小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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プロットではこんな重鎮じゃなかったんですよ彼女・・・
どうしてそうなった?
どうしてそうなった?
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【SIDE YUNO】
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ジュエルシードを巡って起きたあの事件から2ヶ月、
その後もジュエルシード引渡し手続きとか 教会絡みとかでいろいろあったけど
無事海鳴の街に帰ってきた僕たち。
なんだろう もうこの街が僕とティルの故郷に思えてくる。
そんな不思議な感覚と あとひとつ、
(ティ)「ユー兄 あつい・・・」
(ユノ)「【四季】がはっきりしているとは聞いてたけど ここまでとはね・・・」
ユーノ・スクライア&ティル
只今【日本の夏】に押し負けかけてます。
僕も暑いの あまり得意じゃないんだ・・・
(なの)「そうなの? まだ7月だからこれからまだまだ暑くなるよ?」
(ユノ)「ミッドは1年通してあまり気温差が無いんだよ。
ティルにいたっては 出身が雪国だから・・・」
(ティ)「も、だめ ユー兄 おんぶ・・・」
普段は元気いっぱいのティルがこれだもの。
ジャパンオソルベシ。
(なの)「それじゃ 少しでも涼しい場所にいったほうがいいよね。
ユーノ君たちだったら あそこがいいんじゃないかな」
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というわけで次の日 なのはに教えてもらった建物に
ティルを連れてやってきたわけだけど
(ユノ)「風芽丘図書館 か・・・」
(ティ)「としょかん?」
(ユノ)「いろんな本がおいてあって 自由に見たり借りたりできるんだって。
この世界はまだ紙媒体の資料が中心だから
たくさんの書庫が公的に運用されてるらしいね」
(ティ)「ティル 本だいすき」
(ユノ)「確かに僕ら向きの施設だね」
なのはもなんでこんな素敵な場所
今まで教えてくれなかったんだろう?
A.わたし、文系苦手だから (By なのは)
(??)「む、そこにおるのはユーノではないか? うぬらもここに用事か」
と話しかけてきたのはディアーチェさん。
制服を着てるところを見ると 学校帰りなんだろう。
確か今日は 翠屋のシフトは入ってなかったと思うけど・・・
(ディ)「うむ 新作マフィンの参考資料を少々な。
ここは初めてか? 我が案内してやろうぞ」
(ユノ)「あ、はい でもご迷惑じゃ・・・」
(ディ)「なぁに 我の欲するモノは決めておるし
今日は他にすることもないしな 気にするでない」
入り口をぬけ エントランスに入る。
エントランスから見るだけでも たくさんの書架が。
これでも 図書館としては小さいらしい。
これは僕も 久々に読書欲がそそるよ。
(ディ)「さて ティルには絵本として
ユーノ、うぬはどんな本が好みだ?」
(ユノ)「好みですか? そうですね
歴史書とか古文書はわりと あとは図鑑も見てて楽しいですね」
(ディ)「ふむ 年齢にしては意外なジャンルだな
おぬし本当に9歳か?」
(ユノ)「はは・・・ よく言われます」
(ディ)「そのあたりだと 向こうの書架か その奥か・・・
うーむ 我も希に利用するだけだから 実はあまり詳しくはないのだ。
月村あたりはよく来ておると聞くが」
(ユノ)「でも助かります すみません」
(ディ)「気にするなと言うておる。
そうそう、何か借りたいものがあれば 我が借りてきてやろう。
そこまで気をかける必要はないと? ふむ、だが・・・
うぬら こちらの戸籍は持っておらぬであろう 」
えっ・・・
ディアーチェさんには 僕らの素性も魔法のことも話してなかったはずなのに。
(ディ)「翠屋の店長殿から触りだけナ。
店員の中では我はよくシフトに入るゆえ 以前からうぬらのことは気になっておったし。
隠しておったのならすまなかったが 以後気遣わずともよいぞ」
(ユノ)「あ、あの すみません ほんと、いろいろと」
もう今更だけど
魔法の存在隠蔽って なんだったんだろうか・・・
その後もディアーチェさんにいろいろ教わった。
主にデザートに使う食材とか レースマシンの話だったけど
僕はわりと楽しめたよ。
(ユノ)「あ、楽しい時間はあっと言う間って本当ですね。
もう日が傾いてきてる」
(ディ)「ぬ、少々熱が入りすぎたか。
二人ともこのまま家か? 翠屋に顔を出すゆえ 送っていくぞ」
(ユノ)「すみません ずっと僕らにつきっきりで」
(ディ)「なぁに 我も少々楽しませてもらった。
普段は翠屋におるほかは 家で一人でおるほうが多いからな」
(ティ)「ねー ユー兄 でぃあー あれとってほしいの」
(ユノ)「どれ?」
絵本の書架にいたはずのティルが呼んでる。
見たい本が手の届かない場所にあるらしい。
僕も届かないや。 なんでそんな高い位置に絵本置いてるの?
ディアーチェさんが取ってくれた。
(ディ)「・・・ぬ?」
(ユノ)「どうしました?」
(ディ)「隣の列にも手が届かなくて困っておる娘がおるぞ。
全くここの司書は何を考えて本を陳列しておるのだ」
本の隙間から 背伸びして本を取ろうとする子の姿が見えたらしい。
腕の長さからして 小さい子ではないらしいんだけど・・・
ぐるっと隣の列に移動してみると
その子は車椅子に乗っていた。 なるほど納得。
(ユノ)「えっと これですか?」
(??)「あ、おおきに その本とその隣も・・・ えっ!?」
「あっ!?」 「あれ?」 「なん、だと・・・」
その一瞬だけ 世界が凍った。
車椅子の少女は僕らの隣にいる女性と瓜二つの
でもって僕と同い年くらいの子だった。
これが僕らと 『八神はやて』さんとの 最初の出会い。
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(あと)
ファーストコンタクトからディア+はや
なるべく2期に支障ない子となると
どうしても主人公ズか一般人マテ娘勢になっちゃうんですよ
シュテルを誘うには辛いし レヴィ本読なさそうだしとなると
こうなるほかなかったんだ許してくれアンダーソン
2ヶ月経ってるので 7月に入っててヴォルケン排出済み
ということで次回には出てくるんじゃないかな
ディアの二人称が今回で確定しました
基本苗字読みの 高町の皆さんはそれだと見分けつかないので名前読み
ユーノ・ティルも高町の皆さん扱い
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