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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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先月ご連絡の通り
今月から定期更新が「3倍数日」となります
今月5日の更新は予定していません



一般人組のお話
アリサの無茶振りは はやてとどっちが上?








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  【SIDEOUT】
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黒騎士(仮)無力化作戦が静かに始まった。


夜の海岸上を漂う闇レヴィは こちらが攻撃すると反撃し
何もしなければ移動を再開する
つまり手を出さなければ何もしないわけだが あくまで今は である。
目的は不明であるし 突然攻勢に出る可能性もある。

こちらには魔導師ですらない一般市民がいる。
彼女たちの安全を優先し 防御を固める盾部隊を編成
ユーノ・アルフ・ザフィーラを主軸に局員数名が動員された。



(クロ)「それじゃ僕も前線に出る。
    重ねて言うが 身の安全を最優先にしてくれ」
(アリ)「わかってるわよ 何もできないくらい」
(クロ)「何かあったらユーノが中心になって行動してくれ。
    君が1番状況判断に長けるだろうからな 頼んだ」
(ユノ)「了解 気をつけてね」




こうして執務官は前線へ。
それを見届けると・・・


(アリ)「さ、行くわよ」
(ユノ)「えぇっ どこに!?」
(アリ)「当然 もっとなのはたちが見えるところよ。
    手は出せなくても応援くらいはできるでしょ」
(アル)「いやぁそれだと流れ弾とか
    最悪直撃も来るかもしれないんだよ ダメダメ!!」
(すず)「そうだよ 私はともかくアリサちゃん危険だよ」
(アリ)「いい、人間ってのはまず行動することから始めるのよ。
    できないと決め付けちゃなにも始まらないわ」



どうやら最初からその気で機会を伺ってたようである。
大事な親友が最前線で戦っていることもあるが
同じく一般人ながら臨時局員扱いで 前線に近い場所にいるアリシアの存在も
負けず嫌いのアリサにとって気に触れるものがあるのだろう。




異を唱えたのは 盾の守護獣。

(ザフ)「俺は管理局なんぞ構わぬし 指示に従う気も無い。
    俺が従うのは我らが主の命。
    その命により、今はユーノの指示に従っている。
    主はお前たちを巻き込み 危険に晒したことを悔やんでおられる。
    ゆえに 俺としても安心できる場所にいてもらいたい」
(アリ)「それでも行かなきゃいけないのよ 友達のピンチなの」
(すず)「友達・・・  そうだよね。 アリサちゃん、私も行くよ」
(ザフ)「主の為なら 俺はお前たちを力づくでも止めねばならん。
    主の友人に対して あまりそうしたくはない」

(アル)「安全性でいえば あたしも旦那に賛成だね。
    だけどそれをおしてでも行きたい
    いや、行かなきゃいけない。  だろ?」
(アリ)「そうよ それが親友ってもんなの」
(すず)「ザフィーラさんも『守護獣』なんでしょ 護ってくれるよね」
(ザフ)「だがしかし・・・  うーむ」




それぞれの意見が対立する。
行動強行派と安全静観派は同数 多数決では決まらない。
この場を収められる人物はひとり。




(ザフ)「お前に任せる」
(ユノ)「えぇっ 僕に投げるの!?」


(ザフ)「さっきも言ったが 主にはお前の指示に従うように命ぜられている。
    執務官も認める指揮判断力 お手並み拝見といこう。
    無論 俺の全力を持って指示に従う」
(アル)「ジュエルシードの一件でアンタは信じられるって確信してるからさ。
    あたしもフェイトの代理としてユーノに従うよ」
(すず)「ユーノ君なら どうするべきか分かってるよね。
    なのはちゃん、レヴィちゃんが待ってるんだよ」
(アリ)「さ、早く決めなさい」


なんと全員一致で "ユーノに丸投げ" した。
彼も頼りきられたものである。




(ユノ)「分かりました 僕らだけでなんとかできる距離までいきましょう。
    それ以上は、僕らだけで対処できない所はダメ
    他の局員も手いっぱいのはずですから。
    それと状況によってはボーダーラインを下げます。
    最低限それだけは従ってください」
(アリ)「オッケーそのへんは専門家に任せるわ。
    で、どこまでならいいわけ?」
(ユノ)「最接近できて 管理局員がいるところまで。
    それでいて戦局が変わったらすぐ後退できるところ。
    とりあえず 臨海公園で様子を見よう。
    アルフはすずかを ザフィーラさんはアリサを特に保護して」
(アル)「なるほど ユーノは全員を広域的に防御できるからね 了解したよ」
(ザフ)「先に断っておくが万が一の際は
    脱出のために身を抱えさせて貰うぞ」
(アリ)「・・・ま、いいわ アンタなら変なことはしないでしょ」
(すず)「よろしくおねがいします」



きっと執務官に睨まれるだろうと
なのはから小数時間は覚悟しようと 半ば諦めながら
その指示は的確に 5人は "できるだけ安全な" 前線へ向かった。




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  (あと)

この5人の組み合わせも過去作でやってますが
今回大きく違うのが『ザッフィーが主の命重視』なこと
何事も主優先 命で仕方なく来てる 馴れ合いしない
クールで冷徹なマッチョ兄さん



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