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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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今回は無印SSとか
コミック版あたりの時系列のお話













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【あらすじ】




ヴォルケンリッター降臨
そして将の剣技に撃沈




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バースデーに家族が送られてから1ヵ月後



八神家は相変わらず 1月前と変わらないにぎやかさだった。
警戒心がほとんど無くなったところが違うだろうか?

休日 特にやることが無い日は ヴィータを含むちびっこ3人はテレビゲーム
シャマルは家事の練習がてら何かしら手につけている。
シグナムは早くも近くの道場で剣道の先生を始めたらしく 昼間はあまり家に居ない。
ザッフィーはかわいいマスコット。

平日は我輩が学校にいく以外は たいしてかわらない。










そんな折 なのはが1つ相談をもちかけてきた。

小耳に挟んだ話らしいが フェイトとアルフの契約記念日が近いらしい。
それとなくエイミィさんが詳しい日付を確認しているところだが
自分でも何か贈れないだろうか という相談だった。


フェイトとアルフの裁判は まだ始まって間もない。
重要参考人(というか容疑者?)ということもあって
直接会ったり通信したり 大きなものをプレゼントとして送ったりすることは出来ない。
かろうじて DVDを使ったビデオメールは許可が下りた程度。
これも2,3週間に1度が限度とされている。
そして 4日ほど前に送ったばかりなのだった。
向こうからのDVDを交換し エル新バージョンを受け取りに行ったユーノが
この話を持って帰ってきたらしい。


新エルを受け取った我輩は名案を考える(ふりをした)。

「うーん なんというかさ 記憶に残るドーンとしたものを作ればいいんじゃないかな?
 モノじゃ駄目だったら イメージとかさ」
「ドーンとしたイメージ・・・  なんとなくわかったの」













そして数日後 突然夜空に
ピンクと緑と赤の花火があがったのだった。


「なんだ 敵襲か!!」
「ほー 花火やね 今夜なにかイベントあったかいな?」
「はやて 花火って?」
「ああいう風に夜空に描く盛大なアートや。  まさに爆発する芸術。
 にしても凄いな 町内会のお祭りでもあんなの上がらんで」


『(み、みずほ あれ魔力・・・)』
『(まぁ害は無いからいいんじゃない)』

やるなら結界張っとけって  あ、原作でも張り忘れたんだっけ?









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8月某日




夏休み真っ只中のある日
なずなが相談を持ちかけてきた。





「ブレイドモードの白兵能力を上げたい」 という内容だった。


なのはの双子の姉 外見シュテルそっくりの彼女
しかし得意としたものは長距離ではなく 近接戦闘だった。
むろん適正の関係で長距離のほうが適しているのだが
特にフェイトと出会ってからこちら ブラストファイアを使うよりも
シューターを従えて切りかかりに行くことのほうが多くなっていた。


そんな戦い方で欠点になるのが 斬撃力
ルシフェリオンのブレイドモードは 片手で扱えるサイズのザンバーと思って欲しい。
つまり 魔力で形成された刃なのだ。
赤紫の魔力光から 妖刀に見えなくもない。
そして魔力刃は そんなに刃先が鋭くは無い。

それ自体が武器となるアームドデバイスと違い
見た目はどうであれ インテリジェントデバイスであるルシフェリオンの
構造上の限界ともいえる。



「だからってルーシーに実刃をつけたってねぇ・・・」
「それも考えましたが 他の機能を損なってしまいます」
「それにデバイスを直接あてていくから 故障の原因になりかねないし」

エルも最初の5本は スピアモード(槍)の刃先の欠落だったからね。
今は全体的に外装強化されてるから大丈夫だけど。



「単純な破壊力じゃない 他のものを求めてみたら?」
「具体的には?」
「なんらかの付加効果とか 変換効果とか。
 魔力変換は適正にも左右されるだろうから大変だろうけど」
「なるほど それならいけそうですね ありがとうございます」



数日後 論理的な彼女がたどりついたのは
魔力刃を超速振動させて対象を壊す 魔力刃版振動破砕だった。
硬ければ硬いほど効果を増すこの付加効果は
ユーノのシールドでも ひとたまりもなかったという。


やわらかいものに対しては全く効果が期待できないことに気づき
後日再び我輩の元に相談にくるのだが・・・







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さらに数日経った ある日
今度はユーノが相談 というか協力を要請してきた。





「なのはの魔法に耐えうる結界が必要なので一緒に張ってくれないか」 という内容だった。

ああそうか SLBにプラスがつく日が今日なんですね・・・

え、一緒に?





「・・・マジで?」
「マジだよ。
 シールドは自身あるけど 結界に直撃したら持つか分からないんだ」

何枚張っても意味無いんじゃないかとか考えつつ
どうなるかなんて言えないし 他に断る理由がみつからなかったので
結局参加することになった。

確かあれって 初回は結界内で盛大に自爆するんだよなぁ。
確実に巻き込まれるよ これは・・・








そして いつも魔法練習している高台の公園。


我輩が封時結界と封鎖領域
ユーノが封時よりも強力な広域結界を展開
三重の体制が整えられる。


「で、何するの」
「ちょっとパワーアップを狙って スターライトブレイカーのシークエンスを変えてみたの」
「それ いつもの感覚で?」
「ううん なず姉ちゃんも一緒に考えてくれたよ」

あれ、二人がかり?
もしかして撒き沿い喰らわなくても大丈夫っぽいかも・・・





シークエンスとしては 原作と同じだった。
チャージタイムを大きく取った 破壊力マシマシ構想
目の前で桃色の魔力スフィアが 風船のように膨らんでいく。


「ちょ、どこまで膨らませる気」
「テンカウント終わるまで。
 それくらい溜めたら きっと凄いの」

そりゃ凄いでしょうよ 今にも爆発しそうだもの。
広域殲滅魔法じゃないんだから。

「ガツンと来るかもだから 気をつけてね」

どう気をつけろと?

  [カウント スリー トゥー ワン...]
「いっくよー スターライト・・・」















    その日 海鳴市某所で
            正体不明のきのこ雲が観測されたという。










「結界ブレイカーにしてどうするのよ」
「にゃははぁ しっぱいしっぱい・・・ ゆぅのくぅーん だいじょーぶぅ?」
「な、なんとか・・・」


またテレビでオカルト話が咲きそうだ・・・


















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  【SIDE FATE】
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   『・・・ということがあって 大変だったの』



昨日遅くに届いたDVD
そんな大変なことを 笑いながら話す画面の向こうのなのは。

少し前の はなびだっけ? あれも凄かったけど
今回のも想像できないくらい凄かったんだろう。
もう、あの魔法は受けたくないけれど・・・




「ん、なのはのビデオレターか?」
「うん よくわからないけど 大変だったんだって」
「まぁ あれはな・・・」

ちょうどそのとき クロノもなのはに用事があって
エイミィの部屋から見てたみたい。
何秒か 時間が凍りついたっていってたっけ。




「ちょうど見終わったところで良かった。
 次回の裁判の資料ができたところだ ちょっと来てくれるか?」
「裁判の?  分かった すぐ行く」

モニター類の電源を落とし 部屋から出て行く。
モニターの近くに飾った みんなの写真を見て 勇気を少しもらってから・・・







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 (あとがき)


というわけで実は DVDの内容でした。
無印からAsにかけてのお話ダイジェスト版、
もちろん最初の八神家の話はDVDには入ってません。
フェイトには花火が凄かった程度に伝わってます。



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