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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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ジパング云々の話なんて誰か覚えてるのだろうか・・・









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   【SIDE NANOHA】
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謎の黒い男の子に水をさされちゃったの・・・



そのままフェイトちゃんたちは行っちゃった。
この人を置いていくわけにもいかないし
わたしたちはもう少しここにいようかな。
あ、ジュエルシード アルフさんが持ったままだ・・・
うん 仕方ないかな 状況が状況だもんね。



(ティ)「なのは ユー兄 みてみてー このひと すごいひとだった」

ティルちゃんが 男の子が持ってたらしきものを見せてきた。
だめだよティルちゃん他人のモノを物色しちゃ・・・


(ユノ)「これ 管理局員のIDカード
     しかもこの人 本局執務官!?」
(なの)「管理局?」
(ユノ)「うん 時空管理局。 いろんな世界を巡る犯罪に対処したり
    犯罪者を捕まえて捌いたりする広域組織だよ。
    なのはには 警察と裁判所が一緒になったような場所っていえば わかる?」
(なの)「なんとなく分かったの」

それが危ない組織ってこともね。
正義を謳って独裁できるよね それ。
社会科なら少しは自信あるの。


(ユノ)「たぶん この前の次元震を感知して
    管理局の船が近くに来てるんだよ」
(なの)「そっか その人たち大丈夫かな?
     悪い人だったりしないよね」
(ユノ)「スクライアとしてもよく協力してくれてるし
    基本的にいい人の集まりだから 大丈夫だよ」



このあと ユーノ君が連絡を取ってくれて
わたしたちは 管理局さんのところに行くことになった。
男の子はユーノ君が背負って わたしたちは公園から転移した。






(??)「ふむ なるほど」

木さんのトレント化から転移される様子まで
終始目撃されてたことを 後に知ることになるんだけど・・・





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一瞬 体がういたと思ったら 風景が一変。
木の緑と海の青のコントラストがきれいな臨海公園から
メカメカしいSFの世界になってるの。



(なの)「ここは?」
(??)「時空航行艦 『アースラ』の 転送室だ・・・」

あ、男の子が気がついたの。


(なの)「あの、ごめんなさい 大丈夫?」
(??)「大丈夫だ 不意打ちには慣れている。
    自分で歩けるから 降ろしてくれ」
(ユノ)「あ、うん」




クロノ君 っていう男の子が
そのまま案内してくれたんだけど
数少ない窓から見えたのは 星が見える真っ暗な世界。


(なの)「これ 宇宙空間!? 宇宙船?
     うわぁ地球が本当に青いの」
(クロ)「正確には 次元間を航行する巡航艦だ。
    本来なら一般人は入れないんだが 艦長の指示だからな。
    君達は 青い菱形のロストロギアを集めているのだろう?」
(なの)「あ、はい ユーノ君の探し物なんです」
(クロ)「・・・そうか 君たち輸送船の同乗者だな。
    そのへんも踏まえて 詳しい話は艦長室で聞こうか」




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   【SIDE YUNO】
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管理局の船
何度か見たことはあるけど 乗ったのは僕も初めてだった。
その艦長室となると さぞ厳粛で豪華なんだろうなぁと思ってた僕の
予想を斜め上にふっとばしてくれた アースラの艦長さん。



(なの)「にゃはは これは・・・」
(ティ)「・・・なんかちがう」


そこは 学生時代の友人と同じ匂いがした
そう 艦長さんもジパングかぶれだったのだ。



(リデ)「まぁ気を楽にしてね はいこれ」
(なの)「あ、ありがとう ございます・・・」

リンディさんと名乗る艦長さんに お茶と受けをもらった。
なのはは まだ違和感に慣れないようだね。
僕も友人がこの類だったから慣れてるけど
たぶん普通だったらなのはと同じだったかもしれない。

外人が間違えて覚えた日本の風景 っていうのかな こういうのは。





クロノ執務官も交えて 僕らの事情説明と
ジュエルシード封印の現状を伝える。
「無謀だ」と叩かれたりもしたけど それくらい承知の上。
管理局がもっと早く来てくれてれば無茶しなかったんだけどね。
人手不足って ここまで深刻なんだ・・・

あの輸送船の皆さんは みんな脱出に成功して
重症の人もいるらしいんだけど おおむね元気
幸い亡くなった人はいないらしい。
僕とティルが最後の行方不明者だったらしく
船と、スクライアへの連絡も管理局のほうでやってくれることになった。

途中、「ロストロギアって結局なんなの?」と聞かれて
そういえばちゃんと説明してなかったなぁってこともあったけど
話はおおむね問題なく進んだ。




(クロ)「今回のロストロギア、ジュエルシードは次元干渉することを確認している。
    極めて危険なものだ」
(リデ)「ですので これよりジュエルシード捜索は管理局が全権を持ち
    責任を持って回収します だから安心して帰ってくださいね」
(ティ)「えっ かえる?」
(ユノ)「手を引けということですか」

やっぱり そうくるのか。
一般市民に危険を及ぼしたくないというのが建前かな。
そしてその真意は・・・


(リデ)「といっても急な話 気持ちの整理もつかないでしょうから
    今夜ひとばん ゆっくり考えて それから改めて話を・・・」
(ユノ)「つまり僕らも協力しろ ってことですよね それ」
(なの)「え なになに どういうこと?」
(クロ)「!? 艦長 それは・・・」




クロノ執務官も気づいたみたいだけど
リンディさんの発言には矛盾がある。

最初は一般人には関わらせないと言っておいて
どうするか一晩考える時間を与え 明日再度話し合いの場を設けようとした。

なのはの性格上 無理にでも捜索を続けようとする。
これは僕のせいでもあるから心苦しいけど なのはなら絶対そうする。
この数週間一緒に過ごしてきて 確証が持てるんだ。

その答えにリンディさんは ならば仕方ないですね と
特別に任務に参加させてくる。
僕らの志願と言う形で。  これがこの人の狙いだ。
立場上 管理局から一般民間人に委託することはできないけど
逆に民間人からの志願なら問題ないからね。



(リデ)「・・・あなた 本当に9歳?」
(ユノ)「年齢と知識が同等とは限りません」

ただの9歳なら気づかなかったかもしれない。
でも僕は 部族の役に立とうと勉強して 学校もけっこういい順位で卒業したし
ティルを預かることになってから 古代ベルカのことも知りたくて
いろんな世界の書物も読んでるから 知識量なら自信がある。



(クロ)「艦長、僕は反対ですよ 危険すぎる」
(リデ)「でもその危険に立ち向かえるのが正直あなたくらいなのも事実、
    万が一を考えても 戦力は多いに越したことはないわ」
(クロ)「しかし・・・」


掴みかかる執務官だけど
相手がこの艦のトップじゃ部が悪い。
結局 執務官が折れた。



(なの)「結局どうなったの?」
(ユノ)「うーん 今までどおり かな。
    あ、管理局の人も手伝ってくれるんですよね?」
(クロ)「あぁ このあと正式にロストロギア捜索が任務になるだろうからな」
(ティ)「さがすの らくに なるね」
(なの)「そっかぁ・・・」


なのはの顔があまり明るくないのは
きっとフェイトのことかな。
彼女が管理局に出てきてもらいたくない理由って なんだろう・・・



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  (あと)


ユーノ君の頭脳が
努力と才能と英才教育(?)の結果 チート級に・・・

リンディさんが(リン)じゃなく(リデ)なのは
終盤リインフォースと被るからですね
まさか主要キャラで(艦長)にするわけにもいきませんしw

ジュエルシードの個数合わせ
温泉宿で なのはさんが負けてフェイトさんに渡るはずだった17番
一方 今回アルフが持っていってクロノが回収し損ねた7番
これで数としては原作と差がなくなります


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