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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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知らなかったのか
    彼女から逃れることはできない


当初はそんなノリだったはずなんですが・・・








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   【SIDE NANOHA】
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フェイトちゃんと一緒に封印した 最後のジュエルシード
そのあと 謎の魔法に倒れたユーノ君
心当たりがあるフェイトちゃんは 真意を問うためにおうちに帰ったんだけど
わたしたちがアースラに帰れない問題が発生なの。


そして その問題にひとつ解決策を出してくれた
ひとりの女性が・・・



わたしの そっくりさん なの







シュテルさん という女性のおうちは
臨海公園から 歩いてすぐの場所にありました。

おうちの中には まるでラジオかテレビのスタジオみたいに
壁には大型の機械とネガフィルムが並んでます。


(シュ)「私、こう見えて学校では報道部でして」
(なの)「そ、そうなんだ」
(シュ)「あと 町内新聞の隅に 小さなコーナーも持ってるんです。
    ある魔法少女の奮闘を四コママンガにしてるんですよ」
(なの)「え、それって・・・」
(シュ)「はい この四コマの原典は あなたたちです。
    初めて見たのは もう何日も前ですが ある神社で・・・」





それは わたしが魔法使いになったその日のことでした。
神社で封印した犬もどきジュエルシードに始まり
夜の私立中学校舎(シュテルさんは この学校の学生さんらしいです)、
市内の緑化事件、商店街の攻防と次元震、
わたしの子キツネフォームからクロノくん撃墜まで
ぜんぶ自分で現像したらしい写真つきで解説してくれたの。
あ、子キツネけっこうカワイイかも・・・   違う、論点はそこじゃない。


(なの)「ちょっと待って 他はともかく
    商店街のときはユーノ君が結界張ってたのに・・・」
(シュ)「ふむ 認知阻害か何かですか?
    このシュテル・スタークス 記事のネタがある場所ならば
    たとえ火の中水の中 その結界とやらの中でも即参上。
    そして我が愛機(カメラ)、ルシフェリオンの狙い(ピント)は絶対に外しません。
    それが記者のたしなみというものです」
(なの)「うーん よく分からないけど 『記者』さんが凄いのは分かったの」




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このおうちにお邪魔して ソファに寝かせてたユーノ君が
気づいたのが1時間くらい後。
最初 シュテルさんを見て 「なのはが育った!?」 って言い出して
まだ寝ぼけてるのかとフェルさんにからかわれててました。



(ユノ)「結界効果を無視してる まさかそんな・・・」
(なの)「でもこれは間違いなく 商店街の一戦の写真なの」
(シュ)「なんでしたら焼き増ししましょうか?」
(ユノ)「え、いや でも・・・」
(なの)「さすがにそこまでは・・・
    あ、でもフェイトちゃんと子キツネフォームはちょっと欲しいかも」
(ティ)「あたい ユー兄と ふぇいとの かっこいいところ」
(ユノ)「なのは、ティルも・・・
    あぁもう それじゃ僕もなのはたちそれぞれ1枚ずつ」



(シュ)「では、ここからが交渉です」

あぁ もしかしてそれが狙いだったんですね。
タダより高いものは無いって どこかで聞いたことがあるの。



シュテルさんは 四コマの継続を条件にしてきたの。
これがけっこう好評らしくって。

(シュ)「いわゆる肖像権・著作権というものです。
    ほぼ原型が無いとはいえ あなたたちをモチーフにしてますから
    そこのところは きっぱりとさせておきませんと」
(なの)「あ、でも これで魔法の存在が知れ渡ったりとか・・・」
(シュ)「実在するとは誰も思わないでしょう。
    あくまで空想上のマンガの世界 という認知でしかありません。
    この部屋の写真も 私が個人的に所有しているもので外部には出てませんし」

た、確かに。
わたしだってユーノ君たちと出会わなかったら きっとそう思うよね。



(ユノ)「・・・魔法が実在する事実は 認識されないんですね。
    でしたら 僕は問題ないと思います」
(ティ)「ユー兄が そういうなら あたいも へいき」
(なの)「えっと ユーノ君がいいのなら 大丈夫。  ・・・なのかな」
(シュ)「では 交渉成立ということで」


ひみつの写真 ゲットなの。
フェイトちゃんの満面の笑み♪

・・・どうやって撮ったんだろう?
わたしといる間 こんなフェイトちゃん見たことないんだけど





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  (あと)


物語に関係ない方向でわりと絡んでくる シュテル登場回
本編のウラでちまちま出てきてたのが彼女
高校生ディア・小学生レヴィと続き 中学生の設定
そしてこれでも一般人  結界無効はきっとレアスキル

いつの間にか某幻想最速ブン屋みたいになってるのは何故に・・・
どうしてそうなった?



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