忍者ブログ
小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
[268]  [267]  [266]  [265]  [264]  [263]  [262]  [261]  [260]  [259]  [258
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

オリキャラ(?)もうひとり登場










------------------------------------------------------------------------------------------





我輩は 今は5歳の幼女である
名前は 新しい両親がつけてくれた 『八神 みずほ』と申す





女の子なのに我輩は無いだろうって?
我輩が気に入ってるから それでいいのである。
友人も皆 最初は戸惑っていたようだが 今は特に不思議がっていはない。
ちなみに決して『塵芥』とか『うぬ』とかは言わんぞ?
うぬは相手を馬鹿にする言葉 前世(思い出し泣)で習ったからな。

そのせいなのか 幼稚園の友人たちからは『やがみのねこぎみ』という二つ名で通っている。
絶対名前が無いあの猫と掛けてるだろ?
おまいら夏目漱石を知る年代じゃなかろうに・・・

精神年齢はハタチを過ぎた立派な大人が園児と戯れるのもアレなわけだが
精神は身体に引っ張られるものとはよく言ったもの 特に違和感を感じない。
この身がおにゃのこなのも  すっかり慣れたものである。
スカートがスースーするのはいまだ慣れないが・・・






幼稚園も終わり 友人たちは外にある遊具で遊んでいるが
我輩は早々に帰宅して 姉君のご機嫌を取らねばならない。

言うまでもないであろうが 我輩の姉君 生まれつき足のほうがちと不自由なのである。
名を『はやて』と言う  え、知ってる?  ですよねー
では足がああなってる理由も言わずともかなであろう。
そんな足ゆえ 幼稚園にも通っていない。
学校も無理であろう とは両親の意。

最後の夜天の主の妹に生まれてしまったからには
原作介入は時間の問題 しかしそれを悟った時点で我輩諦めてる。
仏さんも要らぬポジションに送りつけたものだ。






------------------------------------------------------------------------------------------






さて 我輩の回想はこれくらいにして
今は目の前のアレをなんとかしなければならんだろうか・・・



我輩 きょうは姉君の検診ということで ちょっと遠出している。
といっても病院の近くをぶらぶらしてるだけなのだが






見つけてはいけないものを 見つけてしまった。





病院の近くにあった公園
そのブランコを ひとり寂しそうな顔で揺らす幼女を・・・














歳はおそらく我輩とほぼ同等 というか同じだろう
そして栗毛にツインテールとくれば 間違いなく戦闘民族の末っ子。
将来の白いアレ 高町なのは。
ここから藤見町までは けっこう遠いゆえ
おそらく父親が落とされ 運ばれてるのだろう この病院に。





しかし ここで話しかけていいものか悩む。
あわよくば心の傷はとってやりたいが 4年後の春先と末が少々問題。
最悪 世界が消える。

















とまぁ 公園の入り口で悩んでたわけだが・・・







「あの、何かありましたか?」

不意に後ろから声を掛けられる。
振り向いて見ると・・・




黒毛ショートヘアの幼女がこちらを見ていた。
あれ、魔王様が二人いる・・・  だと・・・





ああ そうか
我輩が居るなら 居てもおかしくは無い。


シュテル・ザ・デストラクター か・・・」
「は?」









------------------------------------------------------------------------------------------








結局シュテルの姿をした子に なかば強制的に連れられて
魔王様とご対面することになってしまった。





「そう、妹が寂しそうにしてたから・・・」
「にゃ!? 寂しくないよ ホントダヨ」
「嘘はいけませんね 顔に出てます」
「むー・・・」


「はは・・・ なんか心配して損した」
「は?」
「えっと 自己紹介まだだったよね。 わたし、高町なのは」
「私は双子の姉で 高町なずなです」
「なのはちゃんに なずなちゃんね。 我輩、八神みずほと申す」

こらそこ笑うなし 我輩がツボだったのかね?


「ボクっ子ならともかく 我輩っ子ですか」
「いいじゃない 気に入ってるんだもの」
「それはまぁ個人の自由ですが・・・」








「そういえばなのは、姉上が呼んでましたよ」
「うにゃ!? 美由希おねえちゃんが? ドコ」
「父上は病室に移りましたから きっとそこでしょう。
 確か5階の・・・」


どうやら士郎さんが事故にあってから しばらく時間が経過してるらしい。
集中治療室から 一般(といっても重症患者向け)の病室に移った模様。


場所を聞くだけ聞いて 病院へ走る魔王さm・・・
もう なのはちゃんでいっか。
転びそうだなぁ  運動オンチのはずだし。








そして残された『正史』の『異物』ふたり・・・



「なずなちゃんは行かなくていいの?」
「私は なのはに伝号があっただけです。
 それに 貴方と少し O☆HA☆NA☆SHI してみたくなりました。
 先ほど呼ばれた名前、少し気に留まったもので」
「・・・1番平和的かつ穏便な話し合いでよろしく」

高町式は丁重にお断りしたい。
















なずなちゃんとの情報交換が始まった。
そこで得たものを簡単にまとめると




・なのはちゃんの双子の姉として生まれたなずなちゃんも
 我輩同様 異世界からの転生者である
 あの仏さんの手がかかってるらしい 今頃にやにやして見てるのではないだろか?
 
・なずなちゃんには 前世の記憶はあるものの
 アニメには興味が無く この世界の正史たるリリマジの知識も全く無い
 性格は前世そのままらしく もともと冷静無表情シュテルそのものの模様
 
・縮んだ身体に最初は驚いたものの
 現在は妹が心配な ごく普通の姉として生活中。
 魔法知識うんぬんは こちらに生まれてからもまだ知らない
 (さりげなく話題を振ったが無反応だったことから推測)



我輩のほうは アニメの存在と
原作崩壊しない程度の原作知識を少々・・・





「話はだいたい分かりました。
 とてもすぐには信じにくい内容ではありますが」
「そりゃいきなり信じろといわれても困るであろう」
「しかし それが真実である気がします。
 こう見えて私、第六感は冴えてるほうですから」


この話、もちろんなのはちゃんや家族には内緒にしてもらう条件付。
この性格だから おいそれと約束を違えるとも思えないし。






「ま、少なくとも我輩たちが居る時点で 『正史』どおりにはいかないだろうさ。
 時間はある 気長にゆっくり待とうじゃないか」
「そうですね ならば連絡を密にとっておいたほうが良いでしょう」


なずなちゃんの連絡先ゲット
というか八神家もだけど 5歳にしてケータイ持ちなんて うらやましい・・・







------------------------------------------------------------------------------------------





「ではそろそろ 家族が心配してもいけませんので」
「うん また近いうちに」
「近いうちに ですね」






というわけで (強制)ファーストコンタクトはこれで終了。
得るものも多かったし 成功 かな・・・


この様子だとレヴィも居そうだけど きっとフェイトと一緒だよね?
連絡つける手段なんて無いから こちらは原作始まってからか。





------------------------------------------------------------------------------------------




(あと)


プロローグとしては このくらいまで。
口調がフリーダムな主人公 取り扱いが大変そうな予感


シュテルベースの『なずな』
名前の元は『薺』 春の七草でおなじみの食べられる植物
菜の花も食せますからねぇ そのへんから採用
原作知識無しの 純粋な転生っ子です  ゆえに原作起源の志向が無い。
あと性格がまんまシュテルなのが 主人公との大きな違いでしょうね

レヴィもそのうち出てきますよ そのうち・・・
その前に存在しか語られてない姉君(はやて)を先に出してあげたいw

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人だけにコメントする。)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
当ブログの小説

最新のものは下記『最新記事』から
過去作品は小説一覧からどうぞ
ツイッター
総合ブログ・小説ブログ共通
鉄系orなのセントツイート多し
ブログ更新のツイートも一応あり

相互フォロー・デュエルメイト募集
ツイッターDMでお気軽にどうぞ

 
TweetsWind
ブログ内検索
最新CM
[05/04 ライト]
[02/06 管理人]
[01/28 ライト]
プロフィール
HN:
渡有くれは
性別:
非公開
自己紹介:
そろそろ新人も何ですのでHN更新しました。 
渡有(とある)くれはと申します。 
本日は当書庫をご利用いただきまして ありがとうございます。


当ブログは
メインサイト『総合商事ビルOKIRAKU』の
コンテンツのひとつです。
メインサイトへはリンク『総トップページ』よりどうぞ。
カウンター

Copyright © とある書庫の片隅 All Rights Reserved.
Material & Template by Inori
忍者ブログ [PR]