迷子の蒼猫 １章-５

何事も "初めて" がありますが
改めて見ても初陣が派手な　なのはさん

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　　　【SIDE NANOHA】
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一緒に暮らすレヴィちゃんが
実は魔法使いだったって　今知ったなのはです・・・

レヴィちゃんはそのまま変なのに突撃していって　足止めしてくれてます。
すごい　相手の攻撃全部避けて　杖で殴ってる。
あれ、魔法使いさんの杖って　ああやって使うものだっけ？



それでそれで　フェレットさんによれば
わたしも魔法使いになれる”ししつ”っていうのがあるらしくて
お預かりした首飾りのおかげで　無事”きどう”ってのに成功したんだけど・・・


（？？）「すごい魔力だ・・・」
（なの）「あの　えっと　ありがとうでいいのかな。
　　　　でも　どうやって戦えばいいのかわからないんだけど」
[？？]「では　基礎から全て教えます　指示通りに・・・」


すごい　首飾りさん（杖さん）のいうとおりにしたら
空も飛べるし防御も攻撃もできる。
本当に魔法使いになったんだ　わたし。


[？？]「正確には【魔導師】です。
　　　　それと私は　レイジングハートという名前があります」
（なの）「そ、そうなんだ　レイジングハートだね　ごめんなさい。
　　　　早速なんだけど　レヴィちゃんの加勢にいきたいの　どうすればいいかな？」
[レイ]「加勢ではなく　アナタがトドメを刺してしまうのがよろしいかと。
　　　　それだけの資質がアナタにはあります　いかがでしょう」
（なの）「まだよく分からないけど　わたしにできるなら　それで」
[レイ]「オーライツ」


運動も勉強もダメダメなわたしに　できることなら　なんだってするの。




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　　　【SIDE LEVI】
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ナノハが魔導師として覚醒するのを
目のまえで見ることになるなんてね。
シュテルんがいたら　どれだけ高揚したかな・・・

ナノハが加勢してくれて　二対一になったかとおもったら
変なのが３つに分裂　またコッチが不利になっちゃった。
でも　どうやら向こうは逃げ腰みたい。
スピードがいちばんの自慢のボクが　逃がすとでも思った？


こういうとき　シュテルんや王様がいたら
ボクが前で押さえてるあいだに　シュテルんが遠距離から射砲撃で援護
王様がトドメをさしてくれるパターンでいつも勝利してた。
ナノハなら援護もトドメも刺せるはずだから　ボクはいつもどおりにしていればいい。
ほら　そういってる間に　ナノハは砲撃の準備を始めた。
ほんのついさっき魔法を始めて使ったのに　凄い才能だよね。
だからこそ　シュテルんも凄いんだけどさ。



（なの）「レヴィちゃん　せーので合わせて!!」
（レビ）「いいよ　ボクはいつでもいける」


せーの　に合わせて射線から退避。
直後　後ろから放たれる高出力砲撃。
スッゴーイ　ナノハ本当に今日始めて？
ボクは砲撃苦手なほうだけど　少なくともボクより威力高そう。
あれは喰らいたくないなぁ　避けるけどね　ボクは。


３方向に放たれた砲撃は　的確に変なのに当たって
変なのが次々消滅していく。
３匹目も　うめき声をあげて消滅した。
これで心置きなく寝れるね。



（？？）「一撃で封印した・・・」
（レビ）「ナノハ、魔導師デビューおめでとー　凄かったよ」
（なの）「あ、うん　ありがとう　これで良かったのかな」
（？？）「はい　これ以上ないくらい」



ナノハのデビュー戦は
完全勝利　ってことで　いいよね　うん。




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　　（あと）

おなじみの　ごめんなさーい　は今回ナシの方向で
劇場版レイジングハート講座の効果はんぱないよねぇ
即戦力だもの



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