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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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いつものEXがありませんが 1期ラスト
フェイトさんには強く生きてもらいたいものです









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  【SIDE YUNO】
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首謀者 プレシアさんの生死不明で
事件は一応の決着ということになった。

ジュエルシードも21個全てが僕の手元に戻り
地球 もとい海鳴市の安全は確約される。



プレシアさんの思惑どおり
フェイトは 事件担当であるアースラ艦長
リンディさんの観察つき保護という扱いになった。
厳重注意された件を除けば 罪に問われる部分は無い。
むしろ違法研究の被験者として 被害者扱いに近い待遇だ。

それを フェイト自信が拒んだ
自分がしてきたことくらいは償わなきゃいけないと
自ら奉仕を買って出たのである。
それが自分で決めた道ならと 僕らは止めなかった。

アースラは事件の後処理ののち 通常任務に戻らなければならない。
フェイトとアルフも同行する。  しばらくは会えなくなるだろう。
だから今の内に できる限りスキンシップを図りたい。
リンディさんの同意を得て それまでは日本で生活できるように計らってもらった。
長期滞在を想定していたマンションで 残り数日だが静かに暮らしている。
保護者としてリンディさんも一緒なんだけど アースラは大丈夫なんだろうか?





(リデ)「今回の件は全ロストロギア回収と
    首謀者生死不明のまま送検 ってことで片付きそうね」
(なの)「それじゃフェイトちゃんは」
(リデ)「ええ 事件に関してはお咎めなし。
    これまでどおりの生活もできる っていいたいんだけど・・・」
(フェ)「ごめんなのは もう、決めたんだ」



フェイトは プレシアさんの言葉通り
自分の意思で これからどうするかを決めていた。
このままアースラと一緒に行き 局入りを目指すそうだ。
目指すはクロノ 管理局でも数少ない 女性執務官。


(フェ)「母さんの 26年前の事故が
    故意に起こされたっていうのはクロノから聞いた。
    だから これ以上わたしみたいな不幸な子を増やさないために
    わたしの力がそういう子たちの手助けになれたらって」
(なの)「そっかぁ・・・」



イチから管理局員を目指す場合 訓練校を通るか嘱託を経由しなければならない。
フェイトは後者を選んだが 嘱託試験や実務訓練を考えると
しばらくアースラにつきっきりになることが予想された。

第97管理外世界がアースラの巡航ルート上にあるとはいえ
その周期はだいたい4ヶ月から半年。
その間 事件がおこれば介入もするし
艦の補給や報告なんかで 本局に戻ることもある。
任務中だったりすると 私用の通信もできない。

つまり なのはとフェイトが会えるタイミングは激減してしまう。



(なの)「でも 会えなくなる訳じゃないし
    フェイトちゃんがそう決めたのなら いいと思うよ」
(フェ)「せっかく友達になれたのに ごめんね」
(なの)「大丈夫 離れていても友達は友達だよ。
    なにもない平和なときはお話もできるんでしょう」
(リデ)「そうね 急な任務が無ければ私が許可するわ」


直接は会えなくなっても 相手の笑顔が見られる。
それだけでも幸せなことだ。
もしフェイトが重要参考人のような形で行くとなれば
そんなこともできなかっただろうし。




(リデ)「あぁそれと別件で ユーノさんとティルさんも
    少しご一緒してもらわないとね」
(ユノ)「聖王教会ですね 以前話していた」
(なの)「みんないっぺんにいなくなったら うちも寂しくなるね」
(ティ)「なのは だいじょぶ。
    あたいたち およばれ おわったら こっちの おうちに かえってくる」
(ユノ)「僕もその気だよ。
    スクライア一族も分かってるから 心配しないで」



こうなることを 族長は予見していたのか
1年前 ティルと出合ったときには そう決まっている。
なにも問題は無い。


そしてこの話を 貸切となった翠屋でやってるわけで
高町家の皆さんにも 僕らが帰ってくることは伝わる。
了解の旨を ぽんと頭に手を乗せてきた士郎さんが返してきた。



(フェ)「わたしも ひと段落したらなのはの前に戻ってくるよ。
    【フェイト・テスタロッサ】としての本当の自分を見てもらいたいし
    ユーノとは まだ決着もついてないし ネッ」

まだ引きずってたんだ あのときの決着・・・






その後 楽しい時間は駆けてゆき
いつのまにか 太陽が沈み始めていた。


(リデ)「フェイトさん この時間ですし そろそろ戻りましょうか。
    マンションのほうも まだ荷物も少し残っていますし」
(フェ)「あ、はい。  それじゃなのは・・・」
(なの)「もう行っちゃうの?」
(フェ)「うん 次に会えるのはいつか分からないけど
    でもわたし 必ず会いに来るから」
(なの)「フェイトちゃん・・・」


そうだ、と言って 店の外に飛び出すなのは。
数秒で帰っていたなのはの手には 別の人の手が握られていて・・・



(なの)「形に残る思い出を作るの。
    知り合いにプロがいて助かったの」
(シュ)「呼ばれたからには即参上 です。
    ・・・すみません嘘です。 ずっと撮影機会を伺っていたのですが」
(なの)「ちらちら窓から見えてたの」

シュテルさんェ・・・



リンディさんには 魔法のことは知ってると伝え
あらためてみんなで記念撮影。


(シュ)「おや、リボン変えましたか よく似合ってますよ」
(なの)「ふふふ ありがとう」
(フェ)「・・・(照」

友情の証として 話の合間になのはとフェイトが交換しあったリボンが
ふたりの頭の上で揺れていた。










アースラ側はいつでも出発できるということで
僕とティルの準備に 今夜ひと晩いただいた。
僕らの都合で 管理局の方々にまで迷惑かけちゃいけないからね。



(なの)「明日からユーノ君たちもいなくなっちゃうのかぁ」
(ユノ)「うん まぁできるだけ早く帰れるようにはしてみるつもりだよ。
    魔法訓練のトレーニング科目はレイジングハートが知ってるし
    僕の通信アドレスもなのはのケータイに登録してあるし
    なにかあったらすぐコールいれてくれれば・・・」
(なの)「違うの そうじゃなくて・・・  あの・・・」



これ以上は とても文章に書けないや ごめんね。



(ティ)「ユー兄 おたのしみ?」

どこで覚えたんだいそんな言葉・・・




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   (あと)


何があったかはご想像にお任せします
9歳児ということをお忘れになられなければ


結局 ユーフェ決着つかずで1期終了ですね
リリなのは基本 いい子ばかりです プレシアさんも含めて ネ


シュテルさんはいつでもどこかに潜んでいる
(※海鳴限定で)



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