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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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説明回
今回開始時の時間軸はこのへんです 彼女に救いは無いのか?









海鳴に飛ばされたレヴィは市内を行く。
目的地は市内某所の高級マンション 通称『ハラオウン邸』
彼女が頼れる数少ない知人のひとつ。
執務官あたりには多少怪しまれるかもしれないが あそこには自分のオリジナルがいる。
多少無理でも匿ってくれるだろう という希望を持って・・・



到着するなり 希望は絶たれるのだが。







(レビ)「・・・うそぉ」



マンションは 新規建設工事中だった。
居ないのではなく まだ完成すらしてなかったのだ。



(レビ)「もしかしてここって 闇の欠片事件より昔なの?
    ここがダメだったら あとは・・・」



闇の書 もとい夜天の書が蒐集したデータと記録は
僅かながらマテリアルにも還元されている。
その僅かな記録と僅かしかない自分の頭を使って導き出した答え、



(レビ)「そうだ オリジナルの家とナノハの家は近いんだ」




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高町家の詳細な場所はレヴィは知らない。
が、ナノハの家族が喫茶店をやっているという記録があり
その喫茶店の名前を頼りに レヴィは再び歩き出した。




幸いにも 【喫茶翠屋】は最近名が売れ始めた有名店、
道行く街の人が教えてくれた場所には すぐにたどり着けた。

昼前の準備で忙しそうな店内が ガラス越しに見える。
このとき小中学校はまだ春休み中 店内に探し人『ナノハ』が見えた。



しかし 探し人が見つかったとはいえ
突撃して「ナノハーげんきー?」とか レヴィでも言えそうに無い。
ハラオウン邸ができてすらいなかったということは
目のまえの『ナノハ』は 魔導師として目覚めてすらいない可能性もある。
実際 彼女の魔力を感じ取れはすれど
同等であるはずのシュテルに比べ異様に小さい。



試しに念話を送ってみた。



(レビ)『ナノハー ・・・聞こえる?』


ガラスの先の少女は 何か聞こえたようにあたりを見回している。
が、返事は無い。  返事の仕方を知らないようだ。



ということは オリジナルとも出会ったことがないことになる。
自分のことは ”知らない女の子” と思われるだろう。
匿ってくれるどころの話ではない。



ガラスに映る がっかりした自分の顔を振り払い
レヴィは翠屋から離れた。

喫茶店の関係者の多くががその様子を見ていたことに
レヴィは気づかなかった。
高町家を甘く見てはいけない。



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    (あと)

現在のステージ設定は 1期ちょい前

なのはへの呼称はGoDを採用しました
なのセント(高町なにょは)はさすがに無いなぁと
雰囲気ブレイカーになりかねないし

蒐集と記録に関しては 闇の書の夢がモチーフ
少なくともフェイトの記憶からあの世界が作られてるので
このレヴィはフェイトの記憶のごく一部を引き継いでいます


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