)「というわけでちょっと遠くに行くけどティルは・・・」
(ティ)「・・・」 (無言で袖を掴む)
(ユノ)「だと思ったよ うん ごめん 言ってみただけなんだ」
こうなったらまず離れてくれないんだよね。
予想どおりだから もうそれはそれでいいんだけど
たまにお風呂にまでついてこようとするのは なんとかしなきゃなぁ・・・
義妹に裸をまじまじと見られる恥かしさは とても言葉に出来ないんだ。
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(あと)
発音に難がある4歳児ティル
短文で妙な読み方なのは そういうこと
あたいっ娘ですが ⑨じゃないですよ? 白いし
ちょっとした変更ですが
インテリデバイスも今回は名前カナになってます
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