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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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謎の女性の正体暴露回と
なのはさんに知的に負けるシュテゆ









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  【SIDE LEVI】
  【In LEVI】
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そのヒトと初めて会ったのは夏の終わり
あの時も こんな真っ暗な空間だった。
『関わらないでくれ』と 警告されてたんだっけ そういえば。
もう戻れないところまで関わっちゃったけどさ。



真っ暗なのに ボクと女性だけははっきり見える不思議な空間で
女性は 決定したことを淡々と話してくれた。
ボク自身いろいろ予想してたけれど それはボクの予想を超えていた。




(女性)「君は管制人格には会ったことがあるだろう。
    あぁ、君たちのいう【向こう】でも構わない。
    彼女と私 比べてどう思う?」


あのヒトと?
うーん・・・



(レビ)「すごく、似てると思うな。
    似てるというか そのものかな」


髪色が黒で 目が赤い以外は双子みたいにそっくりなんだ。
着てるものは騎士さんたちと最初に会ったときのものに似てるかな。

外の様子はモニターのような枠に テレビをみるように映し出せる。
今 外で戦ってるハヤテと一緒にいる。
ちっちゃい『リインフォース』 、と王さま(おいまて我はオマケか!? by王)
【向こう】で会った『クロハネ』
目の前の『女性』
服装は違うけど いわれてみれば みんなほぼ同じ。


なして?





(女性)「元が同じなのだ。
    彼女は『主を護る存在』として生み出された
    一方の私は『魔導書本体を護る存在』
    共に 何代めかの書の主が考案し 実装された」


書本体を護る・・・  本体?




!?



防御プログラム!!




(女性)「だったもの だな。
    今は違う 君が君であるのと同じ 私は私
    【私】は自我を持ち【闇】とは別の存在となってしまった者。
    そうだな 『ナハトヴァール』と私は呼ばれていたな その名で構わない」





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  【SIDE NANOHA】
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一発目じゃ威力が足りなかったみたいなの。
だから次は もっと強力にしてあてようって
レイジングハートも めいっぱいチャージしてもらってるの。
わたしがコントロール失敗したら暴発して壊れちゃうよね 集中集中・・・



(シゆ)「重い一撃が駄目なら さらに重い一撃ですか。
    単純です 実に単純です。
    が、非常にわかりやすい」
(なの)「わたしはフェイトちゃんやレヴィちゃんみたいに
    いっぱい攻撃あてて ってできないから。
    想いをこめたイッパツをあてるのが わたしの流儀」
(シゆ)「私のオリジナルもそんな思考なんでしょうか・・・
    【理】として 実にらしくない。 戦いはブレインです」



それは本人に会ったことないからわからないけど
それじゃシュテゆちゃんが考える『ぶれいんな戦い』って
この場合はどうするのかな?


(シゆ)「そうですね 相手が不順であれ機動型ですから
    まず動きを止める 今回は鉄槌が実行してくれてますので考えません。
    対1でも相手に解けないバインド程度で十分でしょう。
    そして弱点である薄い装甲を狙って強力な一撃を・・・ おや?」
(なの)「それ 結局やってる事は同じだよね」
(シゆ)「そのようですね 私の負けです。
    では敗者から勝者に【理のマテリアル】として最大限の支援を授けましょう」



わたしの頭の上にいたシュテゆちゃん。
本物のネコみたいに くるりと首にまわって なんかあったかいんだけど・・・

次の瞬間 さすがにちょっと重いかなって思ってた演算がとつぜん軽く!!



(なの)「なにこれ どういうこと!?」
(シゆ)「これも単純なことです 演算の伝達回路が太ければ太いほど
    また多ければ多いほど一度に処理できる量が増える それだけです。
    今 私は躯体をあなたの伝達回路として並列処理してます。
    形状こそ変えてませんが やってることはチヴィと同じです。
    躯体維持処理を変えただけなので 射角調整もそのままできますし」
(なの)「ふぇぇ よくわかんないよ」
(シゆ)「一言で言えば 1本より3本ということです」
(なの)「なるほど さっすがシュテゆちゃん」


やっぱ ネコの姿でもプログラムからできてるんだなぁ。
デバイスみたい 1+1を10にも100にもできる。


(シゆ)「そもそも私達も 最初は当時最新導機の制御のために創られて・・・
    いえ その話は全て終わってからにしましょう。
    どうやらチャージもそろそろ臨界のようですし」
[レイ]「いいえ まだまだいけます」
(シゆ)「デバイスがやせ我慢するとは 技術進歩ですね。
    度が過ぎれば重大な過失になりますよ 貴方も ナノハもね」
(なの)「にゃはは・・・ 肝に命じとくの」


これがただの苦いシャレじゃなく『警告』で
数年後に現実として わたしに降りかかるなんて思っても見なかった。



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  (あと)


【闇】≠【ナハト】
蒼猫編2期のキモ かつ大前提のif
同じ存在だといつから錯覚していたのか?


会話が某魔法使いチームみたい(仕様)
シュテゆさんの最後のセリフも前回同様
物語に影響するものじゃありません 皆さんのご想像にお任せ
マテリアルの原点って こういうifもアリじゃないかなぁって
ついでに蒼猫編が2期までの行程なので
空白期間になる なのはさん撃墜事件もやりません


この会話中ずっとチャージしてたんですから
ブラスター2くらい圧縮してんじゃないでしょうか
レイハさん不屈とはいえ やせ我慢しすぎです




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